
はじめまして。ブログの管理人のぼぶです!
このページでは「フォアハンドの打ち方」をどこよりもわかりやすく解説します。
私はブロガーになって時間に余裕ができ、テニスのことを考える時間が増えるようになりました。
2017年より、仕事よりテニスということ、常にテニスを優先して動いています。
そして、このようにテニスについてブログで語るという日々が続いています。
ぼぶテニ(ぼぶのテニスまとめ)を運営しているテニス馬鹿が、初心者でも簡単に理解することができるように、フォアハンドについて解説していきます。
- フォアハンドの打点は?
- 脱力の仕方は?
- スピンはどうやってかけるの?
など、たくさんの疑問が解決できると思います。
レベル問わずどんなプレーヤーでも、今より上達することは可能なので、一緒にフォアハンドを強くしていきましょう。
おさらい!フォアハンドの一連の動作
初心者に向けてフォアハンドの基本の動きを説明していますので、初心者じゃなければとばしてOKです。
まずは、フォアハンドの一連の動作をおさらいとして手順で紹介します。
- 構える(相手を見る)
- スプリットステップを踏む(相手が打つ時)
- 左足を直地して、右足をボールがくる方向に向けて着地する
- ボールに近づく
- 上体を横に向けて構える
- 右足を決めてテイクバック(ボールの後ろ)
- 左足を出す
- 体重を移動させる(右足⇒左足)
- スイングを始める
- フォロースルーで右足を前に出す
- 相手を見て構える
この1~11までの動作を一連の流れでやるのがフォアハンドです。
少し細かいように感じますが、できるようになると当たり前のようにやっていることです。
もっと細かく書きたい気持ちもありますが、これ以上はテクニック的な感じになってしまうので、この11の手順にまとめました。
もちろん強い人も当たり前のようにやっていることなので、ここが当たり前にできるようになって、脱初心者ってところですかね。
フォアハンドの打ち方のコツ
フォアハンドの一連の動作ができるようになったら、いよいよ打ち方に入ります。
フォアハンドの基本的な打ち方は回転運動で、遠心力を最大限に使ってエネルギーを生みだし、ボールに伝えていきます。
- テイクバックで左肩を入れる
- 股関節を入れて上半身をひねる
- 軸足で地面を蹴る
- フォロースルーで前に押し出す
この4つを
1.テイクバックで左肩を入れる
テイクバックでは左肩を入れましょう。
左肩が入るかどうかでスイングと相手からの見え方が変わってきます。
左肩が入ることで、スイングに十分なひねりが生まれるため、十分なスイングスピードを保つことができます。
また、左肩が入ることによって相手から見ると、どっちに打ってくるのかコースを判別できなくなるといったメリットがあります。
肩を入れるだけでコースを隠せるのは大きなメリットなので、常に左肩を入れる意識でテイクバックをしていきましょう。
2.股関節を入れて上半身をひねる
そしてテイクバックでは股関節を入れて上半身をひねりましょう。
股関節を入れる上半身をひねることで、溜めを作ることができます。
あとは先ほども説明したように、スイングスピードとコースを隠せるメリットがあるので、常に股関節も入れられるようにしたいですね。
股関節を入れるに関しては、フォアハンドを上達させるコツは股関節と回転運動で解説しています。
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3.軸足で地面を蹴る
強いショット打ちたければ、軸足で地面を強く蹴る必要があります。
軸足で地面を蹴ることで股関節が元に戻り、運動連鎖のエネルギーをスイングに伝えることができます。
地面を蹴らなくてもいいですが、それだと股関節を入れた意味がなくなるのと、強いフォアハンドにならないので注意してください。
4.フォロースルーで前に押し出す
フォロースルーではできるだけ前に押し出すようにスイングしましょう。
スイングのエネルギーは打ちたい方向にまっすぐに押すことで、ボールに力を伝えることができます。
フォアハンドは体の回転で打つため、前にスイングしないと一瞬で体に巻き付く方向にエネルギーを使ってしまいます。
押すがわかりにくい方は、【ストローク】「押す」がわかりにくいのは感覚的表現。物理的表現はスイング軌道がストレート。を参考にしてください。
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フォアハンドのグリップ⇒悩んでいるなら厚く握ろう
続いてはフォアハンドのグリップなんですけど、「自分はこのグリップでやっていく!!」と決めている人は読まなくて大丈夫です。
