振り回された時にボールに追いつくことができていますか?
足が速い人でも、意外と追いつけていないことが多いです。
なにが原因でボールに追いつくことができていないのでしょうか?
今回は、コートカバーリングができないと悩んでいる人にはやってほしいトレーニングを紹介したいと思います。
ボールに追いつけない原因
足が遅いわけではないのに追いつけなかったり、自分よりも足が遅い人がボールに追いついてる。
そんな経験をしたことはないですか?
テニスではボールに追いついた後、元のポジションに戻るための素早いフットワークが必要です。
とくに打った後の動きを切り返しと言いますが、この動きの速さが、次のボールに追いつくために重要なものになってきます。
追いつけいない人の原因は、ボールに追いついた時に止まる力が足りないこと。
いくら足が速くても、止まれる力を持っていなくては、次の動作に移るのが遅れてしまいますよね。
私は足の速さに自信があるのですが、自分よりも遅い人とボールを拾える範囲があまり変わらないことが不思議に思っていました。
止まれる力がないのに速く走ったところで、次の動作が遅れていては意味がないとも言えます。
しかし、逆に考えれば足が速いという武器を持っているのですから、止まれる力さえ得ることができたら、それはものすごい能力になります。
今までとは考えられないくらいのコートカバーリングが可能となるでしょう。
そこで大切なのが、止まれる力をつけるための下半身の筋力トレーニング。
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サイドランジ
止まれる筋肉の基礎となる部分のトレーニングをします。
立った状態から、両手を頭の上に組んだ体勢から右足を大きく横に踏み出します。
この時に膝は正面を向けます。外に向いてしまうと体を止めることができません。
そしたら、元の体勢に戻します。これを10回やったら、反対も10回やりましょう。
この動作に慣れてきたらどこに走っても止まれるように、前や斜めに角度を変えてやると、さらに止まれる力がつきます。
片足ジャンプ
次はジャンプした後に体を止めるトレーニングです。
片足で立って、斜め前に向かってジャンプしたら、ジャンプした方の足とは逆の足で着地します。
これを交互にジグザグに進んでいきます。
足裏全体で着地するように意識してやりましょう。
着地した時に体がぐらつかないように注意し、3秒ほど停止します。10往復で1セットとします。
さきほどのトレーニングよりも強度が強いのでさらに強い筋肉が鍛えられます。
これは切り返しのトレーニングの基礎の部分ですが、これをやるだけでも、動きが変わると思います。
私はよくシングルスとダブルスのサイドラインに沿って、ジャンプのトレーニングをしています。
戻る力が付いてくると時間に余裕ができるので、次の準備ができて、追いつけなかったボールにも対応できるようになりました。
こんな能力も大切
止まれる力が大切だと言いましたが、その他にもフットワークをレベルアップさせるには、減速させる力も必要です。
すばやいフットワークには、動き出しの速さだけでは不十分で、切り返す前の減速もかなり大事な動作になります。
減速するために必要な能力は、
・減速に必要な片足の筋力
・安定した着地
が必要になってきます。
片足の筋力とは、太ももに注意してみると、足を曲げた時には、筋肉が伸びています。
伸びながら力を発揮するには、スクワットで例えるなら足を曲げる時に、ゆっくり下げるように意識します。
腕立てで例えるなら、ひじを曲げる時に、5秒かけるなどのトレーニングが必要です。
安定した着地とは、バランスを取るということです。毎回、着地でバランスを崩していては、次の動作に入るのが遅れてしまいます。
また、切り返しのトレーニングで話したように、片足でバランスをとることが多くなるため、片足でのバランス能力も必要です。
まとめ
足が速いのに追いつけない原因は、
・足の速さに対して、止まれる力が足りないから
今回のトレーニングで、足が速い人はさらにコートカバーリングが広くなり、
脚力には自信がないよ、という人でも、切り返す力を身につけることによって、十分にカバーできるようになります。
テニスは追いつくところから始まりますので、フットワークで悩んでいるなら止まれるトレーニングをしましょう。
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