バボラ ピュアアエロ2022・2023のレビュー・インプレ

今回は、バボラ ピュアアエロ2022・2023のレビューを書きました。

以下、ピュアアエロと省略します。

このラケットを一言で言うと、スピン量が簡単に増やせてエッグボールのようなストロークが可能になるラケット。

本記事を読むことで、以下のことが分かります。

• 自分に合っているか
• ラケットを口コミ・評価
• どんな人に合っているか
• ガットは何にしたらいいか
• 最安値のショップはどこか

実際に使ってみて、「どんなガットを張ればいいか」、「どんな人に合っているか」などいろんな疑問の解決策がわかりました。

記事の前半ではスペックや特徴を、後半ではピュアアエロ2022の悩みに対する解決方法を書いています。

ピュアアエロ2022を購入の際には、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

バボラ ピュアアエロ2022のスペック

強烈かつ正確なスピンで、新たな伝説を創るスタンダードな新アエロラケット

引用：バボラ

ピュアアエロは標準的なラケットで、いわゆる黄金スペックのラケットになります。

• フェイス面積100inch
• 重さ300g
• バランスポイント320㎜

黄金スペックは、幅広い層のユーザーは使いやすいラケットとして存在しているので、迷ったら黄金スペックのラケットを選ぶのが最適解です。

ピュアアエロは、スピンをかけやすくするために作られたモデルということで、スピンを利かせたストローク戦において、大きくサポートしてくれるはずです。

使ったらどんな感じになるのかもこの記事では説明しているので、ぜひレビューを見ていってくださいね。

バボラ ピュアアエロ2022に搭載されているテクノロジー

アエロモジュラー3

空気抵抗を可能な限り抑えたエアロダイナミック・フレーム。ダンパーとグロメットのデザインを最適化し、トップ部における空気抵抗を限界まで削減。ヘッドスピードのさらなる向上を図り、より強烈なスピンを可能にしました。

引用：バボラ公式

FSIスピン

スピンレベルに合わせて、機種ごとにストリングパターンを最適化し、卓越したスピン性能や打球感を変えることなく、プレースタイルをはじめプレーヤーのニーズやスキルへの適合性を向上しました。ピュアアエロはコントロールを重視し、ストリングパターンをややタイトに設定。

引用：バボラ公式

NF2テック

天然素材である亜麻をフレームの構成材料として新たに採用。ハードヒットにおける衝撃吸収性を機種ごとに最適化するとともに、インパクト時、コート上に心地よく響き渡るクリアな打球音を実現しました。

引用：バボラ公式

バボラ ピュアアエロシリーズ使用選手

この4人の選手はトップ10選手であり、特にナダル以外の3選手は若手なので、アルカラスを筆頭に活躍していく可能性が高く、ピュアアエロと共に新しく歴史を作っていくと思います。

ナダルのピュアアエロは特注なのでスペックはまた違いますが、ピュアアエロであることは変わりないので、ナダル＝ピュアアエロというイメージは強くありますよね。

ナダルのピュアアエロについては、バボラ ピュアアエロ ラファ オリジン 2023のレビュー・インプレを参考にしてみてください。

バボラ ピュアアエロ2022を使った感想・レビュー

打球感について

打球感は硬くもなく柔らかくもないので、標準的な硬さなのでクセはないです。

従来のモデルの時に気になっていた変な振動も、今回搭載されているNF2テックによって大きく軽減されているので腕への響きとかも少なくて使いやすくなっていました。

特別にたわむとかはありませんが、ややホールド感はあって、手のひらに乗る感覚がわかりやすかったのが特徴的でした。

スピンについて

スピン性能については、まずボールの打ち出し角度が自然と上がってくれるので、高い軌道を再現しやすいなと思いました。

それと、アエロモジュラー3というフレームの搭載によって空気抵抗が減り、下から上へのスイングがしやすいです。

インパクトに向けてラケットを立てていかないといけないのですが、空気抵抗が少ないのでヘッドが加速して、スイングスピードを上げやすい設計になっていることで、スピン量も自然と増やしていける作りになっているのが嬉しいです。

また、トップの空気抵抗が少なくなったことで、普通に打っても振り抜きが良く、フラット系ドライブも打ちやすいなと思いました。

スピンの調整がしやすいという点でも、スピン性能は高いラケットだと思います。

ボールの飛びについて

ボールの飛ぶについては、やや抑えられた感じでした。

ピュアアエロの印象としては、とりあえず当てれば軌道が高く飛んでいってくれましたが、それのコントロールが難しかったんですよね。

でもピュアアエロ2022では、飛びが抑えられていて、自分の意志でボールを飛ばせるようになっていたので、この適度な感じがちょうどいいです。

とはいえ、フレーム厚が26㎜と厚い設計なので飛びは良いですよ。

操作性について

標準的なスペックなので、難しいとかは一切ありませんでした。

飛びが抑えられていることで、柔らかいタッチ系のショットが打ちやすくなったと思います。

コントロール性について

コントロール性能はめちゃくちゃいいです。

ややホールド感があって球持ちが良く、ボールの飛びすぎもなくなったので、左右前後のコントロールが自在になった印象です。

スピン特化なラケットと思われがちですが、以外にもコントロール系のラケットとも言えるかもしれません。

バボラ ピュアアエロ2022の最安値

定価は、39600円（税込み）

ネットショップは、31680円（税込み＋送料込み）

人によっては、もっとポイントが付く人もいると思うので、最安値で買いたい方は楽天市場のKPIで購入しましょう。

最安値についての詳しい情報は、バボラ ピュアアエロ 2023の最安値について詳しく紹介をチェックしてみてください。

ピュアアエロ2022とピュアアエロ2019の比較

	ピュアアエロ2022	ピュアアエロ2019
フェイス面積	100inch	100inch
重さ	300g	300g
長さ	27.0inch	27.0inch
バランスポイント	320㎜	320㎜
フレーム厚	23.0～26.0㎜	23.0～26.0㎜
ストリング・パターン	16×19	16×19

スペックの変更はありません。

使用感で言ったら、まず打球感としては変な振動がなくなったことで、使いやすくなりました。体への負担も考えると迷うことなく2022年モデルを選んでいきたいです。

一番違うところはコントロール性能で、無駄にふっ飛ぶことがなくなったのが使いやすさとしては一番大きく変わったことかなと思います。

いくら簡単に飛んでくれると言っても、コートに収めることができなかったらそれはミスですからね。

型落ちで安くなってるからと言って、2019年モデルを選ぶのはやめておいた方が良いです。

バボラ ピュアアエロ2022の口コミ・評判

ピュアアエロ2022について、ユーザーはどんなことを感じたのか口コミを集めてみました。

良い口コミ

しっかり飛んでくれるのに、コートにはちゃんと収まる感じが良いですよね。

パワーアシストが流行ってきている中で、このように弾きを抑えめにするのは、ある意味魅力的です。

悪い口コミ

このように基本的にはボールの飛びが悪くなったコメントが多いです。

たしかに飛びが抑えられている分は自分で打ちにいかないといけないため、しっかり振り抜くことができる中級者以上向けのラケットという印象もあります。

インプレ動画もあるよ