夏バテは行動次第で軽くすることができますが、多くの方が困っている1つの問題です。
「対策してるはずなのにきつい」
「暑いのがトラウマ・・・」
そんな方は暑熱順化に失敗している可能性がありますね。
夏バテはトレーニングによっては軽くで済む場合もあるので、もう1度見直してみましょう。
暑熱順化のトレーニングに関しては、今やほとんどの方が知っていることだと思いますが、わからない方はこちら↓を読んでからの方が理解しやすいです。
『【夏バテ防止】暑熱順化トレーニングをメニューに取り入れましょう。』
暑熱順化を妨げる行動
夏バテは誰にでも起こり得ることですが、誰でも対策の1つとして暑熱順化をすることはできます。
しかし、暑熱順化を妨げている行動を知らずのうちにしてしまっているかもしれません。
いくつか問題となる行動があるので、心当たりがあるか確かめてみてください。
エアコンの効きすぎた部屋で過ごしている
エアコンが効きすぎた空間で過ごすことはあまりよくありません。簡単に言うと温度差の関係ですね。
エアコンの設定温度を低くしすぎていると、せっかく暑さに慣れさせようとしているのに逆効果です。
知らないうちに体はダメージを受けているので気をつけましょう。
常に引きこもり状態で冷風を浴びすぎている
「夏だとエアコンなしでは生活できない!」←すごくわかります。
しかし、外にいるとき以外のほとんどを涼しい空間で過ごしてしまうと体はきついです。外に出る時息苦しいですよね。
私が大学生の時には、卒業研究でほぼ部屋に閉じこもっていたので、やっぱり暑さには弱かったし熱中症で倒れることもありました。
やっぱり環境なんですよね。暑さに慣れさせようとしているので、快適すぎる空間は暑熱順化には考え物です。
暑熱順化トレーニングの感覚が広すぎる
暑熱順化トレーニングを行う際の注意点として、トレーニングの感覚も重要なポイントになります。
テニスでもなんでもそうですけど、練習の感覚を開けすぎるとうまくいかないですよね。暑熱順化にも同じことが言えます。
目安としては1日おきが理想だと思いますが、難しければ週2日程度を目標にやってみてください。
この際の注意点は感覚の開けすぎですね。土日の2日間やるとしても平日の5日間やらないことになります。
それだと暑熱順化の効果が薄れてしまうので、火木とか水土みたいな感じで取り組んでいきましょう。
睡眠時間が足りない
トレーニング以前に単純に睡眠不足という可能性もありえます。
トレーニングをするための基本として、体調管理はしっかりしていかないといけませんよね。
体調が悪い時にやってもいい結果は出にくいので、いっそ休憩して翌日にするとかでいいと思います。
1番は毎日しっかり体調管理することで、ルーティーンを作ることが大切です。
テニスするだけで夏バテは軽くなる
実は暑熱順化を目的としたトレーニングをしなくても、テニスをしていれば夏バテは軽くなります。
練習していれば暑さに強くなる
ある程度の頻度で練習ができていれば、それだけで夏バテ対策(暑熱順化)ができていると言っていいと思います。
毎日練習することが学生はとくに気にしなくてもいんじゃないかな。
月1とかじゃない限り、そこまで気温の変化、環境の変化はないので、体も環境に応じた変化(暑熱順化)ができているでしょう。
時として、高温にも関わらず湿度が高かったり、試合が長引いたりしたときには大変になるかもしれませんね。
そんな時のために練にも工夫が必要です。
少しきつい練習をしてみよう
テニスの練習と言うと、指導するコーチがいない場合には、ラリーして試合してと簡単にできるメニューで終わりですよね。
ラリーも試合も一時的には疲れるので、やっている気にはなると思います。
しかし、もっと短時間に一気に心肺を追い込む練習も必要だと考えています。
暑い時間に練習ができる場合には、追い込みすぎは必要じゃないですが、ナイターや早朝練では、暑さが控えめな分メニューで工夫してください。
- 練習前にラインタッチをしてみる
- 振り回し練習を多くやる
なんでも自由がききます。
夏バテ対策=環境への慣れ=体の強化だと思うんですけど、体の強化にも体力や筋力、心肺機能などがあります。
1番重要になってくるのが、体力と心肺機能。まあどちらも似たようなものです。
心肺強化はまじでハードなので、すごく強い体を作ることができます。練習メニューの参考にしてみてください。
まとめ
暑熱順化は暑さあってのトレーニングですからね。日常生活のちょっとしたことがミスにつながります。
【暑熱順化を妨げるポイント】
- エアコンの効きすぎ
- 長時間涼しい環境にいる
- トレーニングの頻度・感覚
- 睡眠不足
みなさんが1番当てはまりそうなのはエアコン関係ですかね。
いつもより少し設定温度を上げたり、1時間おきに外に出て深呼吸したり、これだけでも少しは変わるので、できることから始めてみてください。
なお、体調が優れない時には無理に暑いところで過ごす必要はないです。悪化して休養だかりになってしまうこともあります。
なるべく睡眠から体調を整えるようにして、無理なく暑熱順化トレーニングに取り組んでいきましょう。
睡眠についての新事実が書かれているので、よかった読んでみてください。
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