今回は、ウィルソン バーン100S V5.0のレビューを書きました。
このラケットを一言で言うと、スピード感あるスピンでいろんな変化を実現できるラケット。
本記事を読むことで、以下のことが分かります。
- 自分に合っているか
- ラケットを口コミ・評価
- どんな人に合っているか
- ガットは何にしたらいいか
- 最安値のショップはどこか
実際に使ってみて、「どんなガットを張ればいいか」、「どんな人に合っているか」などいろんな疑問の解決策がわかりました。
記事の前半ではスペックや特徴を、後半ではバーン100Sの悩みに対する解決方法を書いています。
バーン100S V5.0を購入の際には、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
ウィルソン バーン100S V5.0のスペック
ストリングスの柔軟性とスナップを効かせやすいラケット構造で、スピンが掛かりやすく、ボールコントロールに長けた操作性。相手に対してバウンド後に伸びるボールを打つことが出来る、ベースライナーにおすすめ。
引用:ウィルソン
- フェイス面積:100inch
- 長さ:27.0inch
- 重量:300g
- バランスポイント:320㎜
- フレーム厚:23.0-25.0-23.0㎜
- ストリングパターン:18×16
- グリップサイズ:1、2
- 推奨テンション:50-60p
- 素材:BLX+ハイパフォーマンス・カーボン・ファイバー
バーン100Sは標準的なラケットで、黄金スペックと言われるラケットに分類されますが、ストリングパターンが標準的なバーン100とは違います。
ストリングのメイン(縦)が16→18、クロス(横糸)を19→16に減らしたモデルになっています。
これによって、スナップバックとたわみが増幅し、スピン性能とコントロール性能がアップしたのがバーン100Sになっています。
18×16ってウィルソンにしかないから、興味ある人は結構いるんじゃないかな!
ウィルソン バーン100S V5.0を使った感想・レビュー
- 打球感:やや柔らかい
- スピン性能:とても良い
- ボールの飛び:やや飛ぶ
- 操作性:とても良い
- コントロール性:やや良い
打球感について
打球感については、やや柔らかめに感じました。
フレームが硬いのでそのままの感覚かなと思っていたんですけど、ストリングパターンが18×16ということもあり、ガットがたわんで包み込むような感じのインパクトです。
でも、たわんだ後にはフレームの硬さがあるように感じました。
ただ柔らかいだけじゃなくて、芯のある感覚がしっかりとした打ち応えになっているのがいいですね。
バーン100がお気に入りだけど硬く感じる人は、こっちにすれば解決するかも!
スピンについて
スピン性能については、かなりかけやすくなっています。
インパクトでボールが引っかかっているのも分かるし、ボールもしっかり落ちて跳ねてくれるので、スピンを覚えるハードルはすごく下がると思います。
順回転のスピンだけでなく、斜めのスピンやスライスも変化がすごくて相手にとっては打ちづらいボールを打つことができます。
ガットの引っ掛かり感がわかるので、初心者がスピンを覚えるときなんかにも役立つと思いました。
変化のあるボールってすごく打ちづらいから、簡単に相手の体勢を崩すことができるよ!
ボールの飛びについて
ボールの飛びについては、やや飛ぶかなって感じでした。
打つ前の印象としては、ストリングパターンがかなり荒いラケットなので、ガットがたわみすぎて飛びが抑えめなのかなと思っていましたが、フレーム自体の反発性能が良くて飛びもまずまずといった感じです。
バーン100に比べたら反発性能は少し抑えめになっているかなという感じがしましたが、ボールの軌道は少し上なので良い意味で抑えが利いてるように思います。
しっかり落ちてくれるので飛びすぎてアウトする心配もありませんでした。
ガットのメイン(縦)が18本と標準より多く設定されているから、たわみが程よくてしっかり飛んでくれるよ!
操作性について
操作性については黄金スペックなので、めちゃくちゃよかったです。
使いやすさを求めるなら、やはり黄金スペックを選んどくべきですね。
バーン100と変わらないのがありがたい!
コントロール性について
コントロール性能については、程よいたわみで狙ったところに打てる感覚がありました。
これもバーン100との比較になるのですが、バーン100は弾きが良くてすぐに飛んでいってしまう感覚でしたが、バーン100Sはわずかにホールド感があってコントロールしやすかったです。
ボールの飛びでも説明しましたが、がっつりスピンがかかるのでアウトも気にしなくて大丈夫です。
短くコントロールするのも難しくないので、ショートクロスも使っていけるよ!
