こんにちは、ぼぶです。
今回は、フォアハンドのグリップの握り方について解説していきます。
あなたはグリップをどのように握っていますか?
これからテニスを始める人は握り方がわからないだろうし、テニスを始めたばかりの人は握り方がしっくりきていない人も多いと思います。
実は握り方は結構重要で、打ち方とか覚えることがたくさんありますが、最初に決めなくてはならないことです。
1年経った時、2年経った時で上達に悩んだ時、グリップの握り方を変えてみようと思っても、一度染みついたものはなかなか直らないし、また一からフォームを変えたり、手首の向きを変えたりしなくてはならないので大変になってしまいます。
もし、「よし、今日からスピンの練習をするぞー!」ってなったとします。
その時に、実は今自分で握っているグリップの持ち方では、スピンをかけるのが難しかったなんて知ったら、なんだか後悔しそうですよね。
ぼくもグリップの握り方で悩んだことは何回もあって、フォームを変えたり打点を変えたりするのに苦労しました。
結局いろいろ勉強していくうちに、グリップは変えずに済んだのでよかったですが。
もし、勉強せずにグリップの握り方を変えていたら、今頃はごちゃごちゃになってまともに打つことができなくなっていたと思います。
そうならないためにも、少しでいいのでグリップの握り方について学んで、納得した上で握り方を決めてもらえたらいいんじゃないかなと思っています。
とくにフォアハンドは一番打つ回数が多いショットだと思うので、簡単に決めず少し考えてから決めていきましょう。
フォアハンドのグリップの握り方を決める要素
まずは、フォアハンドのグリップの握り方を決める要素から説明したいと思います。
グリップの握り方を決める上で要素はとても大事になってきます。
「ボールを楽に飛ばしたい」
「将来的にはスピンをかけたい」
「スピードのあるボールを打ちたい」
「手のひらで感覚がわかりやすい握り方がいい」
など、人それぞれ何を目的にするかで、それが達成しやすい握り方があります。
例えば、「スピンが打ちやすい握り方がいい」というならば、厚めのグリップの握り方だと打ちやすいとかですね。
もちろんスピンに関しては、薄いグリップでも打つことはできます。
あくまで打ちやすい打ちにくいといったことなので、ダメとかはありません。
それぞれのグリップの握り方にも得意不得意があるわけですから、そこを考慮して決めていくのがいいですね。
ぼくの話になりますが、ぼくは身長が155cmと小柄なので、高い打点で打たなければいけないことが多いことから、高い打点が打ちやすいのは厚いグリップになるので、それで「厚いグリップにしよう!」って感じで決めました。
とはいえ、身長が低いから厚いグリップがいいというわけでもありません。
ボールが高く弾む前に打てばいいし、無理そうならボールの落ちてくるところまで下がって打ったっていいです。
必ずこれが正しいというものはないので、心配する必要はないですよ。
フォアハンドの4種類のグリップの握り方
では、フォアハンドの4種類のグリップの握り方について説明していきます。
- コンチネンタルグリップ
- イースタングリップ
- セミウエスタングリップ
- ウエスタングリップ
グリップの握り方は結構簡単で、手をパーにした時に人差し指の母指球と、親指の母指球を真横にいったところと小指の母指球の真下にいったところの重なるところを直線に結んだ部分が、グリップの同じ面に触れるように握るだけです。
グリップは八角形になっていて、ラケットを立てた時に上が1、あとは時計回りに8まであって、どこを触れるように握るかでグリップの握り方は変わってきます。
コンチネンタルグリップ
一つ目は、コンチネンタルグリップです。
コンチネンタルグリップはグリップの2番になります。
コンチネンタルグリップは、ボレー、サーブ、スライス、スマッシュの4つショットが、このワングリップで打つことができるので万能型のグリップになります。
フォアハンドでは、低い打点は簡単に打つことができるけど、高い打点はかなり難しいです。
また、スライスは得意ですが、スピンをかけることは難しいというかできないと思ったほうがいいかもしれません。
一昔前なら、スピンという概念がなかったので、低い打点でボールを打つことが多かったので、コンチネンタルグリップで握る人は多かったのですが、今はスピンが主流になってきているので、高い打点で打たされることは多いです。
そのため、フォアハンドに関してはコンチネンタルグリップは不向きです。
イースタングリップ
二つ目は、イースタングリップです。
イースタングリップはグリップの3番になります。
イースタングリップは、プロの選手でも割と多くいて、スピードのあるボールを打ちやすいグリップです。
フォアハンドでは、低い打点が打ちやすく、高い打点では少し技術が必要になります。
オムニ(人工芝)が多い日本だと、ボールのバウンドは低くなりがちなので、低い打点が打ちやすいイースタングリップは適していると言えます。
また、高い打点に関しては、技術は必要ですが、ライジング(ボールの上がり際)で打つことで対処することができます。
ただ、弱点ということではないけれど、スピンをかけられないという人も多くいるので、スピンを覚えるのには少し苦労するかなという感じですね。
スピンがかけられないわけじゃないので、そこまで心配する必要はありません。
セミウエスタングリップ
三つ目は、セミウエスタングリップです。
セミウエスタングリップはグリップの4番になります。
セミウエスタングリップは、プロの選手でも多くの選手が採用していて、なんでもできる握り方になっています。
フォアハンドでは、低い打点も打てるし、高い打点も打つことができます。
スピードのあるボールもスピンもかけやすい、フォアハンドでは万能型の握り方を言えるでしょう。
どのようなプレーをしたいかわからないとか、握り方にこだわりがなければ、セミウエスタングリップをおすすめします。
ウエスタングリップ
四つ目は、ウエスタングリップです。
ウエスタングリップはグリップの5番になります。
ウエスタングリップでは、高い打点で力が入りやすいので打ちやすいです。
低い打点は持ち上げるのが難しいので、しっかり足を使ってあげる必要があります。
下から上にスイングがしやすいのでスピンのかけやすさがあります。
ただ、スピンが自動的にかかりやすいこともあって、スピードを出しづらいということがありますが、技術が伴ってくれば打てるので心配はないです。
動画はこちら
動画だと実際にグリップを持っているところが見れるので、わかりやすいと思います。
まとめ
今回は、フォアハンドのグリップの握り方について解説してきました。
グリップも握り方は4種類あって、
- コンチネンタルグリップ
- イースタングリップ
- セミウエスタングリップ
- ウエスタングリップ
各グリップの特徴を理解して、自分だったらどのグリップにしたらいいのかを考えてみてください。
「考えてもわからない」、「考えるのがめんどくさい」という方は、セミウエスタングリップにしとくといいですね。
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