こんにちは!ぼぶです!
いつもテニスの試合中に疲れてパフォーマンスが落ちてしまいます。2試合目なんて正直満足に動けません。何か体力をつける方法がないか教えてください。
こんな質問をいただいたので、今回はテニス専用の体力をつけるトレーニング方法について解説していきたいと思います。
ます結論から先に言うと、
息が切れる状態を何回も作ること、長時間動ける体力をつけること
です。
ではさっそく、解説していきたいと思うので、体力がなくて困っている方、これからテニスを始める方の参考になれば嬉しいです。
テニス専用の体力をつけるトレーニングって意味ある?
まずこの疑問について解説していきたいんですけど、テニス専用の体力をつけるトレーニングをする必要はあります。
なぜなら、テニスをやっているだけでは追い込みきれないからです。
テニスの試合を想定してみたらわかると思うんですけど、サーブだけでポイントがとれたり、3回のラリーでポイントが終わったりと、体力を使わない場面が多くあるからです。
もちろん、練習などで振り回しとか、ちょっとハードなことをやっていけば、少しずつ体力はついていくんですけど、テニススクールや部活なんかでは、他の人がいるため1人に対して何回も練習ができないんですよね。
振り回し練習でいうと、だいたい3セットは最低でもやりたいところなんですけど、他の人が練習している間はずっと休憩になるので、やはり追い込みきれないのが現実です。
追い込みきれないってことは体力の上限を引き上げることができないので、なかなか体力がついてこないってことになります。
そのため、テニス専用の体力をつけるためには、練習とは別でトレーニングが必要になってくるわけです。
テニスの練習や試合だけだと追い込めないことが原因だったんだね!
ただ、数こなしていけば多少は体が慣れてくるので、特別トレーニングをしなくてもとりあえず試合をこなせるようにはなっていきます。
しかし、試合をこなせるだけであって、相手に振り回されたり、自分から打ちに行ったりすると、すぐに体力切れを起こすので、体力的にきつい状態になりたくなかったり、パフォーマンスを落としなくない場合には、どちらにしてもトレーニングをしておく必要があります。
ヘロヘロになったらやりきった感あるけど、どうせなら最後まで体力的に堂々と試合をしたいよね!
テニス専用の体力をつけるトレーニング方法
テニス専用の体力をつけるトレーニング方法はいくつかあるんですけど、主にこの3つが中心になってきます。
- インターバルトレーニング
- LSDトレーニング
- ウエイトトレーニング
これらをうまく組み合わせることによって、テニス専用の体力が身に付いてきます。
インターバルトレーニング
インターバルトレーニングというのは、動いて休んで動いて休んでを繰り返すトレーニングになります。
動く時には全力を出さなければトレーニングにならないので、10秒間とか決めてダッシュをしていきます。
10秒全力で動く→20秒休む→10秒全力で動く→20秒休む
といったように、これを20〜30セットを目標にやっていきます。すごくハードですよ。
20秒休憩っていうのは、テニスのポイント間が25秒だからだよ!
人によってはポイント間が短い人もいるからね!
あくまで20〜30セットというのは目標であり、最初からこんなにできるわけがないので、5〜10セットの間くらいを目安に始めていきましょう。
動く時間も最初は10秒でいいですが、最大20秒まで頑張れたらいきたいですね。
インターバルトレーニングの目標としては、次のポイントまでに体力、呼吸を元の状態に戻すことです。
これで今のポイントで息が上がったとしても、次のポイントまでには呼吸が整っているってわけね!
LSDトレーニング
LSDトレーニングというのは、ロングスローディスタンスの略で、長時間動き続けることが目的のトレーニングです。
先ほど説明したインターバルトレーニングは、ポイント間で呼吸を整えるためのトレーニングでした。
今度のLSDトレーニングというのは、1試合をずっと同じように動き続けるためにするトレーニングになるので、耐久力という部分が鍛えられます。
やり方は、ランニングで1キロ6〜7分程度の遅いペースで90〜120分間走り続けます。
めちゃくちゃ長時間だね!
どこかランニングコースを見つけといた方が良さそうだ!
LSDトレーニングをやることによって、1試合はもちろん、2試合3試合と軽くこなせるようになってきます。
もちろん3セットマッチをやる人にもすごく効果的なトレーニングなので、前テニスプレーヤーにやってほしいトレーニングの一つです。
LSDトレーニングは時間が長いので、音楽を聴きながらまったりとやっていきましょう。
さすがに音楽なしだと飽きちゃうし、そういう意味ではきついトレーニングだよね!
ウエイトトレーニング
ウエイトトレーニングというのは、重りを扱ったトレーニングで、どちらかというと筋力トレーニングになってきます。
なぜ、体力をつけたいのに筋トレをしなくちゃいけないの?
という疑問があると思いますが、実はすごく関係があります。
例えば、足が鍛えられると走るのに必要な筋力が少なくて済みます。体幹の筋力が鍛えられれば、少ない筋力でスイングができます。
筋トレしてると、筋肉しか使ってないのに息が上がってきますよね。筋力を使うことって体力を使うこととイコールなんです。
なので、できる限り筋トレしておけば、少ない筋力で動けるので体力が温存されるってわけなんです。
筋力があれば軽いスイングで鋭いボールを打つことができるからね!
それに、ケガのない範囲でできるだけ重い重量で筋トレをすることによって、2〜3回などの少ない回数で息が上がるので、これを繰り返すことでインターバルトレーニングと同じですね。
テニス専用の体力をつけるトレーニング方法は走るしかない
ウエイトトレーニングはジムに通わないとできないので、自重トレーニングで負荷の高いメニューをやるとして、基本的に体力をつけるためには走ることがメインになってきます。
テニスだけじゃないですけど、スポーツは足腰をメインで鍛えることが多く、とくにテニスの場合はボールに追いつけなきゃ何もできないので、意外にも足腰のスポーツなんですよね。
なので、ひたすら走りまくって体力と足腰を鍛えていきましょう。
走るの嫌いな人が多いから、本当にこの基本的な走る練習で差がつく!
体力と足腰のトレーニングをすれば練習もはかどる
体力と足腰が鍛えられれば、練習の内容も濃くなってきます。
どの練習をしても最大のパフォーマンスが出せるから、テニスの成長スピードが他の人とは比べ物にならないくらい早くなります。
例えば、振り回し練習を一つやるにしても、余裕をもって追いつけるし、最後まで衰えない動きで打ち込めるため、フットワークが身につきやすかったり、次の準備を早くできたり、強くなるための要素が盛りだくさんです。
テニス専用の体力をつけるトレーニングというのは、普通の基礎練ですら大きな成果が得られるので、体力と足腰は一番最初に鍛えていきたいですね。
基礎練で手を抜かずに全力でこなせるようになったら、すごいスピードで成長していくよ!
まとめ
テニス専用の体力をつけるトレーニングについて解説してきました。
今回紹介したトレーニングは、
- インターバルトレーニング
- LSDトレーニング
- ウエイトトレーニング
どれも大切なトレーニングですが、何よりも大切なことは目的を持って取り組むことです。
ただやってるだけだと辛くなるので、「この練習をすれば未来の自分はこうなる」とか、「こんなプレースタイルでテニスができるようになる」とかを想像しながらやると、意外ときつくても耐えられると思いますので、ぜひ少しずつでもやっていきましょう。
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