今回は、ヘッド ブーンMP 2022のレビューを書きました。
このラケットを一言で言うと、振り抜きやすくて爽快にボールを飛ばせるラケットです。
本記事を読むことで、以下のことが分かります。
- 自分に合っているか
- ラケットを口コミ・評価
- どんな人に合っているか
- ガットは何にしたらいいか
- 最安値のショップはどこか
実際に使ってみて、「どんなガットを張ればいいか」、「どんな人に合っているか」などいろんな疑問の解決策がわかりました。
記事の前半ではスペックや特徴を、後半ではブーンMPの悩みに対する解決方法を書いています。
ブーンMPを購入の際には、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
ヘッド ブーンMP 2022のスペック
スピン性能が高く、よりラケットヘッド側でヒットする現代のプレースタイルにマッチした新感覚ラケット。パワーと心地よい打感、さらにコートで映えるカラーリングが大好評
引用:ヘッド
- フェイス面積:100インチ
- 長さ:27.0インチ
- 重量:295g
- バランスポイント:315㎜
- フレーム厚:24.0㎜
- ストリングパターン:16×19
- グリップサイズ:2、3
- 推奨テンション:48~57p
- 素材:オーセチック
黄金スペックよりも軽く、バランスポイントもグリップ寄りだから、本当に振り抜きやすいモデル!
もともとはインスティンクトの後継モデルとして登場したのがブーンなんだって!
ヘッド ブーンMP 2022に搭載されているテクノロジー
オーセチック
ミスヒット時に本来なら起こるヨーク部の変形具合のばらつきを抑え、飛びや打球感の安定性に繋がる分子構造
グラフィン インサイド
高い剛性とクリーンな打球感を実現するダイヤモンドよりも硬いカーボン素材
ユニパターン
ストリングの幅を均一にすることで軌道を安定させる設計
パワーグロメッツ
ストリングが動きやすいグロメットを採用し、パワーを増大させる設計
ヘッド ブーンMP 2022を使った感想・レビュー
- 打球感:とても柔らかい
- スピン性能:普通
- ボールの飛び:やや飛ぶ
- 操作性:やや良い
- コントロール性:やや良い
打球感について
打球感については、とても柔らかく感じました。
ガットはたわみやすいし、ラケットも程よくしなってくれるしで、気持ちの良い打ち心地でした。
これほど柔らかければ、少し硬めのガットを張っても大丈夫なので、いろいろ試せそうですね。
硬くて有名な4Gを張っても全然大丈夫だったよ!
スピンについて
スピン性能については、意外にもスピンがかけやすかったです。
スピン性能という意味では普通という評価をしたんですけど、スピンのかけやすさはGOOD。
グロメットの構造によりガットが滑りやすくなっているから、スナップバックが起こりやすくて自然にスピンがかかるんだと思います。
スピン系ラケットほどじゃないけど、フラット系ドライブのプレーヤーで最低限のスピン量がほしいという方には問題ないスピン量です。
ボールが引っ掛かる感じはあまりないから軌道は低めだよ!
ボールの飛びについて
ボールの飛びについては、絶妙なフレーム厚でGOODだと思いました。
ブーンMPは振り抜きがしやすくて、結構勢い良く振り抜けちゃうんですけど、それが逆に飛びを抑えてくれてちょうどよかったです。
振り抜けるからスピンがかかるし、よくフレーム厚を24㎜にしてくれたなって思いました。
このたわみとしなりのバランスはフレーム厚24㎜だからこその性能だと思います。
飛びは良好!
たわみとしなりで飛距離が抑えられているね!
操作性について
操作性については、振り抜きやすくて文句なしの100点でした。
人によっては295gがまだ重いと感じると思ったので、評価を少し下げました。
そのショットも振り抜きがいいので、スイングのストレスなくていい感じです。
フレーム厚のバランスとかでも振り抜きの良さが変わってくるから、これ以上の振り抜きの良さはないと思う!
