こんにちは、ぼぶです。
今回は、「フォアハンドで脱力しやすいグリップの持ち方」について解説していきます。
グリップの持ち方には、薄いとか厚いとかさまざまありますが、全部の持ち方に共通して言えることなので、自分が脱力しやすいグリップなのかをチェックしてみましょう。
あなたはグリップを力強く握り込んでいませんか?
よく「脱力して打ちましょう」とか「力を抜いてください」なんて言われることありますよね。
頑張って力を抜こうとしているのに全然力が抜けず、むしろ意識するほど力んでしまう人は多くいると思います。
そもそも脱力ってどこを脱力したらいいのかわからず、不安なまま練習している人もいますよね。
確かに、脱力しないまま練習していると、いつまで経っても力んだスイングから抜け出すことはできません。
力んだままフォアハンドを打っていると、ボールの質は上がらないし、力みは疲労に繋がるし、疲労すればどんどん弱々しいフォアハンドになっていきます。
今回は、フォアハンドで脱力できるグリップの持ち方について解説していきます。
この記事を見ることで、フォアハンドで脱力しやすいグリップの持ち方がわかり、次の練習から試すことができ脱力への近道ができるので、ぜひ最後までみてください。
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脱力することでラケットヘッドが走りやすくなる
まず最初に知っておいてほしいのは、脱力はテニスの中で一番悩む人が多いところだということです。
もちろん200キロのサーブを打ちたいとかで悩んでいるのは、また別の話になりますが、脱力に関しては全員が共通してできる部分になるので、悩んでいる人も多くいます。
そんなわけで、脱力することの何がいいのかというと、ラケットヘッドが走りやすくなるなど、いろんなメリットがあります。
- 軽く打ってもボールが飛ぶ
- スピードが出る
- スピン量が多くなる
- コントロールが良くなる
- 安定感が増す
- 疲れにくい
などです。
そりゃあこれだけのメリットがあったら、みんな脱力して打てるようになりたいですよね。
じゃあ一体どこを脱力しておけばいいのかというと、それはラケットを持っている方の腕です。
ラケットと腕がしなるようにスイングできればスイングスピードが速くなるので、ラケットヘッドは鋭く走ります。
それ以外の部分はラケットと腕をしならせるために、しっかり筋肉を使っていく感じです。
というか腕はしならせなければいけないので、しならせる分のパワーを他の筋肉を使ってスイングのパワーを出していこうということです。
今回は、なぜグリップの持ち方なのかというと、グリップを少しでも握ってしまうと手首がロックされてしまい、腕とラケットのしなりがなくなってしまうからです。
グリップを力強く握ってしまって、手首がロックされている人は多く、まずはここから直さないといけないグリップの持ち方から説明していくことになりました。
グリップの持ち方一つで、力みやすいか力みにくいかに分かれるので、力みにくいグリップの持ち方を目指しましょう。
脱力しやすいグリップの持ち方
それでは、脱力がしやすいグリップの持ち方なんですが、グリップを握った時に人差し指と中指の間が少し空くように持つと力みにくくなります。
ピストルグリップとかガングリップと呼ばれることもあります。
人差し指と中指の間は、指一本分が入るくらい空いてれば大丈夫です。
厳密には、人差し指の母指球と小指の母指球の延長上のこの辺りを結んだ線が、グリップの同じ面にくるように持つんですけど、ここまでやると斜めに握りすぎてしまうので、指一本空くくらいがちょうどいいですね。
このように持つことでグリップを握り込みにくくなるので、これが脱力につながります。
「握りにくくて大丈夫なの?」と思うかもしれませんが、親指と中指、薬指、小指でしっかり持つことができるので大丈夫です。
そして人差し指が離れることによって、支えになってくれるのでラケット面の安定と、人差し指に引っ掛けるような感じで打てるのでヘッドが走りやすくなります。
このピストルグリップで持つことで握り込めなくなるので、フォアハンドはこれで持つのがいいですね。
もちろんグリップを握り込めるハンマーグリップでも脱力することはできますが、それだと力みやすくなってしまうので脱力できない方には難しいかなと思います。
まとめ
今回は、フォアハンドで脱力しやすいグリップの持ち方について解説してきました。
グリップの持ち方には、握りの厚さの他に持ち方として、ハンマーグリップとピストルグリップがありますが、フォアハンドで脱力するのに関してはピストルグリップの方が適していると言えます。
指一本分空ける持ち方と覚えていれば大丈夫です。
ラリーだとまだ慣れてない持ち方なのでグリップチェンジが難しいと思いますが、球出し練習なら一回一回確認しながら打つことができるので、ぜひ力みにくいかを試していただけたらと思います。
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