ブイコア100 2023とイーゾーン100 2022の違いって何だろう?どっちを選べばいいか教えて!
今回は、ブイコア100 2023とイーゾーン100 2022比較していきます。
この記事を読むことで、以下のことが分かります。
- スペックの比較
- 使用感の違い
- 選び方
先に結論から言っちゃうと、
スピンを重視するならブイコア100、スピードを重視するならイーゾーン100
って感じです。
▼ヨネックス ブイコア100 2023のレビュー・インプレはこちらです。
▼ヨネックス イーゾーン100 2022のレビュー・インプレはこちらです。
ブイコア100 2023とイーゾーン100 2022のスペックを比較
まずはスペックの比較をしてみましょう。
ブイコア100 2023 | イーゾーン100 2022 | |
フェイス面積 | 100inch | 100inch |
長さ | 27inch | 27inch |
重さ | 300g | 300g |
バランスポイント | 320㎜ | 320㎜ |
フレーム厚 | 25.3-25.3-22.0㎜ | 23.8-26.5-22.5㎜ |
ストリング・パターン | 16×19 | 16×19 |
スペックを比較してみるとフレーム厚にしか違いがなく、どちらも厚い部類に入るため、比較的ボールを飛ばすのが得意だし高反発でスピードボールも打ちやすいのがわかります。
とくにイーゾーンはフレーム厚が26㎜を超えてしまっているので、よりボールは飛びやすくスピードが速くなりやすいってっわけですね。
ボールを飛ばしたいってことなら、どっちを選んでも正解だね!
ブイコア100 2023とイーゾーン100 2022の使用感の違い
次に、使用感について、各項目ごとに違いを解説していきます。
打球感の違い
ブイコア100 = イーゾーン100
打球感に関しては、どちらも柔らかめで打ちやすいです。
スピン特化ラケットとスピード特化ラケットということで、それぞれ得意なことが違うため、比べる対象になるのかわかりませんが、どちらの軽い打球感で弾きの良さを感じます。
イーゾーン100の方が一瞬でボールを弾き返すので、感覚として残りにくい感じはありました。
一方ブイコア100は、弾く中にも一瞬ボールが乗る感覚があるので、感覚を感じたい人にとっては、ブイコア100の方がわかりやすいです。
どちらもフレームの安定感があって、打ち心地も軽く柔らかいので、どっちを選んでも正解!
ボールの飛びの違い
ブイコア100 < イーゾーン100
ボールの飛びの違いについては、どちらもパワーアシストが強くて簡単に飛ばすことができますが、イーゾーン100の方がかなり飛びますね。
ボールスピードに関しても、どちらもスピードが出しやすいラケットになっていますが、イーゾーン100の方が速いです。
ボールの飛びとスピードを重視したいなら、イーゾーン100を選んどけば間違いありません。
ブイコアでも十分スピードも飛びあるから、ボールの飛びではあまり悩まなくていいかな!
スピン性能の違い
ブイコア100 > イーゾーン100
スピン性能に関しては、スピン特化ラケットであるブイコアの方がスピンのかかりがいいです。
ブイコアはストリングのたわみとスナップバックにより、強力なスピン回転をかけることと、打球の打ち出し角度を高くすることができるので、スピンを使ってプレーする人にとって思い通りのボールを打つことができます。
一方イーゾーンは、強力なスピンを打つことはできませんが、フラット系ドライブの低弾道のナチュラルにかかるスピンは普通にかかります。
どのようなスピンを打ちたいかによってですが、スピンで組み立てる人はブイコアを選ぶのが無難かと思います。
プレースタイルにもよるけど、まずは男子ならスピンが当たり前だからブイコア、女子はスピンをあまり使わないからイーゾーンって感じになるかな!
コントロール性能の違い
ブイコア100 > イーゾーン100
コントロール性能に関しては、どちらも飛びを重視して作られているラケットなので、あまり精密なコントロール性能はありません。
でも、どちらかというと球持ちの良いブイコアの方が少しコントロールはしやすいのかなと思いました。
コントロールは慣れの部分も大きいので、選んだ方を使い倒して慣れていってもらえたらと思います。
ラケットはあくまでサポート、コントロールは技術力の部分が大きいから、練習あるのみ!