コントロール性について
コントロール性能については、満足いく感じでした。
まず重くないからリストワークが利きやすいのと、バランスポイントがグリップ寄りだから、インパクト周辺での微調整がしやすくて、ちょっとした修正も簡単にできるところがいいです。
また、球持ちもいいので、ガットの上に乗っている感覚もわかりやすくて、それもコントロールの良さにつながっています。
バランスポイントがグリップ寄り(トップライト)のラケットはコントロールがしやすいよ!
ヘッド ブーンMP 2022の最安値
定価は、37400円
ネットショップは、23400円(送料込み)
新作でこれは安くていいね!
ヘッド ブーンMP 2022の口コミ・評判
ブーンMP 2022について、ユーザーはどんなことを感じたのか口コミを集めてみました。
良い口コミ
- 振り抜きや操作性がいい
- 打球感がソフトすぎて打ちやすい
- 柔らかい打球感が好きな人には絶対におすすめ
ヘッド一番の柔らかさで、幅広い層に向けて作られたラケットだね!
悪い口コミ
- 柔らかすぎるガットとは合わない
- インスティンクトよりは昔のラジカル寄り
さすがに柔らかさにも限度があるってことだね!
柔らかいガットが好きな人は少し硬めのテンションで張ってみよう!
インプレ動画もあるよ
ヘッド ブーンMP 2022に対するQ&A
Q ブーンMPに似ているラケットは何ですか?
ウィルソン クラッシュ100
パワー負けしたくないという方は、クラッシュ100がおすすめです。
クラッシュ100のスペックはブーンMPとほぼ一緒で、さらに振り抜きやすくなった感じです。
ブーンほどの柔らかさではありませんが、フレームが強くてパワー負けが少ないので、バシバシ打ち合うんだったらクラッシュ100もありかと思います。
スピン性能に関しては、スピン系のガットを張ることでカバーできるので試してみてください。
クラッシュ100も女性に人気だよね!
ヘッド ラジカルMP 2019
ラジカルMPもブーンMPと似ているラケットだと思います。
ブーンはインスティンクトの後継モデルというけれど、使用感で言ったらラジカルな気がします。
デザインがインスティンクトで、スペックがラジカルってのがしっくりくるかもしれません。
もうラジカルMPは新品が手に入らないので、どうしても使いたい人は中古で状態の良いものを見つけるしかなさそうです。
ラジカル2023も打ちやすくなったから使ってみてね!
Q スピードMPとブーンMPの違いは何ですか?
まずはスペックから比較してみましょう。
ブーンMP | スピードMP | |
フェイス面積 | 100inch | 100inch |
長さ | 27inch | 27inch |
重さ | 295g | 300g |
バランスポイント | 315㎜ | 320㎜ |
フレーム厚 | 24.0㎜ | 23.0㎜ |
ストリングパターン | 16×19 | 16×19 |
スペックとしての大きな違いはなく、ブーンMPの方が振り抜きがしやすい設計になっています。
どちらも打球感が柔らかいですが、ブーンMPの方がより柔らかさを感じると思います。
スペックだけでなく使用感も大きく違いはない感じはしますが、振り抜けるならスピードMPを使った方が打球感が軽いしパワー負けしなくていいです。
最後はデザインかと。
わりと似たラケットだから、そんなに使用感に違いはないよ!
自分に扱えるだけのスペックを選べばOK!
Q ブーンMPとProの違いを教えてください。
まずはスペックを見ていきましょう。
ブーンMP | ブーンPro | |
フェイス面積 | 100inch | 98inch |
長さ | 27inch | 27inch |
重さ | 295g | 310g |
バランスポイント | 315㎜ | 310㎜ |
フレーム厚 | 24.0㎜ | 22㎜ |
ストリングパターン | 16×19 | 16×19 |
ブーンProは重いけど、その分バランスポイントがグリップ寄りになってるから振り抜きやすさは残っている感じです。
フェイス面積も小さく、フレーム厚も薄くなっているので、自分からしっかり打ちにいける人が使うラケットかなって思います。
個人的には、ブーンProを検討しているなら、スピードProも検討してみてほしいです。
スピードProはフェイス面積が100inchでフレーム厚が23㎜なので、わりと近いスペックをしています。
ストリングパターンが18×20なのが上級者向けだけど、比較検討する価値はあると思うよ!
