ウルトラツアー95の2020モデルと2018モデルの違いってほとんどなくて、強いて言うならカラーのの変化くらいです。
ただ、スペックによる違いはないけれど、使用してみたら違うという点がいくつか見られました。
今回は、ウルトラツアー95の2020モデルと2018モデルの比較を紹介します。
ウルトラツアー95CV V3.0とウルトラツアー95CV
引用:https://tennis-point.jp/
まずはウルトラツアー95のスペックから紹介します。
ウルトラツアー95CV V3.0(2020)
引用:ウィルソン
ウルトラツアー95CV(2018)
引用:ウィルソン
上記の通り、スペックによる違いは見当たりません。
グロメット、バットキャップの品番がない部分がありますが、2018モデルはすでに製造されていないため在庫なしのようです。
ウルトラツアー95CV V3.0とウルトラツアー95CVを比較
ここからは使ってみて違った部分の比較をしたいと思います。
比較する部分は4つ。
- ボールの飛び
- スピン量
- テンションについて
- 打感
この4つの部分についての比較を説明していきます。
ボールの飛び
まず1番重要なポイントになるボールの飛びについて。
全然飛ばなくなりました。。
狙っているところに行く前に失速していくように落ちました。
これはスピンがかかっているとかじゃなくて、単に飛距離の問題。
ストロークにしてもボレーにしても、ウルトラツアー95CV V3.0ではボールが短くなったので、ガットやテンションの調整が必要でした。
スピン量
ストロークがメインの話になりますが、スピンは全然かかりません。30%くらい減った印象です。
スピン量を多く打ってみたところ、さらにボールが飛ばなくなったので、テンションの見直しが必要と思いました。
スライスに関してはとくに変わった感じはなく、むしろ回転量のコントロールがしやすいくらいでした。
テンションについて
ボールの飛び、スピン量の2つの要素から、テンションは下げることは確定しました。
参考値として、私の場合にはウルトラツアー95CVが41→ウルトラツアー95CV V3.0が39。
これで感覚と飛距離、スピン量がほぼ変わらない状態にすることができました。
結果として2ポンド落としたことから、5%のテンションダウンで調整できるかもしれません。
39より下も挑戦しましたが、感覚がおかしなことになってしまったので、これくらいがベストかと。
ラケットのスペック自体は変わらないので、大きく変化させることもないと思います。
打感
最初に説明しとけばよかったかもしれません打感について。
打感は固くなった印象でした。芯があるような感じでイメージするといいかな。
ウルトラツアー95CVの時には、もうちょっと打感がぼやぼやしたような印象だったので、真ん中に当たった時の感覚がわかりやすくなったと思います。
マイルド感の好きな私にとっては、この辺かは嬉しくなかったのですが、徐々に慣れてきたのでよしとします。
この芯がある感覚は、ボールがクリアに飛んでいくのがわかります。
「あの辺に飛ぶだろう」というインパクトの情報が、もっと正確になった感じがしました。
無駄な情報が一切なく、シャープに飛んでくれるのはいいですね。
まとめ
後継モデルということで、そこまで大きな違いがないため、比較する必要なしと思いきや収穫がありました。
- ボールの飛びは弱くなる
- スピン量も30%ほど減る
- テンションを下げれば良好(5%くらい?)
- 芯のある打感に変わった
ちょっとの違いでも、感覚から読み取るしかできないことを考えると大きな違いですよね。
うまく調整ができない方は以上の4つのポイントが参考になればと思います。
また、ウルトラツアー95CVは製造終了しているため、気に入って使っている方はなくなる前に。
製造終了となっているためか、価格が下がっていませんでした。
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