ラケット名にSが付いているものをご存知ですか?

たとえば○○○ 100Sなど。

これをSシリーズ、Sラケと呼んだりします。ウィルソンが出しているラケットはSシリーズが多いですね。

さて、このSシリーズのラケットはスピンがかかることで有名になりましたが、どんな特徴があるのでしょうか?

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なぜSシリーズはスピンがかかるの?

まずはSシリーズがどんなラケットかを知る前に、スピンがかかる原理から知ってもらいたい。

スピンはスナップバックという現象で、ボールに回転がかかります。

※スナップバックとは、インパクトの瞬間にボールが接触してガットがズレること。そして元の位置に戻ること。この一連の動きをスナップバックといいます。

このスナップバックを利用することで回転量の多いスピンが打てるというわけなんですね。

スナップバックを知っていただいたところで本題に入りましょう。

Sラケは、このスナップバックを最大限に発揮できるように作られたモデルなのです。

なぜスナップバックがしやすいかというと、ガットの横糸の本数が少なく設計されているからなんですね。

スナップバックの動画がこちら。

本来なら、16×18、16×19、16×20、18×20といったように、必ず縦よりも横の方が多いんです。

これには理由があって、ラケット面は楕円形なので縦の方が距離が長い作りになっています。逆に横に短いですよね。

そうすると、縦糸の本数が少なくなって、横糸の本数が多くなって当たり前なんです。

ところが、ウィルソンはあえて常識を外して、横糸を少なくして研究したんですね。

研究結果は、通常のラケットよりもガットが3倍以上もズレて、戻る速度も  1.5倍速くなったとか。さらに回転量も10%アップすることに成功しました。

この結果を見ればわかりますが、完全にスピンに特化したラケットだと言えるでしょう。それがSシリーズです。

とくにBURN 100 S CVは、最近出たこともあってパワーを兼ね備えています。

>>ウィルソン BURN 95 CVを使った感想・レビューはこちら

>>ウィルソン ULTRA (ウルトラ)100を使った感想・レビューはこちら

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横糸の本数が減るとなんでスナップバックするの?

スピン Sラケ

単純にガットの本数が減ると、荒くなるのでガットがズレやすくなるんですね。

極端な例で考えてみましょう。

縦糸、横糸ともに100本あるとしたらどうですか?しきつめてあるので、ガットはまったく動かないでしょう。

逆に、縦糸、横糸ともに10本だとしたら、ズレまくるのでしょうね。やったことないですが、想像できてしまいます。

もっと少なくしたらスピンは増えないの?

と疑問に思う人もいるかもしれませんよね。

たしかに本数を減らしてスピンがかかるのなら、もっと減らせばいいのに!と思う人もいるでしょう。

しかし、減らしすぎるとマイナスの要素が出てきてしまいます。

インパクトで衝撃がぶつかり合うことで、ボールを勢いよく打ち返すことができますが、本数が少ないとガットがたわみすぎてしまい、衝撃を吸収してしまうんですね。

強い衝撃を加えることで、強いストロークやサーブが打てるのに、吸収しすぎたら強く打てなくなることが考えられます。

私がSラケのストロークを受けて思ったのが、弾むけど通常のラケットよりもパワーを感じませんでした。

たぶん通常のラケットに比べたら吸収しすぎているのが原因だと思います。

打っている人のスイングやスイングスピード、ガットにも合う合わないがあるんだと思いますが、、、

それでもスピンが強烈にかかっていたので、返すのには一苦労でした。

じゃあSラケはパワー不足なラケットなの?

通常のラケットに比べたら、やはりパワー不足は否定できないと思います。

しかし、よく考えてみれば、安定感あってのパワーじゃないですか?

パワーあっても入らなければ意味ないですよね。優先順位は安定感あるスピンでしょう。

しかし、パワー不足を解消できないわけではありません。

ガットがたわみすぎてしまうのが原因なら、少し固めのガットを張れば、たわみを少なくすることができます。

テンションを上げすぎてしまうのは、ズレが少なくなってしまうのでSラケの特徴を生かせないでしょう。

スイングスピードが速い人は間違いなく固めのガットをおすすめします。

逆にスイングスピードが遅い人は、そこまでガットがたわまないので、柔らかめのガットにすれば、1番力を発揮することができると思います。

まとめ

ウィルソンのSラケはスピン量が半端じゃない!

打ってみないことにはわかりませんが、友達に借りてみたり、ショップの試打ラケットで試してみるといいでしょう。

安定したスピンが打てるので、クセになっちゃいそうですね♪


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