フォアハンドでテイクバックした時の手首の形←目的で決まります。

フォアハンドのテイクバックの形について考えたことがあると思います。

実際には悩んでいるという方も多いですよね。

どのようなテイクバックにしたらうまく打てるのか。気になりますよね。

テイクバックは打つために重要な動作であり、形と目的が一致するとスムーズなストロークになります。

今のスイングでも威力がアップする可能性は十分にあるので、ぜひ知識の1つに覚えてってください。

目次

テイクバックでストロークは決まる

ストロークはテイクバックでどんなショットになるかだいたい決まってしまいます。

ラケットが打点に対して下がればスピン系になるし、打点の高さと同じならフラット系になりますよね。

そんな感じでテイクバックは打つショットを決める重要な役割をしているんです。

そしてテイクバックの中で最も重要なのが手首の形です。

手首はスイング中に動きやすいため、ストロークへの影響は大きいんですよね。

とくにフォアハンドは自由度がすでに高いショットなので、余計に手首が動きやすいです。

しかし、スイング中の手首の動きは、テイクバックでセットした時の手首の形しだいで自由にコントロールすることができます。

だからこそ手首の形はスイングに直接影響してくるので大事と言われてるんですよね。

手首の形までは意識している方は多くはいないと思いますが、知っとくとスイングスピードが上がったり、逆に速くならない理由まで分かるようになります。

テイクバックの手首の形は自由でOKです。

ここまでテイクバックの手首の形の重要性について説明しといてなんですが、テイクバックの形は自由でOKです。

プロを見るとわかる通り、選手によって全然違います。

もちろんテイクバックの大まかな形は選手全員同じで、スイングで力を出しやすい形にはなっています。

テイクバックに関してはそんなに決まりはないんですよね。

体をひねるとか肩を入れるとか、必要最低限の準備だけできてればそこまで深く考える必要はないです。

テイクバックについてはこちら『フォアハンドストローク 正しいテイクバックの作り方を解説』を参考にしてください。

実際には手首の形で打ち分けるとかないんですよね。

どんなショットも打てた方がいいから、自分のスイングがしやすいテイクバックでOKです。

自分のフォアを1番いかせる手首の形を選んで決めましょう。

そのような意味で、テイクバックの手首の形は自由でOKってことでした。

テイクバックの手首の形は「目的」で決まる

ではここから、この記事の本題であるテイクバックの手首の形について説明します。

スピン系なら前腕を使いやすいテイクバック

前腕の使いやすいテイクバックのコツはそんなに難しくなくて、グリップエンドからテイクバックするだけで完成です。

前腕のねじりというのはスピンに大きく影響するのですが、テイクバックの時にねじっておくとスイング中に戻って鋭く前腕が動くということなんですね。

スピン系のストロークを主体とする人は、このテイクバックをするとスピン量がアップするはずです。

このテイクバックをするとスイングスピードが速くないという方でも、ある程度は速くなるのでおすすめです。

プロでいうと若い選手に多いですかね。ぐにゃぐにゃしたようなテイクバックする選手。

キリオス、ティアフォー、コキナキス、ハチャノフなどなど。

あれは極端ですが前腕の動きがかなり使われるテイクバックなので、スピン量多めの攻撃的なストロークになってますよね。

オールラウンドなら手首を立てるテイクバック

こちらはごく普通に知れ渡っているテイクバック方式ですね。

ラケットヘッドが立った状態でのテイクバックで、ストロークの全ステータスにおいてバランスのいい手首の形ができています。

ストロークに比重を置いてなくて、スピンをガンガンかけるタイプでなければ、手首を立てたテイクバックがおすすめです。

プロの中でも1番多い形なんじゃないかと思います。

実際にはスピンだってかけられるし、とくにこれといったデメリットは見つかりませんので、この形の選手が多いんでしょうね。

ボールに対してフラットにラケットが出ていきやすいから、ミスヒットが少なくなることがわかります。

それにラケットヘッドが立ってればスイングが始まれば自然と下がるので、ナチュラルなスピンがかかったフォアハンドになりやすいです。

手首が伸びてしまうテイクバックはNG

残念なことに結構多く見るテイクバックの仕方なんですけど、手首が伸びてしまうのは良くないです。

手首を伸ばすことでラケットヘッドを落としているのかもしれませんが、インパクトでボールに対して弾くようになってしまいます。

弾くことが悪いことではないのですが、手首を前で出ていきやすいからコントロールが難しいんですよね。

プロでもテイクバックで手首が伸びている選手はいるっちゃいます。スイングスピードが速すぎて次元が違うんですよね(笑)

これで打てるならそれでもいいですが、スピンとスピードの両立は難しくなるのでおすすめはできません。

こちら『フォアハンドで手首が動いていい方向とダメな方向を解説』を参考にしてください。

1番の武器にしたいフォアのテイクバックを選ぶ

いろんなテイクバックの手首の形があって、正直大きく分けると上記で説明した2パターンです。

  • 前腕が使いやすいテイクバック
  • 何でもできる手首を立てたテイクバック

正直どっちが良いとは言いづらいので、決める要素としてはプレースタイルを基準にしましょう。

ちなみに私は2つの中間くらいのテイクバックになっています。どっちかにすると私の場合は合いませんでした。

これもやってみなければわからないし、実際にボールを打ってどんなフォアになるかも見とかないといけませんよね。

スイングがうまくいかないという方は、テイクバックとの連動がうまくいってないだけかもしれません。

打った感覚とスイングの感覚、ボールの軌道とバウンド、全部の要素を比べて自分に合ったバランスのいいテイクバックの形を見つけるのが目標です。

あと手首の形は無意識的にできるまで変わりやすいため、少し意識するくらいの気持ちで練習できるといいですね。

フォアハンドの打ち方を超わかりやすく解説!【初心者もOK】で詳しく学ぶ↓

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ぼぶ
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こんにちは、ぼぶです。
テニス歴は13年です。
年間300本のガットを張っています。
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