グリップによってはスピンをかけやすい、かけにくいというのはご存知ですか?
フォアハンドではとくに関節が動きやすい傾向にあるため、グリップによってスピン量に差がでます。
目指すべき場所は、意識しないでスピンをかけられるようになること。
スピンのかけやすさとグリップについて解説していきます。
スピンをかけやすいグリップとは?
結論から言うと、スピンをかけやすいグリップは厚めに握ったグリップです。
理由は以下の2つになります。
- 面をかぶせやすい
- 手首をこねやすい
この2つができてしまうのが厚いグリップです。
どちらもスピンをかけるための技術として使っている人は多いです。
フォアハンドでスピンのかけ方を間違っている人は多い
さきほど説明した厚いグリップでスピンがかけやすい理由の2つ。
実はこの方法でスピンをかけるのは間違いです。
なぜかというと、再現性というところに問題があります。
フレームショットを連発したり、自分の思っていたスピン量じゃなかったり、コントロールできなかったり、よくないことしかありません。
いろんな部分の筋肉を使っているという意味では、タイミングさえ合えば強力なストロークになります。
フォアハンドは練習頻度が高いため、練習に練習をかさねて極めている人もいます。
ただ、再現性が低いので限界も近いです。
- 面をかぶせやすい
- 手首をこねやすい
スピンがかけやすいからといって、上記の2つのやりやすさで厚いグリップを選ぶのはやめた方がいいでしょう。
スピンをかけるためにグリップの握り方は関係ない
結局のところ、スピンのかけやすいかけにくいはグリップによってあるけれど、どんなグリップだとしてもスピンはかかります。
要するにスピンに関しては、グリップの持ち方というよりも、技術力の方が重要ってことです。
プロを参考にしてみましょう。
フェデラー、ディミトロフ、ズべレフ、デルポトロ、他多数の選手が薄いグリップで握っていますが、フォアハンドでスピンをかけない選手はいないですよね。
いまだにスピンがかかっている選手=厚いグリップと思っている人もいます。
ナダル=厚いグリップというのはウソなので、グリップの持ち方は関係ないことがわかります。
スピンがかからないのは握り方が問題ではないので、あまりグリップに惑わされないようにしてください。
スピンをかけるならコツは?
スピンをかけるのは簡単ではありません。
だからこそ、みんな小手先の技術でかけようとしてしまうんですけどね。
スピンをかけるコツは、ずばりスイング軌道です。
ボールに対して、下からラケットが入って上から出ていけば、嫌でもスピンはかかります。
ボールに対して、下から上にスイングするときに、しっかりインパクトさせるのが難しいから、習得に時間がかかってしまうんでしょうけど。
こちらの動画でコツをおすすめしているので、時間ある時に見てください。
スピンはコツを理解したうえで、1回でもできれば「おぉ!」って感覚になります。
下から上にスイングすることがわかってスピンがかけられれば、それはまぐれにはなりませんよね。
まぐれじゃなくて、考えてることと結果が一致すればいいので、常に下から上にスイングすること、スピンをかけたときの感覚は忘れないようにしましょう。
もうちょっと細かいコツについてはこちら参考にしてください↓
[keni-linkcard url=”https://tennis-bob.com/tennis-forehand-spin/”]まとめ
フォアハンドでスピンをかけられるグリップについて解説してきました。
- グリップは関係ない
- 下から上にスイングする
最低限この2つは覚えておいてほしいと思います。
グリップを気にするよりも、体の使い方に時間をかけると、全体の技術力がアップしやすいです。
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