ガット張りのテクニックとして、縦と横のテンションを変える張り方があります。
この記事は、「縦と横のテンションを変えてる人」、「変えてみようか迷ってる人」に向けて書きました。
縦と横のテンションを変えるという選択肢がある人にとっては、ちょっとした知識として覚えておいてほしいと思います。
「ガット縦と横のテンションを変える」はしなくてもいい件
ガットの縦と横に差をつけることによって、縦の動きやすさ、ボールの食いつきが変わって打ちやすくなると感じる人がいます。
そのデータを参考にして、あえて縦と横で変化をつけている人も多いです。
しかし、縦と横のテンションは変えなくても差がついている可能性が考えなければいけません。
それは横のガットを張る時に、縦のガットが抵抗となるからです。
縦のガットは16本あり、引くときに16回分の抵抗を受けていることになるので、かなりテンションは落ちていると思います。
このテンション差を考慮するなら、横のガットをあえて低く張る必要はないのでは?と考えられますよね。
しかも、張る人によっては大きくテンションが下がりますので、横のテンションを下げ過ぎていたら、フレームには大ダメージとなります。
ラケットのことを考えるようなら、あえてテンションを変える必要はないかもしれません。
フレームの変形が見られないならOK
とは言っても、縦と横のテンションを変えた方が感覚が良い!打ちやすい!という人もいます。
そのような場合には、縦と横のテンションを条件付きで変えてもいいと思います。
条件というのは、
- フレームが変形してないか
- 縦と横のテンション差が1割未満か
という条件です。
まずは縦と横のテンションは1割未満までとしましょう。
縦が50なら、横は45までです。
そして、張り上がり後が張る前のラケットと比べて、フレームが変形しているかを見ます。
変形しているならテンション差を小さくしなければいけないので、横は47とかで張る必要がありますよね。
変形が見られないならOKということで、そのまま1割未満を目安にテンションを変えていければいいと思います。
まとめ
ガットの縦と横のテンションは変えるはしなくていいについて解説してきました。
とは言っても、替えた方のがしっくりくるという人も多いと思うので、条件付きでお願いします。
- 縦と横のテンション差が1割未満か
- フレーム変形していないか
この2つを変える時の参考ラインとして、やっていただければと思います。
もしテンション差が1割以上とか、フレームが変形していたとか、そんな方は今すぐ張り替えましょう。
ぜひこれからのガット張りの参考になったら幸いです。
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