フラットサーブでスピンって何?打ち方とメリットを紹介

フラットサーブでスピンって聞いたことがありますか?

一般のプレーヤーで目にすることはあまりないと思いますが、プロのサーブがまさにスピンのかかったフラットサーブです。

今回は、フラットサーブでスピンという、矛盾について説明したいと思います。

目次

フラットサーブは1種類だけじゃない!?

フラットサーブは無回転で速いサーブというイメージも持たれるかと思いますが、フラットサーブにも種類があります。

  • なんの回転もかかっていないフラットサーブ
  • 少しスライスをかけたフラットサーブ
  • 自然なスピンをかけたフラットサーブ

主にこの3種類です。

サーブは高いところから打つショットなので、上から下に振り下ろすように打っている人が多いです。

フラットサーブではその傾向が強く、叩きつけているので、そこそこ速いサーブは打てますが、一定以上に速くすることは難しいでしょう。

ほかに確率などを考えると叩きつけるように打っていては入りづらくなります。

プロはフラットサーブに回転かけています。

なぜだかわかりますか?

プロのサービスキープ率が高い理由も同じで、回転をかけることで確率を上げることができるからです。

プロの世界では、あれだけ変化の強い2ndサーブでも、たたかれてしまいます。

そのため、フラットサーブを打つ時にも回転をかけて、威力と確率の両立をしているわけなんですね。

一般の試合でもそうです。

プロほどの2ndサーブが打てれば、1stサーブが入らなくてもいいですが、やっぱり1stに比べて弱くなる2ndはたたかれてしまいます。

あなたも1stサーブの時の方が、ポイントが取れていることを何度も経験しているはず。

それだけ大切だから、プロはフラットサーブに回転をかけているんですね。

スピンをかけるとボールが伸びる

フラットサーブにスピンをかけることのメリットは確率だけではありません。

スピンがかかっているボールは、伸びが段違いです。

例えるなら、同じスピードのロブでも無回転なのと、スピンがかかっているのでは、バウンド後の勢いが違いますよね。

何でもそうですが、バウンド後には失速してしまいます。

バウンド後に残っている割合を計算してみましょう。

スピンが50%、フラットが30%だとします。

どちらも同じ100の威力だとしたら、

スピンが100×50%=50

フラットが100×30%=30

スピンの方がバウンド後に球威が残っているのがわかります。

威力が150だとしても、

150×30=45

威力が上がったとしても、スピンの方がバウンド後に球威が残っているんですね。

このように、スピンをかけることで、

伸び=威力

に繋がるということなんです。

威力を出すには回転が重要なので、スピードとスピンのバランスが大切なんですね。

スピンは確率だけでなく、威力にも大切な要素ということがわかりました。

さて、どのようにしたらフラットサーブに縦回転のスピンをかけられるのでしょうか。

>>スピンサーブの回転量をアップさせるためのポイントを詳しく解説!

フラットサーブでスピンをかける方法

スイングはフラットを打つ時と同じで、大切なのは足を使うこと。

より大きなパワーをボールにぶつけていくには、体の中でも特に大きな力の出る脚や体幹を使ったスイングをすることが大切です。

ポイントとして、地面を蹴り上げた力をそのままボールに伝えるためには、体を持ち上げながら打つことが必要になります。

よく見かけるのは、ジャンプして最高到達点から下がってきた時にインパクトするしているケース。

この方が上からのパワーがあるので力が出せると思いますが、地面を蹴った力がなくなってしまいます。

地面を蹴った力を最大限使うには、ジャンプの頂点を迎える前にインパクトすることがパワーを出していくのと、確率を上げていくために必要になってきます。

私は身長が低いので、フラットサーブを打っても確率が悪くなってしまうんですね。

その結果、スライスしか打たなかったりした時期もありました。

それがいいこともありました。

身長の低い人が打つスライスはもともと打点が低いのでバウンドが低く、レシーブが難しくなったり、スライスしか練習しないので、コントロールや回転量が安定したりというメリットがありました。

しかし、相手が上級者になるにつれ、低く打点でも簡単に返してきたり、いろいろできないと、頭をつかわせることができなかったりします。

もちろんスライスサーブだけで勝てる人もいますが、いろいろできる技術はもっていて損はないでしょう。

そのため私がフラットサーブを打つ時、打ち上げるように打たないと確率を維持できないため、必ずと言っていいほど、サボれない動作になります。

私のように、身長を言い訳にしたいわけではなくても、悩んでる人がいると思います。

そんな人こそぜひチャレンジしてほしいです。

また身長が高くても、やってなかった人は今よりパワーがでて、確率が上がると思います。

>>サーブでスピンがかからない原因と対策はこちら

まとめ

フラットサーブでスピンをかけるメリットは、

  • 確率
  • 威力

どちらも重要視したい項目ですよね。

プロがやっているのだから、一般のプレーヤーはやったほうがいいでしょう。

2m近くあるプロもやっているため、これはどんな人でも共通して言えると思うので、試してみてはいかがでしょうか。

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ぼぶ
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