操作性の違い
ブイコア100 = イーゾーン100
操作性に関しては、フェイス面積100inch、重さ300g、バランスポイント320㎜と黄金スペックなので特に違いは感じませんでした。
いろんなモデルに黄金スペックがあるから、ラケットを変えても狂いが出ないという意味では、同じスペックは本当にありがたい!
ストロークの違い
ストロークの打ちやすさという意味では、どちらもボールは楽に飛んでくれるので打ちやすいです。
大きな違いとしては、スピンを打つかフラットを打つか。
ブイコア100は、中~高弾道で勢いよく飛んでいき、バウンド後もしっかり跳ねる、パワフルなスピンを打つことができました。
対してイーゾーンは、フラット系でものすごい勢いで飛んでいき、バウンド後の伸びがすごくて、パワフルなスピードボールを打つことができました。
球種は違いますが、どちらもパワフルなストロークを打つことができるので、相手にとってはプレッシャーになると思います。
ブイコアがスピンで組み当ててポイントを支配し、イーゾーンがスピードで主導権を握っていく感じ!
ボレーの違い
ボレーはどちらもスイートスポットが広くて打ちやすかったです。
両ラケットともに反発力に優れていますが、飛びは適度で使いやすかったです。
ブイコアは反発系で壁になったみたいに、相手のボールを跳ね返すことができ、ストロークとは違った柔らかさがあって、難しい処理を必要とするボレー時にもタッチの感覚の良さがありました。
対してイーゾーンは、ストロークの時よりも柔らかさを感じることができて、面の安定性があるから速いボールに対しても遅いボールに対しても、ブレがなく一発で決められるボレーを打つことができました。
ダブルスを全くしないならブイコアを使いたいけど、ダブルスもやるならイーゾーンの方がボレーはしやすいかなって印象!
サーブの違い
サーブは結構違いが出ました。
ブイコアは、回転系サーブが得意で、変化量がすごく感じられるサーブを打つことができました。
スライスサーブと言っても、曲がるスライスサーブを打つことができ、オープンコートを簡単に作り出すことができます。
スピンサーブも軌道の高さと跳ねを出すことができ、落差があって相手からしたら取りにくいサーブになっていると思います。
イーゾーンは、速球系のサーブが得意で、力を使わずとも簡単にスピードがでるところにすごさを感じました。
ブイコアでのスライスサーブが曲がるのに対して、イーゾーンでのスライスサーブは変化は抑えめだけど、速くて伸びがあるスライスサーブを打つことができました。
スピンサーブはどうしてもスピードが出てしまって、あまり跳ねさせることができなかったけど、スピード系のスピンサーブなら打つことができるので、それはそれでありだと思いました。
フラットサーブをあまり使わないなら、ブイコアの方がいいかも!
逆にスピンサーブを使わず、2ndサーブもスライス使うって人は、イーゾーンの方がいいかな!
ブイコア100 2023とイーゾーン100 2022の選び方
ブイコア100とイーゾーン100を選ぶ基準をステップでまとめてみました。
まずは、プレースタイルの全体の傾向としてラリーを長くするのか、それともスピード重視で短いラリーでポイントを取っていくのか。
ラリーをするタイプならブイコア100、ラリーはせず短くポイントを済ませるならイーゾーン100がいいです。
サーブは絶対打たなくちゃいけないショットなので、サーブが打ちやすいラケットを選ぶのも重要なポイントです。
全球種を使うならブイコア100、スピンサーブを使わないならイーゾーン100がおすすめです。
スピンサーブを使うか使わないかで決めてもいいと思います。使うならブイコア100、使わないならイーゾーン100。
シングルスがメインならラリーが多くなることも考えて、ラリーを組み立てられるブイコアが良いかなって思います。
ダブルスもやっていくなら、当然ラリーは短くなることも想定して、イーゾーンを選んだ方がいいのかなって思います。
なんとなくどちらが合っているか決まりましたか?
最終的には自分で決めることになりますが、このステップをやることで参考になれば嬉しいです。
まとめ
以上、ブイコア100 2023とイーゾーン100 2022の違いについて紹介してきました。
今回のポイントをまとめると、
スピンを重視するならブイコア100、スピードを重視するならイーゾーン100
ぜひ選ぶ時の参考にしてみてください。
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