フォアハンドが安定しなくて悩んでいませんか?
初級者~上級者までおおっくの人が課題にしていることですね。
ここでは、フォアハンドを安定させるための手っ取り早い方法を解説しています。
どのレベルでも簡単に取り組めて、できるようになったら確実にレベルアップできるため読んでみてください。
フォアの安定には強打が重要
引用:The Tennis Daily
フォアハンドは自由がききすぎるショットのため、どうしても安定感を欠いてしまいます。
そのフォアハンドを安定させるためにはシンプルにする必要があって、それが強打をすることにつながります。
スピンはかけない方がいい
まずスピンをかけるのはやめましょう。最終的にはスピンをかけることになるのですが、強打して感覚を覚えていく段階ではスピンは邪魔になります。
それに強打していくときにはスピン量を極力抑えるので、実際に必要ないんですよね。
スピンをかけようと思うとスイングスピードが上がりづらいので、強打がしにくくなってしまうというのも1つの理由です。
これは人によってですが、まだ安定してない人はスピンをかけようと思うと、かすれ当たりする可能性が高いですから強打になりません。
厚く当てるスピンを覚える過程でも、スピンをかけない強打は必要な練習なので、ここは通過点とでも思っておいてください。
弾くのではなく潰す感覚で
強打するときは弾くのではなく、必ずボールを潰すように、ガットとボールの接触時間が長くなるように意識しましょう。
強打と聞いて弾く人は少ないと思いますが、たまに相手のパワーを利用したカウンターショットを強打だと勘違いしている人がいます。
たしかに強打っちゃ強打かもしれませんが、自分のパワーだけで生み出されたボールじゃないので、ここでの強打とは違います。
ボールをしっかり自分の力で打ちにいくことでスイングがどんどん強くなっていくのはわかりますよね。
そうするとボールを潰す感覚がわかってくるため、先ほど「スピンをかけるな」と言いましたが、自動でスピンがかかるようになります。
これこそが安定への近道なんですよね。無理にスピンをかけようとしてもフレームショットになりかねないので。
潰すまでの道のりは長いですが、最高のコントロール=安定力が得られるはずです。
[cc id=2483 title=”広告レク 記事中”]強打するための打ち方をアドバイス
ここからは強打をするためのちょっとしたアドバイスになります。
強打と一言で言っても簡単な人から難しいと感じる人がいるので、まだ潰せる段階にいってない方は参考にしてください。
腕の力に頼らずに全身で打つ
腕の力がメインのスイングになっている場合には、スイングスピードは上がらず潰す感覚も得られないと思います。
外国人みたいに筋肉の塊だったら別ですけど、日本人は非力ですから、体全体を使ってやるしかないですね。
全身で打つのは難しいです。足⇒体幹⇒腕という順で単純ですが難しいんですよ。
友達に「腕がしなって見える」とか言われたら腕の力がうまく抜けている証拠です。
あとはボールを打った時に力がうまく伝わっているかが重要なので、ボールがヒョロヒョロの場合には足から運動連鎖ができるようにしていきましょう。
ボールの左側を叩く
強いボールを打つためには懐を深くして、一気に振りぬくことが重要です。
一瞬でボールを打ち抜いた方がエネルギーが一気に伝わるのは少し考えればわかることです。
それにはボールの左側をとらえるつもりでスイングしてみましょう。
ボールをぎりぎりまで引き付けると、最初のうちはほとんどの方が振り遅れて右側にいくと思います。
これ悪いことじゃないので、そのまま続けてください。
これ続けていくと引き付ける能力が身につくと共に、一瞬で振りぬく技術も身についてきます。
ボールの左側を叩くということは、ひじ・グリップエンドから出ていく必要があるため、運動連鎖ができてないと難しいんですよね。
その確認も含めてボールの左側を叩く練習をしていきましょう。
同じ高さを通過するように調整する
強打はなるべくネットすれすれでいった方がよくて、やっぱりコートに収まった方が打っていて自信がつきます。
目安としてはネット上50cm以内を通すイメージで打ちましょう。
ネットすれすれを狙うことでボールの後ろを叩けるようになります。
ボールを潰すためには後ろからとらえないといけないので、ネットすれすれを狙えば自然とフラット系の当たりができるようになります。
そして再現性を高めるためにネット上50cmを狙うってことですね。
強打を覚えることで調整ができる
強打が自然とできるようになると、あとはスイングスピードを調整するだけでボールの種類を変えることができます。
強打を100%仮定すれば、相手のボールによって力加減をしたりできますよね。
それにスイングスピードはそのままスピン系にすればエッグボールにも近づくので、より安定感のあるフォアが完成していきます。
強打は練習してないとできなくなるため、練習するたびに課題をもってやっていきましょう。
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