「テニスは身長が高くないと勝てない」
世界ではそう言われています。
なぜ身長が高い方が有利になるのか、知っている人もいれば知らない人もいるでしょう。
中には、「身長が低くてもやり方次第では勝てる」と思っている方もいますよね。
この記事では、身長という才能がどれだけ優れているかの説明をします。
身長が低い方にとっては、ちょっときつい記事になっているかもしれません。
あくまでも有利ということなので、あまり悲観的に思わないでください。
むしろ、身長が高い人と試合になった時のために、あらかじめ想定できることもあると思います。
テニスは高身長が有利
もうこれはどうやっても覆すことができない事実です。
有利な点を紹介しますと、
- サーブ
- リターン
- リーチの長さ
このように有利になるところが多すぎます。
もしかすると、低い打点以外のすべてが、高身長の方が有利になるかもしれません。
サーブが有利になる理由
高身長だとサーブで角度をつけることができます。
しかも、スピードを上げても確率はそんなに下がりません。
リターンからしてみれば、守る範囲が広いうえにボールスピードが速いため、ラケットにあてることすら難しくなります。
これがビッグサーバー達がサービスエースを量産できるポイントですね。
身長が高いだけで相手に触れさせることなくポイントが取れます。
リターンが有利な理由
リターンは0.1秒の世界です。
アマチュアならもう少し時間はありますが、レベルが上がりにつれ動ける時間は少なくなります。
プロの試合なんかでは、リターンで動けるのはせいぜい一歩。
この一歩でどれだけのコースをカバーできるかがリターンの鍵になります。
足が長ければ一歩が大きく、手が長ければ届く範囲が広くなりますよね。
空いているコースがないというのも、サーバー側にとってはストレスになる要素の一つです。
リーチの長さ有利な理由
サーブでもリターンでもリーチが長い方が有利なのはわかっていただけたと思います。
でもリーチが長くて有利なのはこれだけじゃありません。
ストローク戦での守備範囲の広さ、ネットでのコースをふさげる広さは異常なまでです。
実際に2mの人がネットについたら、どこに打っても取られそうな感じがしませんか?
リーチの長さというのはテニスにおいて、計り知れないほどのプレッシャーになります。
ネットがある以上身長の高さは武器
ネットがある以上は身長がある方が確実に有利になることは現段階では否定することはできません。
サーブに関してはすでに説明していますが、ネットにかかりにくいどころか角度まで簡単につけることができる
これは有利どころではなく、ポイントが約束されてるかというほどサービスゲームでの強さを発揮します。
プロの試合でも身長が高いほどサービスキープ率は高いので、それが何よりの証拠だと思います。
ストロークに関しても身長が高い方が、振られても追いつきやすいため、カバーできる範囲が広くなるんですよね。
プロを見るかぎり身長が低くてストロークが強いなんて数人しかいません。
プロのトップ10の平均身長が徐々に上がっており、今は190cmを超えています。これこそが身長の高さが武器になっているという証です。
身長が低い選手にも活躍してほしいですが、ネットの高さ、コートに広さが共通な以上、かなり難しいのが現実でしょう。
身長別の階級制度がない以上、テニスには身長という武器が必要不可欠です。
私は27歳でもう伸びませんが、高校生以下で身長を伸ばしたい方はDr.Senobiruがおすすめです。
まとめ
テニスは身長が高い方が有利になることは、物理的にも精神的にも大きな影響があることがわかりました。
ただ、小さいからといって負けが確定しているわけではないので、戦略やテクニックを磨いて対抗できる手段を見つけることで状況をひっくり返すことはできます。
とはいえ、何回も言いますが身長が高い方が有利というのは変わらない事実です。
まだ身長が伸びる可能性があるという方は、身長を伸ばすためにやるべきこと7選をどうぞ。
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