力を入れているわりにサーブのスピードが出ないで困っていませんか?
また、筋力がないから速いサーブを打つことを諦めてませんか?
安心してください!
スピードを上げるために必要なのは筋力ではなく運動連鎖です。
今回は、運動連鎖を使ったサーブの打ち方を紹介したいと思います。
運動連鎖のエネルギーはすごい
速いサーブやストロークを打つ時に筋肉に力を入れる人って結構いると思います。
一般のプレーヤーの中では、筋力がなければ強いサーブを打つことができないと勘違いしている人も多い。
しかし、本当に強いのは筋力よりも運動連鎖です。
よく考えてみてください。
筋力の方が強かったら、筋肉がある人が1番速くサーブを打つことができることになります。
しかし現実には、細身の人や筋肉があまり付いていない人でも、速いショットを打つことができています。
これこそが運動連鎖のエネルギーのすごさの証明ですね。
もちろん筋力があるに越したことはないですが、運動連鎖ができれば筋力に関係なくスピードあるサーブを打つことができます。
また、筋力がある人が運動連鎖を使うことができたら、もっとスピードあるサーブになります。
肩甲骨を使う
力に任せたスイングではエネルギー不足だということはわかっていただけましたね?
テニスはスイングスピードが命ということで、筋力では十分なスピードのスイングができません。
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運動連鎖のポイントは肩甲骨です。
運動連鎖は関節から関節にエネルギーを伝えていきますが、その中でも自由度が高いのが肩甲骨。
肩甲骨は上下左右に動くことができる関節なので、スイングを大きくすることができます。
試しに腕を上に上げてみてください。
そのまま肩甲骨を上に動かすと、肩が上に上がると思います。肩甲骨から動かすと、その分スイングの起動が大きくすることができます。
これをテイクバックで準備すること。
テイクバックでは左腕を上げて、肩甲骨から離します。
一方、右腕はスイング起動を大きくとるために、肩甲骨を縮めておきます。
スイングする時には、左肩甲骨を寄せて右肩甲骨を離してスイングするので、テイクバックの時とは違いますね。
これが肩甲骨の運動連鎖なので、覚えておいてください。
さらに柔軟性の高めることができれば、可動域が広がるので、スイングスピードを速くすることができます。
下半身で準備をする
サーブを打つ時には、ひざを曲げてパワーを溜めることでエネルギーを上半身に伝えることができます。
多くの人にありがちなのが、ひざが十分に曲がっていないこと。
そのため、下半身からのエネルギー不足を補おうとして手打ちになります。
筋力に頼らず運動連鎖を使うには、下半身からエネルギーを伝えることが大切です。
下半身がしっかり動くことによって、肩甲骨がうまく動くので、運動連鎖がスムーズにできます。
まとめ
運動連鎖のエネルギーがすごいだけあって、習得するのも難しいです。
他のショットと違って自分のペースでできるのがサーブのいいところ。
筋肉に頼らずに関節の動きだけを意識して動かせるようにしましょう。
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