「手打ちの人って近くにどれくらいいると思いますか?」
私の周りは7割の人が手打ちです。
そりゃあテニスをしてない人から見れば、多少なりとも体の反動を使って打つことができていますが、フェデラーのような完璧なフォームを100%だとしたら、20〜30%だと思います。いわゆる手打ちですね。
手打ちの人はケガが多い印象です。
なんで手打ちの人にケガが多いのか、簡単にまとめました。
手打ちは衝撃をもろに受ける
ケガはスポーツにつきもので、テニスの場合には利き手側の手首やひじを痛めやすい。
さらに言えば、手打ちの人に多い傾向にある。これは私が今までテニスをしてきて、100人以上を見てきたので信用度高めです!
あなたはケガが頻繁に起きていませんか?
なぜ手打ちだとケガをする確率が多いのか、それは衝撃が関節に直接ダメージとなっているから。
極端な例として、細いロープと細い木の棒で比べてみましょう。
思いきり壁に叩きつけたら、折れるのはどっちだと思いますか?
もちろん木の棒ですよね。
固いものほど衝撃を受けやすくなるからで、腕に力が入ってると筋肉が固まり、衝撃をもろに受けてしまうんです。
ロープのように柔らかく保っていれば衝撃は分散し、吸収するというか、うまく逃げてくれるので、ダメージが最小限ですみます。
しかも柔らかく保ってれば、しなりが大きなエネルギーを生み出すので、効率も良くなるんですけどね。
ちなみに私は、手首を痛めることが多く、ひどい時には握りすぎで指5本とも靭帯損傷しました。ラケットが握れない・・・あほですね。
もちろん今は、手打ちではなくなってるので、衝撃によるケガはここ数年していません。
手打ちをやめるにはどうしたらいいの?
力が入ってしまう原因は手打ちだけでなく、振り遅れが原因だったり、足が動いていなかったり、他の要因からなる場合もあります。
もしかしたらラケットやガットが原因で手打ちになっているのかもしれません。
こればっかりは実際に見てみないことにはわかりませんので、コーチの方や周りにいるうまい人と何気ない会話の中から聞いてみるといいですね。
あとは単純に強く打とうとしているどけってこともあります。
手打ちでも脱力していても、強く打つことは可能ですから。
体の回転だけで打てるようになったら、何も言うことないくらい良いフォームで打ててると言えるでしょう。
回転スイングの打ち方については「軸を使った打ち方でストローク力アップ!軸の作り方を細かく解説」を参考にしてください。
まとめ
手打ちはいいショットになりづらいだけでなく、ケガのリスクも高いこと。つまり効率が悪い!
ケガが多くてまともにテニスできる期間が短いなら、脱手打ちを目指すことを考えましょう。
こちらの記事もどうぞ⇒【脱力スイングができない3つの理由】できないのにチャレンジしてしまう問題。
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