いきなりですが、テニスをする上でサーブとは、避けては通れないショットになります。
そんなサーブでは、いつもと少し違うだけで、急に入らなくなってしまうケースも多いです。
今回は、いつも通りにサーブが打てるような方法を紹介したいと思います。
サーブを打つときに緊張する
緊張するということは、悪い事ではありません。
しかし、緊張することによって体の動きが固くなってしまうのはパフォーマンスにかかわってきます。
人間は緊張すると肩に力が入ってしまいます。
とくにサーブはショットの中でも上にラケットを振り上げるので、肩に力が入っていると、スムーズにスイングすることができません。
そんな緊張して固まってしまった肩をほぐすには、肩を思いっきりあげて力をこめましょう。
これ以上力が入らないくらい全力を出します。
そうすると、肩が疲労して、無駄な力が入らなくなると思います。
これは、筋弛緩といいます。
筋肉に思い切り力をこめることで、逆に緩めることができます。
ドラゴンボールをしっていますか?
戦闘シーンになると、思い切り力をこめて気を高めると思います。
こうすることによって、体の無駄な力みをなくすことができるので、パワーアップします。
これも筋弛緩の一種でしょう。
筋肉を緩めたいときには、全力で力をこめることで、リラックス効果があることを覚えておきましょう。
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試合になると緊張は誰だってすると思いますが、これは慣れるしか方法がありません。
なんらかのリラックス方法を見つけるといいかもしれないです。
私のおすすめは集中力を高める方法です。目の前のことだけに集中することで、緊張をまぎらわすことができます。
靴ひもを縛り直したり、ガットを均等に整えたり、ボールを見たり触ったり、ちょっとしたことで集中力が高まり、リラックスできると思います。
サーブを打つ前にリズムを作る
サーブだけは唯一自分のタイミングで打つことができるので、集中力を高めてから打つことができます。
サーブにはリズムがないので、打つ前には必ずリズムを作りましょう。
リズムを作る方法として有名なのがルーティーンワーク。集中力を高める方法として効果的です。
※ルーティーンとは、儀式のことで、ご飯を食べる時にいただきますとやるのと同じようなものです。
打つ前に、ボールをつくとか、つく回数を決めておくなど、いつも同じ行動を取ります。
集中力を上げる上で大切ですので、自分なりのルーティーンを見つけるとサーブに入りやすくなるでしょう。
ナダルのルーティーンを見たことがありますか?
ナダルは、ポイント間の25秒を時間いっぱい使って、サーブまでに集中力を高めています。
プロでも、サーブを打つ時は難しいということを覚えておきましょう。
トスがバラバラになる
安定したトスを上げるには、ゆっくり上げることが大切です。
トスを上げる時に、どこに上げるかを考えて、その場所を見ながら上げることによって、正確にあげることができます。
ボールの持ち方は、手にそっとおいてあげるくらいがいいですね。
しっかり持ちすぎてしまうと、離すタイミングがずれてしまったり、力が入りすぎて思ってもいないところに上げてしまいます。
上げる時は、肩を支点にすると安定します。
手首を使って上げたり、ひじを曲げて上げると、いろんな場所を使うので、余計な力が入ってしまい安定しません。
また、トスを上げる練習をする時は、ラケットを持った腕も、一緒に上げて実際に打つ時と同じ感覚で上げる練習ができます。
トスだけの練習をしていると、ラケットを持った時に、練習と違くて上げづらくなってしまいます。
体全体は繋がっているので、動きを連動させて、より実戦に近い形で行うことが大切なんですね。
ネットに引っかかる
いつもネットに引っかかってしまう人も少なくないです。
これは目線だったり、顔の向きが原因であることが多いんですね。
顔が下に向いてしまったりすると、ラケットも下に向かってスイングしてしまいます。
あまり上を向きすぎていても力が入らなくて困りますが、顔は斜め上を向き、目線を打点に向けておくと、しっかりスイングできます。
頭と体は神経や筋肉はつなっがていて、少し動いただけでも体は反応するようになっています。
たとえば、上を向くだけで背筋はまっすぐなると思います。それだけ頭の向きが大切なことが
わかります。
ダブルフォルトしかしない
そんなプレーヤーも少なくないです。
サーブは唯一自分から攻めていけるショットなので、もったいないですね。
そんなこと言っている私もその一人で、ショットの中ではサーブが一番苦手です。
まず原因としてあげられるのはトスです。トスが毎回バラバラでは、打つ場所やスイングが毎回違うことになります。
まずは、このトスをしっかり上げられることによって、しっかりとしたスイングができ、振り切れるようになります。
それと、トスがしっかり上がってもタイミングがずれていては、思うように打つことはできないでしょう。
では、どうしたらいいトスが上げられるのでしょうか?
トスとタイミングの2つをふまえた練習をしていくことが大切です。
段階別の練習でしっかりとインパクトさせていきましょう。
正しいトスと正しいタイミングがインパクトに直結していきます。
インパクトという言葉も非常に大切になってきます。
なぜなら、テニスというスポーツでは、ラケット面でボール打つからなんですね。
回転をかけるときもラケット面で行うので唯一ボールと接触できるラケット面が重要だということです。
つまり、インパクトが大事とはその言葉のとおりです。
まずは簡単なところからやっていきます。
サーブを1から見直す
1.羽子板のように打とう
最初は、とくに構えずに羽子板のように打っていきましょう。
もちろん意識するのはインパクトです。しっかりラケットの真ん中でボールをとらえていきましょう。
これなら誰でも簡単にできると思います。
2.ラケットを担いで打つ
次はラケットを肩にかついだ状態からスタートしていきます。先ほどの練習よりは難しくなりますが、しっかりインパクトに意識しましょう。
狙った場所にコントロールできるようになるまでは続けてください。
これができるようになったら最後のステップです。
3.横を向いた状態から打つ
今度は横を向いた状態からスタートしましょう。
体のひねりも加わり、動作が多くて難しいと思いますが、一つずつ集中してこなしていきましょう。
インパクトでは体が動作した分のパワーが全部伝わるので、一つ一つの動きが大切になります。
ここまでできるようになったら、あとはジャンプするかしないかです。
できることならジャンプした方がスピードやパワー、回転などのあるサーブを打つことができます。。
覚えたての頃は、自分のペースでやりやすい方を選んでください。
まとめ
サーブはとくに難しいショットなので、簡単なことから始めて、成功体験を積み重ねていきましょう。
小さな成功を積み重ねることで、難しいこともできるようになってきます。
また、できるという認識をすることで、サーブの苦手意識がなくなります。
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