グリップの握り方にはとくに決まりがなく、どれがいいとか悪いとかもありません。
「グリップはなんとなくこれだし、なににしたらいいかわからない」って人は、厚めに握ることをおすすめします。
厚く握るメリットは、
- スピンをかけやすい
- 高い打点にも対応しやすい
などがあります。
厚グリップに関しては、こちらの記事で詳しく説明しています↓
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フォアハンドを上達させる方法
フォアハンドを上達させる方法については、本当にいろんな方法があります。上達というか強化ともいいますね。
どれをやればいいとかじゃなくて、ポイントを絞って極めていくことが何より重要になってきます。
強くする方法は4つあって、1から順に難しくなっていきます。
1.回転運動を強める
1つ目は、回転運動を強めるです。
回転運動を強くすることによってスイングスピードが上がり、フォアハンドが全体的に強くなります。
回転運動を強くする方法は、ブレない軸を作って体を一気に回す!これだけ。
たったこれだけですが、すごく大事なんでやってみるとびっくりしますよ。
軸の作り方に関してはこちらの記事を参考にどうぞ↓
テニスをしていると、よく「軸」という言葉を耳にすると思います。 今回は軸を作ることでストローク力をアップさせる方法を紹介します。 目次1 軸を作って強いストロークに1.1 軸とは?1.2 なぜ回転スイングになったのか?2 …
回転運動のコツに関してはこちらの記事がおすすめです↓
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2.スピン量を増やす
2つ目は、スピン量を増やすです。
スピン量を増やすことによって、バウンドした後のボールに伸びをプラスすることができます。
伸びるボールは相手にとって打ちづらいので、フォアの強さを感じさせることができるでしょう。
また、ボールも急降下していくためアウトが減り、安定感が増すといったメリットもあります。
スピンのかけ方を詳しく書いています↓
フォアハンドでスピンをかけることはできていますか? もしできてないなら、攻撃の幅はもっともっと広くなるはずです。まさに伸びしろです。 スピンをかけられる人は意識せずとも自然にかけることができるんですよね。 でもね、ちゃん …
3.脱力してスイングする
3つ目は、脱力してスイングするです。
脱力することで無駄な力みがない分、シャープに鋭いスイングが可能になります。
ただ、この技術は中級者でも習得に時間がかかるので、簡単に覚えられるわけではありません。
ですが、覚えた時にはフォアハンドの全性能がレベルアップするはずです。
脱力のコツはこちらの記事を参考にしてください↓
「脱力」というワードがテーマに掲げられた時、1番にイメージするのがフォアハンドではないでしょうか。 「脱力ってどうやったらできるんですか?」 と質問されることがあります。 「もうね、長年の経験だよ。」って答えたくなるんで …
4.ボールを潰して打つ
4つ目は、ボールを潰して打つです。
ボールを潰すことができれば、ボールを操るようにコントロールができるようになります。
スピン量、スピード、コントロール性能、すべてが自由自在にできるようになるので、フォアハンドそのものの次元が変わると思います。
プロはほとんどのボールを潰して打っているので、コントロール良いし、ミスしないし、強いボールになっていますよね。
潰して打つコツは、
- スイングスピードを速く
- 厚く当てる
の2つが重要になってきます。
ボールの潰し方はこちらの記事を参考にしてください↓
ボールを潰して打て!と言われて、まっさきに思うのが「ボールを潰すって何?」じゃないですか? 私も初めて聞いた時には頭が???って感じでした。 このボールを潰す技術は20人に1人もできません。 少なすぎる・・・ でもとって …
まとめ
フォアハンドの打ち方から上達させる方法までを解説してきました。
やることはいたってシンプルなんですけどね、それを可能とするにはやることがいっぱいあります。
フォアハンドは1番打ちやすいショットなので、武器にしやすいんですよね。
とにかく、フォアハンドも奥が深いので、時間を確保して練習していってもらえればと思います。
ぜひ、なにかしらフォアハンドを強くするヒントになれば嬉しいです。
最後にフォアハンドのよくある質問をまとめてあるので、ぜひ見ていってください。
【Q&A】フォアハンドのよくある質問
Q:打点を一定に保つ方法はありますか?
