ロングラリーの後に疲れて動けない理由とトレーニング方法

トレーニング

あなたはロングラリーになる展開が多くありますか?

プロテニスではサーブ側が絶対的に有利なので、ロングラリーはあまりないですが、一般ではほとんどがストローク戦。ということでロングラリーが多くなります。

ロングラリーを制した場合、その後はまだ気が楽ですが、失点した場合には、ドッと疲れがきます。どちらにしろロングラリーの後は思うように動けないと思います。

ということで、ロングラリーの後に動けない理由と、20秒で体力を回復させるトレーニングを紹介します!

目次

なぜロングラリーの後は回復しないのか?

人間が動くために必要なものってなんですか?

そうです。酸素!

回復には酸素が関係しているんですが、どういうことなのでしょうね。

まず、激しく動くと呼吸が荒くなり、いつもより多くの酸素が必要になります。

それに筋肉も酸素を必要としていて、激しく動けば動くほど消費量は多くなるので、それが原因で酸素が欲しくて呼吸が荒くなっているのも1つの理由です。

ただ、酸素の吸える量は限られているので、すぐに必要なだけの酸素を取り入れることができないんですね。

その理由には2つあります。

  1. 酸素を送れる量
  2. 血管の太さ

血液の成分である赤血球の中のヘモグロビンによって酸素が運ばれるのですが、ヘモグロビンが運べる酸素の量が決まっているため、1度に送れる量が一定ということ。

それと、血管の太さにも大きく変化はないので、1度に送れる血液量が決まっていること。

これら2つを考えると、酸素量が必要だからといって急に送れる量を増やせるわけではないので、激しく動いた後には酸欠状態になっているということなんですね。

これは人間の機能なので仕方がないことです。だからこそロングラリーをした後には、ほとんどの人が回復できずに疲労状態になっているのです。

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20秒で体力を回復させるトレーニング

テニスのポイント間は25秒あって、その間は回復させることができます。

ただし、25秒あるからといって全部使うとタイムバイオレーションといって、時間のかけすぎによる警告をとられてしまうでしょう。

そのため、20秒で準備しておくのがいいですね。

ポジティブに考えれば、ロングラリーで疲れてしまっても、20秒の間に回復すればいいんです!

「え?さっき酸素の量が一定とか言ってなかったっけ?」

ってなると思いますが、慣れさせることはできます!人間のからだってすごいですね!

例えばランニング。最初は30分がきつくても、1ヶ月もやれば疲労度は全然違います。体が対応してきている証拠ですよね。

テニスの場合には、20秒で回復させるというサイクルを作ればいいので、ハードに動く→20秒休む→ハードに動く→20秒休むを繰り返せば、体が20秒で回復するようになります。

もっとテニス専用の体力を作りたいなら、プレー時間は1回10〜15秒なのなので、その時間追い込んで20秒の休憩を挟むといいですね。

振り回しでもなんでもいいので、最低10秒はハードにやりましょう。

>>体力がつけたいならこれをやれ!「テニス専用の体力作り!3つの振り回し練習でスタミナアップ!」

まとめ

ロングラリーの後に疲れてしまうのは当たり前。それは酸素の供給量が決まっているから。

しかし、練習しだいでは疲れない体づくりをすることもできるっことなので、疲れてしまう人は、ぜひテニス専用の体力を作ってください。

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ぼぶ
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こんにちは、ぼぶです。
テニス歴は13年です。
年間300本のガットを張っています。
最高成績は学生の頃、関東大会本戦選手に勝ったことです。市民大会ではオープンクラス優勝経験あり。
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