テニスをやっていれば誰しもが1度はテニスひじを経験しますよね。
テニスひじのほとんどはフォアハンドが原因です。
ひじが痛い人・フォアハンドの打つ割合が多い人向けの記事になっています。
テニスひじだと思ったら「フォアハンドをフォーム見直せ!」
なぜフォアハンドを見直さないといけないのかというと、使用頻度が高めのショットになるからです。
単純な話なんですよね。
より多く使うものが消耗しやすいのは普通ですから、テニスひじだと思ったらフォアハンドを疑いましょう。
手首の使い過ぎが1番怪しい
手首を使ったようなフォームだとひじを痛める危険性があります。
その場で手首をいろんな方向に曲げてみてください。
ひじ付近の前腕部が動きますよね。
ひじを使わなかったとしても手首を動かすことで筋肉がつながっているから、ひじにも影響が出てしまうんです。
ただでさえ腕にはボールの衝撃がダイレクトに伝わってくるため、筋肉や関節へのダメージが大きいのに、自分から使ったらダメージはさらに蓄積しますよね。
まずはそういったフォームの無駄から省いていくことをおすすめします。
打点が遅れていると可能性は高まる
ボールに対して振り遅れてしまうと、力の入らないところで打つことになりますよね。
それが結局痛める原因になってきます。
重い荷物を持つ時に力の入らない姿勢だと、ぎっくり腰なんかになったりしますよね。それと同じことが起こります。
打点が遅れる原因にはいろいろありますが、相手のボールが伸びてきたり、スピンがかかっていると振り遅れますよね。
とくに初心者やソフトテニス上がりの人は振り遅れる傾向があります。
ソフトテニスの場合は、ボールの伸びが全然違うのでギャップで振り遅れてしまうんです。
振り遅れると体には大きな負担になるので、普段の振り遅れている状況は多いか?というのも確認してみてください。
[cc id=2483 title=”広告レク 記事中”]テニスひじになったときにできること
なるべく安静にする
まず痛みが出ている時には炎症しているため、痛みが出るほどに使いすぎないことが大切です。
テニスなんてもってのほかですよね。テニスで痛めたものはテニスをやったら痛いし悪化する場合があります。
極端に使わなすぎるのも周辺の筋肉が弱くなってしまうため、痛くない程度には動かすくらいの気持ちで安静というのが1つの目安ですね。
最弱の負荷でリハビリをする
テニスひじで痛い時には動かすことすら結構痛いんですよね。
先ほど説明しましたが、痛みがあるからと言って完全に休めようとすると復帰した時に再発しやすいため、少しは動かしておくことが必要です。
- 何も持たない状態で手首を動かす
- テニスボールを持って手首を動かしてみる
- ゴムチューブでトレーニングする
- ラケットを軽く振ってみる
と言ったように痛みに合わせて徐々に負荷を上げていくのが望ましいです。
焦ってもテニスエルボーは良くなるわけじゃないので、1日1~5分くらいを様子をみながらやっていきましょう。
ひじサポーターを使う
高校生や年配の方が使ってるのをよく見ますよね。
これ使うと筋肉を圧迫してくれるので、必要以上に筋肉が使われないのでだいぶましになります。
サポーターをつけたからって痛みが完全になくなるわけじゃないし、テニスががっつりできるわけではありませんので注意してください。
少しでも体を動かしたい方は、ひじサポーターをつけてやりましょう。
テニスひじの対処法としてできること
打点が後ろにならないようにする
打点が遅れてしまうと力が入りにくくなるため、どうしても余計に力を入れることになります。
試合中とかだと無理して返球しなくちゃいけない場面があると思いますが、そういった状況はなるべく避けた方がいいですね。
今まで振り遅れてたのにいきなりは振り遅れないようにするのは、技術力を上げることそのものを意味するため難しいですがやるしかないです。
振り遅れないためにやることは、
- 早く反応すること
- 速く動くこと
- 早く構えること
この3つが重要になってきます。
上記の3つの初心者の方は難しいかもしれませんが、レベルが上がってきたとしても課題になる要素なのでいつ始めてもいんですよね。
振り遅れないためにはテイクバックも重要です。こちら『フォアハンドストローク 正しいテイクバックの作り方を解説』にまとめてあるので読んでみてください。
手首を必要以上に使わない
手首の使い過ぎがテニスひじの原因になるのですが、手首はスピンをかける際に使われる人が多いです。
よってスピンプレーヤーはテニスひじになりやすいってことです。
プレースタイルの変更をしろなんていいません。フォームを改善する必要があります。
手首を使わなくてもスピンは簡単にかけることができるため、今すぐにでも改善していきましょう。
グリップを握り過ぎない
グリップを力んで握っていませんか?
これ単純に疲れるので、打つ時以外は脱力しときましょう。
ただでさえボールの衝撃で筋肉がダメージを受けているのに、自分で疲れさせて疲労を加速させることはないですよね。
いっそ脱力スイングを覚えちゃった方が握りすぎには効果的です。
脱力スイングに迷ってる方は『【脱力スイングができない3つの理由】できないのにチャレンジしてしまう問題。』を参考までにどうぞ。
前腕のトレーニングで強化する
前腕の強化もテニスひじ防止にはつながります。
筋肉の強化はHPを増やしているようなものなので、ダメージはあっても痛みになりにくいメリットがあります。
筋肉を強化すれば今までよりも弱い力で同じだけの出力となるため、そういった意味でもテニスひじ防止につながるんですよね。
軽いダンベル1つ持ってると他のトレーニングもできるのでおすすめです。
テニスひじはフォアのフォーム改善と日ごろのケアが重要
テニスひじはなりやすいため、普段からのケアはとても重要な役割をします。
とはいってもトレーニングをマッサージをして疲労回復しても、根本を改善しない限りはいつでも再発する危険性はあるので、フォアハンドのフォームを見直すことを優先的にやりましょう。
- 力まないで打つこと
- 自然と力が入る打点で打つこと
- 手首の使い過ぎに気を付ける
この3つを見直すだけでいいので、フォームに気を付けてプレーしてみてください。
フォームを全体的に改善する場合には『軸を使った打ち方でストローク力アップ!軸の作り方を細かく解説』を参考までにどうぞ。
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