ウィルソン バーン100S V5.0の最安値
定価は、27500円(税込み)
ネットショップは、19800円(税+送料込み)
さらに、KPIというショップでは、10%OFFクーポンが使用できるので、クーポン使用後は17820円(税込み)
そして、楽天ポイント付くので、実質17000円以下で買えることになります。
新品が2万きるのはやばすぎる!!
人によっては、もっとポイントが付く人もいると思うので、最安値で買いたい方は楽天市場のKPIで購入しましょう。
バーン100S V5.0と前作のバーン100S V4.0の比較
バーン100S V5.0 | バーン100S V4.0 | |
フェイス面積 | 100inch | 100inch |
重さ | 300g | 300g |
長さ | 27.0inch | 27.0inch |
バランスポイント | 320㎜ | 320㎜ |
フレーム厚 | 23.0~25.0㎜ | 23.0~25.0㎜ |
ストリング・パターン | 16×19 | 16×19 |
スペックの変化はありませんでした。
使用感もそんなに違いはなくて、バーン100S V4.0からの引継ぎはスムーズにできると思います。
ラリー相手からは、「バウンド後に伸びてくる」と評価をもらったので、もしかしたらスピン性能が上がったことで推進力が強くなったのかなと思いました。
打ってる側としては変化がないので、バーン100S V5.0が使い慣れない心配がなくていいと思うよ!
ウィルソン バーン100S V5.0の口コミ・評判
バーン100S V5.0について、ユーザーはどんなことを感じたのか口コミを集めてみました。
良い口コミ
- 軌道が上がりやすいからネットが減った
- このラケットならスピンが簡単に打てる
- Sラケの中でもパワーがあって使いやすい
- コスパが最強すぎる
バーンの持つパワーがそのまま残っているので、Sラケのパワー不足が気にならないのは大きいですね。
新品でも17000円だから、2本準備しても34000円!
コスパ良すぎるね!
悪い口コミ
- フラットを打つのが難しい
- ボールが潰せなくなった
バーンというと、ボールを潰して打つイメージを持っている方も少なくないので、いくらSラケとはいえ違和感があるようです。
スピン専用のラケットだから、スピンにこだわりがないなら通常のバーン100にすればOKだよ!
ウィルソン バーン100S V5.0に対するQ&A
Q バーン100との違いは何ですか?
バーン100との違いはストリングパターンのみです。
バーン100⇒16×19
バーン100S⇒18×16
そのため、スピンを使っていきたいか、スピードボールで勝負をしていきたいか、でどっちを選ぶか決めればいいと思います。
基本的には、スピンへのこだわりがないのなら、通常のバーン100にしといた方が無難なんじゃないかなって感じです。
通常のバーン100だとスピンがかからないとかじゃないからね!
バーン100については、ウィルソン バーン100 V5.0のレビュー・インプレを読んでみてください。
Q どのSラケがおすすめですか?
Sラケのラインナップとしては、ブレードとバーンがありますが、どの能力に期待したいかが重要です。
ブレード⇒コントロール
バーン⇒パワー
ブレードはフェイスサイズも小さくてパワーが必要なので、女性だったらバーンを選ぶのが良いと思います。
バーン100Sは唯一の黄金スペックのSラケだから、Sラケの中で選ぶならまずはバーン100Sをおすすめしたいかな!
Q 女性にも使うことはできますか?
バーン100Sのグリップサイズを見てみると、サイズが1と2しかないので、女性がメインに使っていくのラケットなのかなって感じです。
あとはバーンのSラケの中でも重さが違うものがあるので、自分に合った重さを選んでいきましょう。
女性で使ってるの見たことあるから、安心して選んで大丈夫!