あります。
早くボールの後ろに行くことによって、最適な打点にむけて構えることができます。
ただ、多くの場合は、相手によって崩されてしまうので、正確に自分の思っている打点で打つことはできません。
打点の詳しいことはこちらをご覧ください↓
フォアハンドは安定しているでしょうか? テニスを始めた時からずっと打っているフォアハンド。回数からしても1番多く打っているフォアハンド。 「いつになったら安定してくれるの!?」 そんな悩みを抱えてる方には、ぜひ読んでほし …
Q:スピンを打とうとすると回転だけになってしまいます
当たりが薄いのが原因ですね。
スピンをかける時でもボールに対してはフラットに入って、ボールがガットから離れるときにスピンをかけるイメージをするとうまくいきやすいです。
ボールを後ろから押すイメージだと厚く当てることができます。
詳しくはこちらをご覧ください↓
ストロークのインパクトの時によく使われる「押す」について。 わかる人とわからない人が極端にわかれるんですよね。 この記事にたどり着いたという方は、押すという表現がいまいちわからずにいると予想しています。 「押す」の物理表 …
Q:どのラケットでも同じように打つことはできますか?
どのラケットでも同じように打つことができます。
ただ、人によってラケットの使いやすい使いにくいは出てくると思いますので、そういった意味では自分に合っているラケットを選んだ方が上達しやすいはずです。
おすすめのラケットについてはこちらをご覧ください↓
こちらでは最新のモデルを含めた、おすすめのラケットを紹介しています。 ラケットを選んでいる基準は、黄金スペックに近いものです。 ウエイト300g バランス320mm 中厚フレーム この3点を基準にしているため、誰でも使い …
Q:インパクトの時に面はかぶせた方がいいですか?
インパクトの時はラケットが地面に対して垂直がいいです。
スピンをかけるときには少しくらいならかぶせてもOKですが、面の角度としては80~90°に抑えるようにしてください。
インパクトについてはこちらをご覧ください↓
あなたはインパクトについて、詳しく知ろうとしていますか? インパクトはボールの回転や飛びなど、すべてを決めるといってもいいくらい大事です。 ストロークからボレー、サーブ、またはフォアハンドからバックハンドまで、すべてのシ …
Q:体の回転がうまく使えません
股関節のひねりとひねり戻しを使うと自然と回転するようになります。
股関節を使い方はこちらの記事をご覧ください↓
テイクバックではどんなことを意識していますか? よく言われるのは「腰を回して打て!」とか「腰を使って!」とかだと思います。 できない人にとっては、どう使ったらいいかわからないですよね。 ここでは、テイクバックでの腰の使い …
体の回転軸はこちらの記事を参考にしてください↓
あなたは軸を中心に回転させるスイングが理解できていますか? 軸を作ることの意味はわかっていても、スイングするとなると思い通りに打つことができない人もいます。 今回は、軸が2つあると想定した打ち方を紹介したいと思います。 …
Q:独学でもフォアハンドを強くすることはできますか?
独学でも十分強くすることはできます。
YouTubeにたくさんのコーチング動画があるので、自分に合うものを見つけるのがおすすめです。
私も独学なのでこちらをご覧ください↓
こんにちは、ぼぶです。 この記事は、 苦手なフォアハンドを克服したい 安定したフォアハンドが打ちたい もっとポイントが取れるフォアハンドが打てるようになりたい そんな方に向けて書いています。 誰だってフォアハンドが得意の …
Q:エッグボールの打ち方を教えてください
エッグボールはスピンとスピードを両立したものです。
スイングスピードが速くなると、自然とエッグボールを打つことができます。
詳しくはこちらで説明しています↓
エッグボールを1度でいいから打ってみたいと思いませんか? ここではエッグボールの打ち方から、エッグボールを実現するための補足説明、おすすめのラケットやガットの解説をしています。 エッグボールが気になる!打ちたい!って方は …
Q:ソフトテニスと同じように打っても平気ですか?
似てるようで全然違います。
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ソフトテニスあがりの人が疑問を抱きやすいフォアハンド。 そのまま同じような打ち方をしてはいけないのか、という点について説明していきます。 目次1 フォアハンドは全く違うのでNG2 うまくいかない原因はボールの性質3 フォ …
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