【神業】ジョコビッチのフットワークから学んだ3つのすごいところと3つのトレーニング方法

全豪オープン2019の試合を見ましたが、ジョコビッチが圧倒的強さで優勝しました。

2018年の後半で復活したな~って感じでしたが、ツアーファイナルズで負けてしまったことで、なにかまだ足りないような気がしていました。

しかし、2019年の全豪オープンを見て、完全復活したと確証がもてましたね(笑)

そんなジョコビッチのフットワークから学べる、足の使い方について説明をしていきます。

目次

ジョコビッチはだいたい2~3歩で届いている

ジョコビッチの試合を見ていて思ったことは、だいたいが2~3歩で届いていること。

私が同じようなボールを打たれたとしたら6歩くらいはかかると想定。

もちろん足が長いこともありますが、ポジショニングの上手さとフットワークの素早さがずば抜けてすごいように感じました。

ポジショニングは慣れれば誰でもできそうな感じはするけれど、フットワークはかなり難しそうですね。

なにかの試合解説では、「ジョコビッチとフェデラーのフットワークは真似することができない、もし真似ができるとしたらケガをする恐れがある」というようなことを言っていました。

ほかのプロでも難しいとのことなので、一般のプレーヤーに真似することは現実味がないですね。

しかし、それはプロの世界であって、半分ほど真似ができるようなら一般の試合では十分通用するんじゃないかとめちゃくちゃ考察しました。

フットワークのすごいところ

1.サイドステップが速すぎる

サイドステップが速すぎるところは、テニス界でNO.1だと思います。

基本的にはサイドステップを1~2回反復鉾飛びのようにしていればボールに追いついているので、サイドラインまでならこれだけでまかなえてしまっているのが現状です。

ジョコビッチの足の速さだけに注目してみると、そこまで速いわけではありません。

単純に足が速いという選手はたくさんいる中で、ジョコビッチだけがどんなボールにも追いつくことができているのを見ると、走り出し=サイドステップに秘密がある、というのに行きつきますよね。

