枕に期待できる2つの疲労回復!役割と選ぶときのポイントも解説

テニスは見た目によらずハードなスポーツ。やってみないとわかりづらいがプレーの後は疲れています。

部活やテニスクラブで毎日のようにテニスをする人もいるでしょう。

とても素晴らしいですね!

ですが、ハードなテニスを連日やると疲れが残っていて、知らず知らずのうちにダメージが蓄積されていきます。

そこで、体を回復させるためにはリカバリーが大切になります。

体を回復させる方法の1つに睡眠があります。なぜまくらが睡眠の質に関わってくるのか知っていただきたいと思います。

目次

なぜ睡眠が疲労回復になるのか?

脳のリフレッシュで疲労回復

体が疲労しているのはわかりますが、実は脳はもっと疲労しています。

睡眠を取ることで脳は休息することができ、次の日に備えて調整します。睡眠が不足すると疲労がとれず、脳は正しい判断ができなくなってしまうんですね。

脳は冷やされることによって、疲労回復し、リフレッシュすることができます。

寝ている時は体の温度が下がるので、冷たい血液が流れることから、脳を冷やすことができています。

成長ホルモンで体の疲労回復

人間は子供だけでなく、大人も成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンには、細胞の再生や修復する能力があります。

とくに眠りについてからの3時間がもっとも成長ホルモンがでる時間帯とされています。

成長ホルモンが分泌されることで、傷ついた筋肉や関節を修復してくれるので、翌日もしっかり動けます。成長ホルモンに感謝ですね!

成長ホルモンが不足すると、肌が荒れてしまったり、体がだるい、重いといった不調が起きてしまうのです。

寝る時に必要な道具がまくら

寝る時に絶対になくてはならないのが枕。

昼寝とかでごろごろしていても寝ることはできますが、いざ寝ようと思った時にはないと寝られませんよね。

中には枕がないと絶対に寝れない。泊まりでなんかで宿泊先の枕だと安心して寝ることができない人もいます。

私も自分のベッドや枕でないと寝ることができません。

やはり自分の枕だと安心ですね!

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なぜ枕は誕生したのか?

もともと4足歩行だった人間の脊椎は4足歩行に適した形になっています。

そのため、姿勢が地面と垂直になっているだけで、常に緊張した状態になっているんですね。

常に重力に耐え続けている脊椎を休められるのが横になっている時。立っている時に比べると重力がかかりにくくなります。

そのため、横にならなくてはならない睡眠時に、緊張して疲れている脊椎を休めるために枕が生まれました。

枕の大切な役割

枕の役割は、もっとも脊椎に負担のかからない姿勢であるS字カーブを作ってあげることです。

横になるといっても、人によって寝やすい姿勢とそうじゃない姿勢がありますよね。

それと同じで脊椎にとって、楽な姿勢をとってあげることでリラックスすることができます。

私たちの頭の重さは約10キロあります。これを起きている間はずっと首で支えているわけなんですね。

日中は常に緊張した状態で、脊椎だって悲鳴をあげています。寝る時くらいはリラックスさせてあげたいものです。

意外と知らない枕の正しい使い方

枕は頭をのせるものだと思われがちですが、本来は首を支えるもの。

人間は脊椎がS字カーブしている時がリラックスできるので、頭ではなく首を支えてサポートします。

頭ではなく、後頭部を乗せるのが正しい枕の使い方です。

適切な枕を選ぼう

枕ならなんでもいいというものではありません。人それぞれで骨格が違うので合った枕が違います。

そのため、見た目の形だけで判断はできません。1度寝てみることで自分に合ったものか、そうでないかが初めてわかります。

枕を選ぶ時に気をつけたいこと

高さに気をつけよう

まず最初に大事なのが枕の高さ。通常の立った姿勢と同じ姿勢をキープできる高さを選びましょう。

標準体型の人が30〜40mm、これを基準に痩せていたら低く、がっちりしていれば少し高くしましょう。

大きい枕を選ぼう

寝ている時に寝返りが取れないとなんだか不快ですよね。

枕が小さすぎてしまうと、寝返りをした時に頭が落ちてしまって、ベストな高さを保てなくなってしまいます。

左右どちらに寝返りをしてもいいように最低でも頭3つ分の大きさを選ぶのがいいでしょう。

適度に硬いものを選ぼう

柔らかすぎる枕は頭が沈んでしまい、寝返りができなくなってしまいます。

寝返り打つことで、血流が良くなり日中の疲れをとってくれる疲労回復に期待できます。

また、人間は同じ姿勢でいると、血流が悪くなってしまうので、寝返りをすることによって、体の負担を減らし寝ることに集中できているんですね。

枕の硬さは、寝返りがしやすく、首に安定感があるものがベストです。

素材の良いものを選ぼう

同じ寝ているでも質により、翌朝に大きく違いがあります。

通気性や吸湿性のものを選ぶといいでしょう。

通気性が良いと、こもった熱を外に逃がしてくれます。吸湿性が良いと、汗をかいても不快に感じずに、朝まで質の良い眠りをサポートしてくれます。

夏など暑い時には、夜中に目覚めてしまうということも多のではないですか?

