みなさんテニスをしていて「ガットを硬く張りすぎたかな?緩すぎたかな?」なんて思ったことはありませんか?
私はテニスをするたびに毎回このことで悩まされています。
そのため、変える時には前と違うテンションにしてみたり、気分転換で違うガットにしてみたり試行錯誤しています。
ガットの張りの強さについてお話ししていきたいと思います。
ガットはテンションは自分の感覚しだい
結論から言ってしまうと、人間は毎日同じコンディションではいられないことや、打つ相手や打つショットが違うので、いつも同じようにとはいかないのです。
これは初心者でも上級者でも同じことが言えます。だから、迷ってしまうのですね。
私は今までに結構な量のガットを試してきました。
強い時には57P、弱い時には40P
その時によって、やりたいプレーが違ったからです。今思うとすごい変わりようであまりよくないと思います。
ボレーを重視したいときは緩く、強くストロークしていきたいときは硬く張っていました。
緩く張るメリット
- ボールが簡単に飛ぶ
- ボレーなどの感覚がよくなる
- 体への負担が少ない
- ガットが切れにくい
硬く張るメリット
- コントロールがしやすい
- ボールが飛びにくい
- 衝撃が強く体に負担がかかる
- ガットが切れやすい
といった、メリットがあります。
このようにボレーが得意な人は緩めに、ストロークで攻めていきたい人は硬めに、がおすすめです。
まだどっちとか決まってないよ!という人は、ラケットに記載されている推奨テンションの範囲内がいいと思います。
それを基準にテンションを上げたり下げたりしていったらいいと思います。
強く張る人でも、推奨テンションをオーバーしてしまわないように気をつけましょう。
推奨テンションよりも弱く張るにはまったく問題ありませんが、40Pからいまでにしておきましょう。
柔らかすぎると、逆に飛ばなくなってしまい、パワーロスになります。
私が40Pまで下げた時はケガが原因でした。少しでも負担を減らそうと思ったのが理由です。
>>自分に合ったガットのテンションを知ってる?探し方を解説!
気温が下がる冬場の張り方
寒い時期には、体が固くなるし、ボールも固くなるしで、飛びが悪くなってしまいます。
ガットも化学繊維なので硬くなり、体にとって、負担が増えます。そうなると、寒い時期にはケガをしやすいので、よりリスクが高まることになってしまいますね。
冬に体の負担を減らす方法
テンションを下げる
まずはテンションを下げて、ボールが飛ぶようにしましょう。感覚が少し変わると思いますが、ケガの防止が大前提です。
私の経験だと2p変えると、感覚的に違うことがわかります。いつも冬場は3p下げて張りますが、5pとか下げる人もいます。
いきなり変えすぎるのは感覚が混乱してよくないので、まずは2pから始めてみましょう。
ゲージを細くする
今まで使っていたゲージよりも、細いゲージで張ってみましょう。
少し切れやすくなりますが、打球感は柔らかくなるので、体への負担を抑えられます。
まとめ
結局のところ、テンションは人それぞれで違うし、プレースタイルでも変わります。
ですので、自分の感覚を大切にして、素直に思った通りに張りましょう。
少しでも手首が痛いな、肘が痛いな、とか体に影響がある時には、緩く張ることで痛みが軽減できるのでおすすめですよ。
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