
一言で言えば「打ちやすい」そんなガットがルキシロンの4Gです。
ここ最近はずっと愛用しています。
4Gの説明
4Gとは、第4世代という意味で、「4th Generation」のイニシャルから命名されたものらしいですね。
なんといっても4Gの強みはテンション維持率の高さにあります。
ポリガットはどれも、スピードやスピンに優れているんですが、テンション維持率が低いんですね。
張りたての感触がもって3日ってところでしょう。
4Gは、ポリガットの特徴であるスピードやスピンの残したまま、テンション維持率を上げることに成功したガットなんです。
なにやらすごそうなガットに思えてきませんか?
実際すごいガットなんですよ。
ガットの種類
ゲージ 1.25mm.1.30mm
素材 ポリエステル
特徴
- 耐久性
- テンション維持率
実際に使った感想
私は何度か4Gを張って試したことがあるんですが、フィットするまではかなり時間がかかりました。
最初に張った時は50ポンドで、すごく柔らかくて打ちやすいイメージだったのですが、パワーがあるのか飛びやすく、コントロールできないイメージもありました。
それに、真ん中で打った時と少し外れて打った時の感覚が違いすぎるんですね。
真ん中に当たった時は、「ふわっ」としたような感覚で、少し外れると鉄板で打っているかのような、、、
真ん中に当たると気持ちよく打てるのに、そのボールはほとんどアウトでした。
その後も使っては張り替えるの繰り返しで、気づいたら57ポンドまで上がってました。
さすがに、ほんとに鉄板で打っているかのような感覚でしたね。
腕への負担が強すぎて、迷走した私は違うガットを使いました。
そんな時に、弱く張ってみようと思ったんですね。
46ポンドにして張ってみましたが、飛びがちょうどよくなりました。
ここでようやく、
- 柔らかさ
- スピード
- スピン
を感じることができましたね。
ここまでほんとに長かったんです。
使い込んで気づけたのは、
- ハードヒッター向けということ
- スイングスピードが速い人
- テンションは弱めを推奨
ハードヒッター向けというのとスイングスピードが速い人は同じかもしれませんが、柔らかいガットにしては球離れが速い印象でした。
そのため、一瞬でボールを潰せるような人に合っていると思います。
スイングスピードが速い人でも50ポンドは強すぎると思いますので、いつも使っているガットよりも10%低く設定するといいでしょう。
低くしすぎるのもよくないで、悩んでいる人は4G SOFTをおすすめします。
以下の記事で4G SOFTに説明しています。
テンション維持率の面では、さすがといいますか、張りたての感覚が1ヶ月たってもそこまで変わらないですね。
違うガットの時は1週間で打感が変わってしまったのを思うと、とてもいいです。
毎日テニスができない今は、使わずしてテンションが下がってしまうので、テンション維持率がいいガットは助かります。
社会人など、週1プレーヤーの人にもいいかもしれません。
テンション維持性能は結構大事な部分なので、ガットを選ぶ時のポイントとしたいところです。
使ってみるとその違いがわかりやすいので、1度張ってみると新感覚を味わえると思います。
錦織選手は4GをBURN 95 CVに張っています。
まとめ
- 耐久性
- テンション維持率
- スピード
- スピン
どれも申し分ないですね。
向いているプレーヤーは、
- ハードヒッター
- スイングスピードが速い人
テンションはいつもより10%低めを推奨。
スイングスピードが速くできない人は、15%〜20%くらい弱く張ってみるといいかもしれません。
なによりテンション維持性能がいいので、張りたての感覚をずっと味わいたい人は確定でしょう。
当サイトでは、テニスに関する情報を経験をもとに、あなたのテニスに対する悩みを改善できるよう、わかりやすく説明しています。
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