【フォアハンド】プロネーションのコツはテイクバックが重要

フォアハンドでスピンをかけるために、プロネーションを覚えたいと思いませんか?

ここではフォアハンドのプロネーションを自然とやるための方法を説明しています。

自然に強烈なスピンをかけたい方は読んでいただけると幸いです。

目次

テニスのプロネーションとは?

まずテニスにおけるプロネーションというのは、前腕の内旋動作です。

握手の状態から、親指が内側に行くように腕をひねっていくのがプロネーションになります。

日常生活では、ドアノブを回す、団扇を仰ぐ、といった動作がテニスではプロネーションと言われていて、ショットを打つ際の動きとしてよく用いられます。

プロネーションはテイクバックで決まる

プロネーションのことばかりに意識がいってしまってませんか?

実はプロネーションはテイクバックの時にやることをやっていれば、勝手にプロネーションの動きになります。

これはテニスの動きというよりは、体の構造的に理解した方がわかりやすいかもしれませんね。

プロネーションだけじゃなくて、すべての動きには準備があって、それが重要な役割をするということです。

とくにテニスではその傾向が強くて、プロネーションもその代表例です。

スピンをかけられないという方も、テイクバックに目を向ければ自然とかかるようになるでしょう。

スピンをかけるテイクバックのコツ

スピンをかけるためのテイクバックには2つのコツがあります。

自分のフォームと比較して、取り入れてみてください。

1.ラケットヘッドがひじよりも内側に位置する

テイクバックするときに、「ラケットヘッドを立たせる」とかいろんな方法があります。

ラケットヘッドを立てるテイクバックを例にとると、ラケットヘッドの位置は体から見てひじの上にあると思います。

この状態はニュートラルでどんなボールも打つことができる形です。

ラケットヘッドがひじより内側というのは、まさにこれです↓


引用:tennis


引用:ロジャー・サトーの硬式テニス部 – Jugem

ラケットヘッドはひじよりも体の方にありますよね。

男子プロテニスではほとんどの選手がこの形になっています。

女子の代表として大阪なおみを見てみましょう。


引用:YouTube

ラケットヘッドが体の方にはないですよね。

女子のほとんどは体よりではなくて外にラケットヘッドがあります。

女子の場合にはパワー不足を解消するために、この形にしているということも1つの理由ですね。

ラケットヘッドがひじよりも体の方にあると、自然にスイングする中でヘッドが動いてくれるため、スピンをかけたい場合にはこのテイクバックがおすすめです。

2.ひじ先行で動かしていく

もう1つは、ひじ先行でテイクバックしていくことが重要になります。

ラケットヘッドを鋭く走らせるためには、ある程度スイングの大きさが必要です。

それと多少脇を開けるためにも、ひじ先行で引いた方がやりやすいんですよね。

ひじ先行でテイクバックすると、スイングを始めた時にもひじを支点に腕がしなります。

ためしに手首を意識した状態とひじを意識した状態で試してみてください。

圧倒的にひじ意識でテイクバックしたほうが、ラケットヘッドが軽くスムーズに動いてくれます。

これも一種の感覚ではありますが、ひじ意識でやるとテイクバックの大きさを調整することもできるので、相手のボールに合わせたテイクバックがしやすいです。

プロネーションは脱力しないと失敗する

プロネーションの動きは前腕の動きなのですが、筋肉が動きやすくするためには力みは邪魔になります。

手首をぶらぶら~と回したり、回転させるとわかると思いますが、力を入れてるときと入れてない時ではスピードが違いますよね。

このスピードがとても重要で、スイングスピードを上げるカギになります。

ボールとガットが振れてる時間てほんとに一瞬で、その瞬間にどれだけのスピードでパワーを伝えることができるか、でほとんどボールの質が決まります。

脱力しないとスピードはおろかプロネーションもぎこちなくなってしまうため、グリップは握らずにスイングしていきましょう。

面がブレるのは気にしなくてOK

グリップを握らないでスイングするとラケット面のブレが気になる人っていますよね。

これ脱力スイングの初期では絶対起こる現象です。

脱力していると筋肉で固定されないから、ボールは思っている方向に飛んでくれない場面は多くなります。

でも最初はこれでOKです。

ボールのコントロールは打ってこそ身につくものなので、まずは脱力してボールを飛ばせることを体に覚えさせましょう。

ボールの飛び・スピード・伸び、すべてにおいてパワーアップすることがわかると思います。

そうするとその中でボールをどうしたらコントロールできるか、ということに体は反応していきます。

ここまで来たらあとはひたすら調整するだけです。

脱力できない場合は、【脱力スイングができない3つの理由】できないのにチャレンジしてしまう問題。を参考にしてください。

時間かかるから覚悟しましょう

プロネーションを取り入れたスイングで安定させるためには時間がかかります。

ラケットヘッドが大きく動いていくため、インパクトでは不安定になるんですよね。

この感覚は頭で理解してもできるものではなく、ボールを打った回数で体が認識していきます。

面がまっすぐになるのは一瞬なので、タイミングがものすごく重要になります。

タイミングを合わせるのは難しいですが、テイクバックを工夫するだけでプロネーションの難易度は一気に下がるんですよね。

ポイントを2つ紹介しましたが、とにかく回数打つことが大事なので、練習の半分の時間は費やしましょう。

プロネーションはスイングに意識がいきがちですが、テイクバックから意識してみてください。

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ぼぶ
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テニス歴は13年です。
年間300本のガットを張っています。
最高成績は学生の頃、関東大会本戦選手に勝ったことです。市民大会ではオープンクラス優勝経験あり。
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