テニスボールにもいろいろな種類があって迷ってしまいますよね。
しかし、ボールにはそれぞれ特徴があり、メーカーごと、モデルごとにまったく違います。
今回はウィルソンのボールがすごいということで紹介したいと思います。
ウィルソンが世界初のプレッシャーボール
現在あたり前のように使われているプレッシャーボールの缶ですが、それを世界で初めて販売したのがウィルソンです。
それまでは試合でも、ノンプレッシャーボールが使われていました。
さらに、プラスチックで作られたボール缶もウィルソンが世界で初です。
あなたはテニスボールの歴史を知っていましたか?
そんなテニスボールの歴史を変えたウィルソンですが、現在は、全豪オープンと全米オープンで使われていて、選手達も信頼してプレーできているんです。
ボールの種類
- ツアープレミア(試合球)
- ツアースタンダード(練習球)
ボールが長持ちする理由
- フェルト
- エアー
- 撥水性(はっすいせい)
この3つの耐久性が良くなったことで、ボールが長持ちします。
フェルトが長持ち
プレーしていると、ロゴが薄くなってきます。それは、打つたびにフェルトがすり減っているから。
今回のボールのロゴは結構早く薄くなってしまうのですが、それで判断してはいけません。
今までだと、ロゴが薄くなってきたら、ボールの寿命と判断することが多かったかと思いますが、このボールはロゴは薄いけど、フェルトは残っています。
ロゴが消えたからといっても、フェルトはまだまだ元気なので、品質はあまり変わりません。
エアーが抜けにくい
フェルトの耐久性が良く、ボール内の空気圧が下がりにくい素材のゴムを使っているので、空気が抜けにくくなっています。
フェルトは結構残っているのに、空気が先になくなってしまうことってありますよね。1時間くらいしかプレーしなかったら、次回使う時も見た目では使えそうですが、ボールはペコペコです。
空気が抜けにくいのはプレー時間が短い人にとってはありがたいですよね。
撥水性(はっすいせい)
湿度の高い日本では、空気中の水分すらボールが吸ってしまいます。それを防ぐことで、ボールの重さもあまり変わらなくなっています。
他のボールだと、通常の状態と水を含んだ状態で7gほど変わりますが、ツアープレミアでは0.5g、ツアースタンダードでは4gと、水分の吸収を抑えられています。
ロゴが消えやすいという原因も、撥水性を良くするためのコーティングで、インクが中まで吸い込まないのが理由となっているんですね。
そのため、ロゴが消えたとしても、使えないと判断するのは、間違いということなのです。
ケガの予防になる
フェルトがあると、クッションの役割をしてくれるので、腕への衝撃も抑えてくれます。
また、日本ではオムニコートで試合をすることが多いと思いますが、オムニコートでは、雨が降っていてもプレーをしますよね。
水を含んだボールは重くなるので、腕への負担も大きくなり、ひじや手首を痛める原因になってしまいます。
ケガの心配がないということは、プレーで不安に思うことがないので、健康を維持しながらできます。健康を維持できれば、プレー時間も長くなり、より楽しくできるんですね。
>>硬いボールはケガの元?プレッシャーボールとノンプレッシャーボールの違い
まとめ
ウィルソンのボールを使用している人はあまりいません。だからすごくもったいないと思います。どんどん使って欲しいのに。
テニス人口としても、年配の方が増えてきているので、健康面を考えて、このボールを使ってほしいです。
また、高校生の大会では、ウィルソンを使用していると思うので、同じメーカーだと違和感が少なくて済むので、普段の練習から、取り入れると感覚も変わらずプレーできます。
ウィルソン ツアープレミア(試合球)↓
ウィルソン ツアースタンダード(練習球)↓
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