「あなたはテニスを始めてから、どんどんテンションを強くしていませんか?」
また、「55ポンド以上で張ってませんか?」
上記にあてはまる人に、目を通してほしい記事になっています。
テンションが強くなっていく人の共通点は、筋力に問題があります。
筋力がついてくるとスイングスピードが速くなりますから、当然ボールの飛距離も伸びますよね。
しかしながら、実際にはテンションの強さと筋力は関係ありません。
その理由について説明していきます。
筋力がついたからって原則テンションは変えない
まずはじめに言いたいのが、筋力があってもなくても、テンションの強さは変わらないということ。
テンションの強さは、強すぎてもダメだし弱すぎてもダメなので、一応推奨テンションというのが定められています。
しかし、1番大事なのは感覚。
推奨テンションの上限は気にした方がいいですが、あとは自分の感覚で選ぶことが大切です。
もしあなたが気にいって選んでいるテンションだとして、ボールが飛びすぎるからテンションを上げたら、感覚が変わってしまうでしょう。
そのため、同じ感覚で打つためには、テンションを変えずに、1番使いやすいと思う強さにしたらいいです。
テンションが上がってしまう人は、負の連鎖にハマっている
ここで疑問に思う人も多いのですが、筋力に関係なしなら、なぜボールが飛びすぎるの?ってこと。
誰でも経験したことがある現象だと思いますが、不思議ですよね。
でもこれには理由があるんですよ。
筋力がつけばつくほど、無意識に腕に力が入ってしまうので、ボールが飛びすぎてしまうんですね。
ボールが飛びすぎるからテンションを上げる
↓
テンションが上がったから、さらに手打ちになる
↓
手打ちになるからスピンがかからなくて飛びすぎる
↓
またガットのテンションが上がる
このサイクルが成り立ってしまうのです。
負の連鎖から抜け出すためには、ボールの飛びというよりは、常に感覚に意識を向けること。
逆に飛びすぎる時には、手打ちになっている証拠です。
飛びと感覚をチェックして、手打ちになってないか、スピンはかかっているか、今の状況に意識を向けましょう。
まとめ
テンションの強さと筋力についての説明しました。
心当たりがある人も多いんじゃないでしょうか?
基本的には自分に影響があることが多いので、筋力がついたからってテンションを上げすぎないように、負の連鎖にだけはハマらないように気をつけてください。
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