テニスは時に頭脳戦になることってありますよね。
頭脳戦とは学力とイコールになるのか、そんな部分について説明していきます。
頭が良い=テニスが強いとは限らない
学力が良いからと言って、必ずしもテニスが強いとは限りません。
学力=運動能力は違う
学力=運動能力は比例しません。頭のいい学校の選手はみんな強いですか?
そんなことはないですよね。
早稲田大学など有名どころは、頭がよくてテニスも半端なく強いです。
でも実際にはそこまで関係ないです。
インハイ、インカレのように規模が大きくなると、さすがに頭がいい方が試合の組み立て方がうまいですよね。
まあここまで行ってる人は頭よりも技術面がしっかりしていることがほとんどです。
高校生の大会でもそうですが、偏差値通りの成績にはなってないですよね。
アマチュアの地方の大会くらいなら、頭の良さは必要ないです。学力と運動能力は違います。
勉強より運動の方が難しい
もう1つは勉強より体を動かす方が難しいという点です。
変な話、勉強って頭で考えれば済むじゃないですか。でも運動は頭で考えたうえで体で表現しないといけません。
理論的な観点の話で、スピンのかけ方とかあるじゃないですか。
「原理はわかるんだけど実際には難しい」これがまさに頭でわかっているのに体が動かないということです。
頭の良さから理解することはできても、実際に行動に移せるかは別の話なので、必ずしも比例することではないんですよね。
とはいえ、運動ができるからと言って頭がいいというわけでもないですけど。
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実力が同じなら頭のいい方が強い
もし同じ実力だとしたら頭の良い方が圧倒的に試合で勝ちやすくなります。
そりゃあそうですよね。戦略を練って試合を進めていけるか、自分のやりたいことだけをやって試合をしていくのでは全然違います。
考えて試合を進めることができれば、効率よくポイントが取れるし、何より相手の弱点を分析できますからね。
頭が悪いと弱点とか考えてないし、ただ打ちたいショットを打つだけなので、相手としては辛くはないです。
すごく簡単な例をあげるなら、リスクが低いテニスができるかできないか。相手よりミスするテニスをしたら勝てないですよね。
頭を使えるとこの辺の考え方ができるから、そこで差をつけることはできます。
必要な練習を考えることができる
頭が良ければ自分に必要な練習がわかるはずです。
考えることができる人は分析できるから、常にどんなことが足りないのかを理解しながら練習することができるんですよね。
頭の良さは試合よりも練習の方が重要になってくるかもしれません。
試合の前に十分な準備ができれば、試合の時は相手に集中できますからね。
これができるとできないでは、1年後とか長い目で見たらすごい差がつくと予想できます。
とはいえ、頭が良くないとしても意識すればできることなので、とくに気にすることはないです。
テニスは頭の回転の速さが重要
頭が良いというよりは「頭の回転が速い」方がテニスでは重要です。
頭が良くても1~2秒でボールは行き来しているため、考える時間はないんですよね。
ポイント間も約20秒、コートチェンジも90秒とゆっくり考えてる時間はありません。
なので、一瞬でアイデアを出す回転の速さが重要になってきます。
実際には頭が良いことは重要だけど、学力とテニスでは考え方が違うため、また違う頭の良さが必要です。
1番は頭の回転の速さだし、アマチュアでは技術面の方が重視されるので、頭の良さは関係ないと思っておきましょう。
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