最近では、小学生のうちからテニスを始めるなんてことも珍しくはありません。
小学生、中学生でのテニス留学も流行ってきているみたいなんですよ。
その背景には、錦織をはじめとする日本のプロテニスプレーヤーが、海外に拠点を置いていることも深く関係しているとか。
そこで、小学生からテニスを始めるために慎重にガット選びをしなければならないということです。
基本的にポリエステルはNG
小学生にポリエステルは早すぎます。
なぜNGかっていうと、ポリエステルを使うのはスイングが速くなってきてからで十分だからです。
小学生のうちからスイングスピードが速いなんてのは珍しく、全国をみても上位のほんの一握りしかいません。
最近のテニスはスピンをかけることが当たり前になってきていますが、ポリエステルでスピンをかけるにはスイングスピードの速さが絶対条件なんですね。
もう1つは骨格の出来が不十分。
ポリエステルは固いガットであるため、その衝撃が凄まじく、打つたびに手首やひじ、肩、腰にまで大きくダメージを与えます。
「腰にまで影響くるの?」って思うかもしれませんが、全身はつながっており、じわりじわりと疲労が溜まっていき、いきなり痛めることになります。
成長期に骨格異常などがあったら、本来伸びるはずの身長に影響がでたり、なんらかの形で症状がでてくるんですね。
これは何としても避けたい部分。避けられるなら避けて当然!!
つまりナイロン一択ということです。
ポリエステルを使いたいなら柔らかさを追求
「ガットが1度の練習しか持たない・・・」
テニスをしていれば上達するうちに、このような状態になってきます。
実際にはガットが早く切れるのは上達していると言っていいので、いい傾向なのは間違いありません。
しかし、コスパが悪すぎるのもたしか!
そしたらどうしたって「ポリエステルにした方がいいのかな?」って悩むでしょう。
そんな時には、耐久性や反発性よりも柔らかい打球感を感じれるガットを重視してください。
ナイロンが3日持たないなど、そこまでくれば筋力もある程度付いてきているはずなので、ポリエステルの衝撃に耐えられる体になっているでしょう。
ポリエステルは、ナイロンを使ってみないことには選択肢にはないので、まずはナイロンからです。
まとめ
小学生はお年寄りと同じように考えてみてもいいかもしれませんね。
ただ成長途中なことを考えると、これからの体の変化に関わってきますから、あくまで慎重にガット選びをしていきましょう。
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