2.飛び跳ねているような動かし方

サイドステップが速い理由としては、飛び跳ねてステップを踏んでいるように見えます。

飛び跳ねてるのを見たいなら、注目すべきはリターンの時ですね。

200キロのサーブで逆を突かれていながら、飛びついて返球しているではありませんか。

200キロというと、相手が打つ前に動き出さないと間に合わないと言われているのですが、逆を突かれている時点で終了かと思いきや返球してくる。

これやばいですよね。。

なんで飛び跳ねるようなステップが可能になっているかというと、ポイントは股関節にあると予想されます。

股関節を絞った時って、なにか爆発的な力が生まれますよね。

フォアハンドで言うなら、グッとためを作った時なんかは強力なショットが打てます。

ジョコビッチの場合には、股関節が柔らかすぎるため、貯めを作ろうとしなくても一瞬で股関節を入れられるんですね。

たしかに力が入って筋肉が固くなればなるほど、股関節が入らなくなります。

トレーニングでいえば、スクワットやデッドリフトをやると、この現象はわかりやすいと思います。

まず男子プロテニスで関節が柔らかいのってジョコビッチくらいしか知らないですよね。

股関節が柔らかければ、溜めを作らなくてもジャンプすることができるので、飛び跳ねているようなステップの秘密は股関節の柔らかさだということがわかりました。

3.サイドステップの終了と同時にテイクバックも終了

どれだけ激しいストローク戦になろうともジョコビッチは、振り遅れることはありません。

決してテイクバックが小さいという選手ではないんですけどね。

大きく振り回されれば体勢を崩してしまいますが、ほとんどは余裕で追いつくことができているのがジョコビッチの強さです。

ボールを打った後って、次に備えるためにポジションにつくじゃないですか。ついたときにはテイクバックが完了しているように見えます。

ちょっと表現が難しいですが、ボールに向かって走り出すときには、体が回転してテイクバックを終えて、あとは打点に合わせてラケットの高さを調節している感じ。

フットワークの支点から少しずれてしまいますが、ジョコビッチがボールに追いつく能力が優れているのは、これも関係していると予想しています。

実際になにがすごいかを完全に見極めることができる人がいたら、すでにフットワークだけはプロの領域にあるので、細かい情報が難しいんですよね。

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ジョコビッチに近づくために必要なトレーニング

ジョコビッチのフットワークのどんなところがすごいかわかっていただけたところで、どうせなら少しくらいは自分のものにしたいですよね。

そこで、無数にあるトレーニングの中から、特別に重視したいトレーニングを3つ選びました。

まあこれをやったからってジョコビッチのフットワークが手に入るかといったら???なんですけど、近いものにはなると思います。

1.ゴムチューブを使って足腰を強化

ゴムチューブは柔軟性のある筋肉を作るためには必須のアイテム。

↓のようなエクササイズバンドを見たことはありますか?

これを両太ももで引っ張りながら、足を肩幅よりも大きく広げて前後左右に歩くというトレーニング。

一見、よくわからないし、見られたら恥ずかしいトレーニングのように感じると思います。

しかし、これがすごくいいトレーニングで、やってみるとわかりますが、お尻から足にかけてすごく鍛えられます。

あるっている最中につる感じがあるんですよね。ってことはまだまだトレーニング不足ということ。

ゴムチューブでのトレーニングは負荷が小さいから毛だをしないというのが最大のメリットですが、負荷が小さいからこそそれに耐えられなければ筋肉が鍛えられてないという証明になります。

歩くだけでかなりのトレーニングになるので、騙されたと思ってやってみてください。

2.反復横跳びを高速でやる

反復横跳びはやっていますか?

たぶん多くの方が、学生時代にやったきりトレーニングとしてやっていないと思います。

反復横跳びはとてもいいトレーニングです。

メリットとしては、

  • 姿勢を低くしていないと止まれない
  • 戻れる筋肉がつく
  • 素早いフットワークの助けとなる

このようなトレーニング効果に期待できます。

目安はチョークで書いてもなんでもいいです。身長が高い人は駐車場のラインでやったりとか(笑)

瞬発的な筋肉がつくので、このトレーニングもやりましょう。

3.股関節を柔らかくする

最後は股関節のストレッチ。

ストレッチも重要なトレーニングの1つなので、甘く見てはいけません。

ジョコビッチの真骨頂である股関節の柔らかさは、最初にも説明しましたとおり、出だしの素早さに関係しています。

いくら足が速くても瞬発力とは全くの別物です。テニスは5m走ですからね。どっち方向に走るかわからないし。

股関節を柔らかくする方法は、とにかくストレッチをして、股関節をほぐしてください。

しこふみとかは結構よくて、股関節が入りやすくなります。

お風呂から出た後など、体が十分にほぐれているタイミングでやれば効果は絶大!

とは言いつつも、関節を柔らかくするには時間がかかります。

毎日コツコツやることが重要なので、まずお風呂から出た後に5分は股関節を回しましょう。

柔軟な股関節がジョコビッチへの近道

ジョコビッチのフットワークを習得するためには何が大事かと言いますと、1番は股関節の柔らかさなんじゃないかと思います。

どれも必要なことなのですが、ほかの選手と比べても優れているのが柔軟性ですよね。

その柔軟性は短い期間では手に入れることはできません。

早い人で数ヶ月、遅い人で1年以上かかると思うので、これ読み終わったらすぐに股関節のストレッチをしていただきたい!

周りを見てもわかるように、筋肉がある人は少数いても、股関節が特別に柔らかいという人なかなかいません。

ですので、今からでも股関節のトレーニングをして、フットワークに差をつけましょう。

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ぼぶ
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こんにちは、ぼぶです。
テニス歴は13年です。
年間300本のガットを張っています。
最高成績は学生の頃、関東大会本戦選手に勝ったことです。市民大会ではオープンクラス優勝経験あり。
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