あなたは練習の時から、試合と同じように集中することができていますか?
試合中は最初から最後まで、一定以上の集中力を保ちたいですよね。
今回は、集中力がどれだけ大切なものか紹介したいと思います。
集中力とは?
物事に対して、注意を向ける能力。
テニスでは、ボールを見たり、相手のポジションを見たりすることです。
他にも、自分が今どんなスイングをしているかに意識を向けることも集中の1つです。
集中していない時は、ボールがよく見えていなくて、フレームショットを連発したり、相手のポジションが見えないので、簡単に返されてしまう場所に自然と打ってしまうんですね。
また、自分の行動もわからないので、簡単なボールでもスライスを打ったりドロップショットを打ったり、使い時を間違えてしまいます。
なぜ集中力が乱れるのか
集中力が乱れてしまう原因には、大きく分けて3つあります。
周りのことが気になってしまう
ギャラリーが多くなると、緊張してプレーに集中できなくなる人もいます。
隣のコートのボールが飛んでこないかなどが気になってしまってプレーが崩れたりします。
過去を思い出してしまう
過去のミスをした経験が、同じ状況になった時に、よみがえってくることで集中力が切れます。
大事な場面でのダブルフォルトが原因でサーブに集中できなくなったりします。
未来が気になってしまう
まだ何も起こっていないのに、勝つことや負けることなど、未来のことが気になって、目の前のプレーに集中できなくなります。
このように、集中力が切れてしまう原因にはさまざまなものがあり、その場面によって原因が同じとはかぎりません。
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視線のコントロール
集中力が乱れている時、ミスを連発している時に役立つのが、視線のコントロール。
視線のコントロールは精神を安定させたり、集中力の維持に役立ちます。
遠くを見たり、近くを見たりすることで、気持ちを落ち着かせます。
プロの選手を見ていると、遠くを眺めたり、ガットを直したり、靴ひもを結び直したり、と1度くらいは見たことがありませんか?
それこそが視線のコントロールで、集中力を乱している時に行っているのです。
ボールをよく見ることも大切です。縫い目が見えるほど意識してみることが大切ですが、意外と見てない人が多いんですね。
ボールを見ているつもりでも、その背景を漠然と見ていたり、あなたが思っているほど、ボールを見れていないことがほとんどです。
ボールを見る練習を普段からしていると、ゆっくりに見えるほど視力のトレーニングになります。動体視力がアップするんですね。
そして、集中力を研ぎ澄ますという意味でも、ボールを見ることは大切です。
視線の動かし方
気持ちをリセットしたい時は、遠くのものを見てから、近くのものを見るようにしましょう。
1度自分から意識をそらした後に、また自分の付近に意識を戻すことで、集中力を回復させることができます。
まとめ
集中力はパフォーマンスを発揮する上で絶対必要です。
とくに人間は、目から入ってくる情報がほとんどなので、集中力の邪魔をしてしまいます。
まずは簡単にできる、ボールの凝視から始めてみてはいかがでしょうか。
視線のほかにも、ルーティーンを身につけることで集中力をアップできます。
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