ヘッド ブーンMP 2022におすすめのガット
1.ルキシロン アルパワー
トッププロの使用率No.1のアルパワー。
爽快なボールの飛びとボールスピードによる圧倒的なボールの伸びで相手を圧倒することができます。
ブーンMPのパワーがさらに倍増すること間違いなしです。
アルパワーはどのラケットにも一度は張ってほしい最強のガット!!
2.ルキシロン 4G
硬い打球感ではあるものの、ボールの伸びが圧倒的な4G。
ガットに迷ったらルキシロンのアルパワーか4Gを張っとけばだいたいは解決できます。
硬くて避けられがちな4Gですが、ブーンMPが柔らかいおかげで扱えるという人も多いはず。
テンション維持性能も優れているのでコスパがよくて財布に優しい。
3.ヘッド ホークタッチ
マイルドな打球感とボールを包み込むホールド感が特徴のホークタッチ。
ボールの飛びが控えめですが、ブーンMPが良く飛ぶラケットなので問題はありません。
ホークタッチも厚めに当ててボールを潰せば、相手を抑え込めるほどボールが伸びてくれるので、ヘッドを合わせたいという方におすすめです。
4Gと同様テンション維持性能は高め!
番外編
フラット系ドライブのプレーヤーにおすすめなので、ボールスピードの出やすいガットがおすすめ⇒ボールスピードが速くなるポリエステルガットのおすすめ10選
ヘッド ブーンMP 2022はこんな人におすすめ
- 柔らかい打球感で打ちたい人
- そこそこ飛びの良いラケットを使いたい人
- 振り抜きの良いラケットを使いたい人
- フラット系ドライブのプレーヤー
とにかく柔らかい打球感が特徴!!
おすすめできない人
- 打ち応えがあるラケットを使いたい人
- スピン性能を重視する人
- ボールスピードを速くしたい人
黄金スペックよりも少し軽いから、振り抜きやすい分弱点もある!
ヘッド ブーン 2022のシリーズ
ブーンPRO
- フェイス面積:98インチ
- 長さ:27.0インチ
- 重量:310g
- バランスポイント:310㎜
- フレーム厚:22.0㎜
- ストリングパターン:16×19
- グリップサイズ:1、2、3、4、5
- 推奨テンション:48~57p
- 素材:オーセチック
ブーンMP
- フェイス面積:100インチ
- 長さ:27.0インチ
- 重量:295g
- バランスポイント:315㎜
- フレーム厚:24.0㎜
- ストリングパターン:16×19
- グリップサイズ:2、3
- 推奨テンション:48~57p
- 素材:オーセチック
ブーンTEAM
- フェイス面積:102インチ
- 長さ:27.0インチ
- 重量:275g
- バランスポイント:330㎜
- フレーム厚:25.0㎜
- ストリングパターン:16×19
- グリップサイズ:1、2
- 推奨テンション:48~57p
- 素材:オーセチック
ブーンTEAM L
- フェイス面積:107インチ
- 長さ:27.4インチ
- 重量:260g
- バランスポイント:340㎜
- フレーム厚:26.0㎜
- ストリングパターン:16×19
- グリップサイズ:1、2
- 推奨テンション:48~57p
- 素材:オーセチック
ヘッド ブーンMP 2022まとめ
ヘッド ブーンMP 2022についてまとめてきました。
たわみとしなりがあって柔らかい打球感で、スピン性能もほどほどでしっかり飛んでくれる、パワーアシストが強めのブーンMPをぜひ試してみてください。
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