こんにちは、ぼぶです。
今回は、フォアハンドでスピン量を増やす4つの方法について解説していきます。
あなたはどのようにしてスピンをかけようとしていますか?
下から上にスイングする?
ボールを擦り上げる?
人それぞれでスピンをかける方法というか意識している部分は違うと思いますが、基本的にはスピンをかけるスピン量を増やす方法っていうのは、4つの方法に絞られます。
この4つの方法を全て実践することでスピン量の多いボールを打つことができるのですが、間違った方法でスピンをかけている人も少なくありません。
間違った方法でスピンをかけていると、ボールが飛ばなかったり、相手に叩かれるパターンが多かったり、スピードが出なかったりと、ストローク戦で不利になっていきます。
自分のペースでストロークをしていきたいなら、いち早く正しくスピン量を増やしていく打ち方を練習する必要がありますので、この動画をみてまずは知識から入れていきましょう。
実際ぼくも今まではスピードかスピンのどっちかに偏ったストロークしか打ててなかったのですが、この4つの方法を意識し始めてからは、スピードとスピンが伴ったストロークを打つことができているので、攻撃力と安定感のどっちもゲットすることができました。
今現在のテニスでは、ラケットの進化ということもあり、スピードが速くてスピン量の多いボールっていうのは当たり前なんですよね。
ただ、今回紹介する4つの方法ができていないと、スピードもいまいち、スピン量もいまいちというフォアハンドになってしまうので、ぜひ最後まで見て知識を深めていただけたらと思います。
スピンがかかるかはインパクトの面の向きでほぼ決まる
まずはじめに言っておきたいのが、スピンがかかるかどうかはインパクトの面の向きでほぼ決まるということです。
ボールを擦り上げることだったり、フォロースルーを高くすることがスピンをかけるためのポイントとして言われることがありますが、それよりも重要なことがインパクトの面の向きです。
というのも、ボールとの接触時間は0.04秒とかなり短く、インパクトした時に何かをするのって不可能なんですよ。
そのため、インパクトの面の向きでほぼスピンがかかるかどうかって決まってしまうのです。
スピンをかけるための面の向きは、ラケット面を地面とほぼ垂直にすることです。(若干下向きでOK)
詳しくは、インパクトの面の向きに触れている動画があるので、こちらをチェックしてみてください。
地面とほぼ垂直の面の向きを作ることさえできれば、極端におかしな打ち方をしなければスピンをかけることができます。
スピンをかけるための優先事項としては、下から上に打つとか色々なポイントがあると思いますが、まずはこのインパクトの面の向きを地面とほぼ垂直にしてあげることをやってください。
正しい打点でインパクトの面の向きをしっかり体に覚え込ませていきましょう。
スピンをかける上では打点を前にすることも大切になってくるので、打点が前にならなくて悩んでいる方は、こちらの打点を強制的に前にする方法をチェックしてみてください。
スピン量を増やすための4つのポイント
では、スピンをかけるにはインパクトの面の向きを地面とほぼ垂直にすることがわかったところで、ここからはスピン量を増やしていく方法について説明していきます。
- ラケットヘッドをボールの下に入れて打つ
- スイングスピードを速くする
- 薬指と小指を意識する
- 前にスイングする
ラケットヘッドをボールの下に入れて打つ
一つ目は、ラケットヘッドをボールの下に入れて打つです。
これには意味合いが二つあって、位置的な意味とインパクトする前にいかにボールの下からヘッドを走らせるのかという意味です。
位置的な意味では、インパクトした瞬間に正面から見て、ボールよりラケットヘッドが下に位置しているとスピンがかかりやすいってことです。
ただ、ラケットヘッドがボールより下にあるのって腰より低い打点でしか難しいので、低い打点では自然とラケットヘッドは下に入りやすくなります。
インパクトする前にラケットヘッドがボールの下から入るかってことに関しては、主に腰より高い打点からスピンを打つ時ですね。
インパクトするまでに以下にラケットヘッドを落とせるかっていうのがポイントになるので、下から入るほどスピン量は多くなります。
注意点としては、スピン量が多いからボールが弾む、伸びるというわけではないので、あくまでスピンがかかりやすいとだけ覚えておきましょう。
スイングスピードを速くする
二つ目は、スイングスピードを速くするです。
これは言わなくてもわかると思いますが、スイングスピードが速い方がボールは急降下するので、変化が激しい=回転量が多いということになります。
試合などで緊張して振り切れない場面を想像してみましょう。
ボールが全然コートに収まらない事態になると思いますが、リラックスしていて振り切れている時にはスピン量が多いのでコートに収まります。
しっかりラケットを振り切っている時には、スイングスピードも比較的速い状態なので、スピン量を多くしたいなら必ず振り切るようにしたいですね。
薬指と小指を意識する
三つ目は、薬指と小指を意識するです。
これは薬指と小指がグリップエンドに引っかかるような感じで意識するっていう意味なので、特別力を入れたりするわけではありません。
よく、人差し指を使ってラケットを返す人がいますが、小手先でスピンをかけるような打ち方はNGです。
人差し指の場合も、中指との間に指一本分空けたりしますが、あくまで支えているだけで力を入れる必要はありません。
薬指と小指で軽くラケットを持って、遠心力はインパクトの衝撃でラケットを投げないような、絶妙な力加減でグリップを握れるとスイングが加速しやすいです。
前にスイングする
四つ目は、前にスイングするです。
スピンをかけるとなると、どうしても下から上へのスイングが強調されがちというかイメージされると思うんですけど、スピン量とボールの勢いという意味では、前へのスイングが必要になってきます。
前にスイングするとフラット系になりそうですよね。
しかし、先ほど紹介したようにラケットヘッドをボールの下に入れて打つ、スイングスピードを速くする、などができていれば、下から上にスイングを強調しなくてもスピン量の多いボールを打つことはできます。
むしろ、スピン量の多い攻撃的なショットも守備的なショットも、相手にプレッシャーをかけていくためには、どちらにせよ勢いのあるボールを打っていかないといけないので、そのような意味でもしっかり前にスイングすることは大切です。
それに前にスイングすることによって、コントロールもしやすくなるんですよね。
そのため、前に押し出しすぎて回転運動がぎこちなくなるのは良くないけど、スムーズにスイングできる程度にはしっかり押してからフォロースルーしていく感じにするといいです。
まとめ
今回は、フォアハンドでスピン量を増やす4つの方法について解説してきました。
まずスピンがかかるかどうかはインパクトの面の向きで決まるということは絶対に覚えておいてほしいです。
だから、面を下に向けてインパクトしたり、ボールを擦るような打ち方をする必要はなく、ほぼ地面に対して垂直な面の向きでインパクトさせていきましょう。
そして、スピン量を増やすための4つのポイントである
- ラケットヘッドをボールの下に入れて打つ
- スイングスピードを速くする
- 薬指と小指を意識する
- 前にスイングする
を意識的にやっていただき、スピン量を増やしてもらえると、攻める時も守る時も攻撃的で伸びのあるスピンを打つことができるはずなので、ぜひチャレンジしてみてください。
動画はこちら
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