ウィルソン バーン100S V5.0におすすめのガット
バーン100Sはフレームが硬くできているため、柔らかいガットを張るのがおすすめです。
さらにスナップバックが起こりやすいので、表面が滑りやすいガットを選ぶことで、さらにスピン性能を高くすることができます。
ということで今回は3つ紹介します。
1.ルキシロン エレメント
- 打球感:とても柔らかい
- ボールの飛び:普通
- ボールスピード:普通
- スピン性能:やや強い
- 耐久力:やや良い
まず一番におすすめしたいのがエレメントです。
理由は、柔らかくてスナップバックが起こりやすいポリガットという点です。
エレメントは非常に柔らかくてガットがたわみやすく、ホールド感が感じられてスピン性能も高いガットなので、バーン100Sに合わせやすいガットになります。
エレメントはパワーが出しづらいと言われているけど、バーンのフレームにパワーがあるからこその組み合わせだね!
2.ルキシロン 4G
- カラー : ゴールド
- 長さ : 12.2m
- ゲージ : 1.25㎜、1.30㎜
- タイプ : ポリエステル
次におすすめなのは、4Gです。
少しガットそのものの難易度は上がりますが、4Gはボールを潰しやすくパワーが出るガットなので、今はないモデルですがバーン95にあった潰し感というものが再現できます。
さらにバーン100Sが持っているパワーと4Gが持っているパワーを掛け合わせることができるので、さらにバウンド後の伸びに期待できます。
4Gは強く打つほど柔らかくなる性質があるから、しっかりスイングできる人に向いているね!
3.ウィルソン NXT
- 打球感:とても柔らかい
- ボールの飛び:とても飛ぶ
- ボールスピード:とても飛ぶ
- スピン性能:やや強い
- 耐久力:普通
次におすすめのが、NXTです。
NXTは女性に使ってほしくて選びました。
NXTなら、ボールのスピードと飛びが良いので、相手のコート深くに楽に返球することができます。
また、ナイロンなのでスナップバックは期待できませんが、スピン性能も高く、バーン100Sとの組み合わせは抜群です。
ナイロンから選ぶなら絶対に外せないガットがNXTだよ!
ウィルソン バーン100S V5.0はこんな人におすすめ
- スピンで攻めていきたい人
- ラケットにパワーを求めている人
- ネットミスを減らしたい人
- ちょい硬めの打感が好きな人
パワーのあるSラケを使いたいんだったらバーン100Sで決まりだね!
おすすめできない人
- 硬い打感が嫌いな人
- フラット系で攻めたい人
打ち出し角度は勝手に上がるので、フラットで攻めていくラケットではないかなー
ウィルソン バーン100 V5.0のシリーズ
バーン100 V5.0
- フェイス面積:100インチ
- 長さ:27.0インチ
- 重量:300g
- バランスポイント:320㎜
- フレーム厚:23.0-25.0㎜
- ストリングパターン:16×19
- グリップサイズ:2、3
- 推奨テンション:50~60p
- 素材:ハイパフォーマンス・カーボン・ファイバー+BLX
バーン100のレビューについては、ウィルソン バーン100 V5.0のレビュー・インプレを読んでみてください。
バーン 100S V5.0
- フェイス面積:100インチ
- 長さ:27.0インチ
- 重量:300g
- バランスポイント:320㎜
- フレーム厚:23.0-25.0㎜
- ストリングパターン:18×16
- グリップサイズ:1、2
- 推奨テンション:50~60p
- 素材:ハイパフォーマンス・カーボン・ファイバー+BLX
バーン 100LS V5.0
- フェイス面積:100インチ
- 長さ:27.0インチ
- 重量:280g
- バランスポイント:325㎜
- フレーム厚:23.0-25.0㎜
- ストリングパターン:18×16
- グリップサイズ:1、2
- 推奨テンション:50~60p
- 素材:ハイパフォーマンス・カーボン・ファイバー+BLX
バーン 100ULS V5.0
- フェイス面積:100インチ
- 長さ:27.0インチ
- 重量:260g
- バランスポイント:330㎜
- フレーム厚:23.0-25.0㎜
- ストリングパターン:18×16
- グリップサイズ:1、2
- 推奨テンション:50~60p
- 素材:ハイパフォーマンス・カーボン・ファイバー+BLX
ウィルソン バーン100S V5.0のまとめ
バーン100Sについてまとめてきました。
パワーがあるラケットでスピンボールが簡単に打つことができ、ネットミスも最小限に抑えることができます。
とくに女性におすすめなので、スピンを使っていきたい方はぜひ使ってみてください。
購入の際は、ぜひ最安値のKPIで買いましょう。
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