そんな暑い日にも素材1つで、睡眠の質を高めてくれるのです。
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枕が合っていない時に起きやすい症状

1.首や肩、腰の痛み

枕が高すぎると首や肩を痛めます。寝違えたり、肩こりが起きたことがあると思います。

人によっては肩甲骨が固まったり、ひどい場合には腰痛にまで、、、

枕が高すぎると、首の筋肉が伸びてしまいます。伸びている時は緊張状態なので、筋肉が凝り固まってしまうので起きた時に違和感を感じます。

また、背骨はS字カーブになることで、バランスを保っています。なので、首が安定してなければS字カーブが崩れるので、腰にまで影響を及ぼしているものわかりますよね。

睡眠は6〜8時間も続くので、せっかくの休息時間なのに、逆に体が緊張して寝ているのに疲れてしまいます。

2.頭痛やむくみ

枕が低すぎると頭に血がいきます。頭が心臓よりも低くなった状態が6〜8時間続くと、血が溜まるので、顔がむくんだり、頭痛が起きます。

よく足がむくむという人がいますが、足は心臓と同じ高さにあるので、むくんでしまいます。これと同じです。

また、低すぎるということは極端に言えばないのも同じ。首を支えるものがなくては、サポートできません。

リラックスした姿勢を取れなくなり、快眠できないのです。

3.いびきをかく

高すぎる枕は、あごを引いた状態になるので、軌道を圧迫してしまいます。

その結果、軌道がふさがった状態で呼吸をするので、いびきをかいてしまうのです。

これが原因で夫婦の仲が悪くなることもありえるので注意したいですね。

4.めまいを引き起こす

自分に合っていない枕を使うと、高くても低くても首に負担がかかります。

その結果、首や肩などの交感神経を緊張させるので、脳への血流が悪くなりめまいを引き起こします。

5.不眠症の原因になる

高すぎるたり低すぎたり、自分に合っていない枕を使い続けていると、不眠の原因になります。

合わない枕は寝返りができなかったり、眠りが浅くなることもあります。

眠りが浅くなることで、入眠困難や熟眠障害、中途覚醒、早朝覚醒などの不眠症の原因になってしまうので、気を付けたいところですね。

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寝返りはすごく重要

寝返りには体温調節や睡眠リズムを整える役割があります。

寝返りをスムーズにできないと、疲れが取れなかったり首や肩を痛めてしまいます。

また、枕から頭が落ちることで、脊椎が不安定になりリラックスして眠ることができません。

これも首が支えられていないので、肩こりの原因になります。

寝違えて首が痛くなる原因もこれらが関係しているでしょう。

柔らかすぎる枕も良くない!?

柔らかい枕は一見頭が固定されるので安定感があっていいと思います。

しかし、頭が沈みすぎて寝返りができなくなります。

寝返りができないと体の疲れを癒すことができず、睡眠の質まで落ちてしまうので注意しましょう。

まとめ

テニスをしているとついプレーのことだけを考えてしまいます。

実はプレー以外にも大切なことはたくさんあって、その中でもとくに大切なのが日常生活。

プレーの疲労を癒すためには、プレー以外のところを見直すしかありません。

今回は睡眠ということで枕について説明させていただきました。

疲労回復で睡眠を連想させる人は多くいると思います。睡眠に枕は大切なグッズです。

やはり良い枕を選ぼうとすると、安い買い物ではないので奥手に、、、

しかし、1度買ったら5年は使い続けると思います。睡眠の質が変わるだけで健康ならいいですよね。

連日のテニスで疲れを感じる人は、枕を変えたら、ベストなプレーができるかもしれないので、試してみるのもいいでしょう。
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ぼぶ
ブロガー
こんにちは、ぼぶです。
テニス歴は13年です。
年間300本のガットを張っています。
最高成績は学生の頃、関東大会本戦選手に勝ったことです。市民大会ではオープンクラス優勝経験あり。
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