フォアハンドのテイクバックで面を伏せるのは常識です。

フォアハンドのテイクバックをする時、面を伏せるようにするのは常識となってきました。

テイクバックと言っても人によっては様々で、いろんな形があります。

しかし、現代のテニスにおいて、フォアハンドのテイクバックは面を伏せるというのが当たり前になってきています。

今回は、なぜ面を伏せるテイクバックになったのかを紹介していきますので、最後までご覧ください。

目次

フォアハンドのテイクバックは面を伏せる

フォアハンドのテイクバックで面を伏せるというのはこのような状態です。


引用:ロジャー・サトーの硬式テニス部 – Jugem


引用:lond日記


引用:chig56`s blog

バッチリ下を向いていますよね。

このようなテイクバックが現代の主流になってきました。

そのため、若い世代ほど、このようなテイクバックの形が多いと思います。

なぜテイクバックで面を伏せるようになったのか?

なぜこのように面を伏せた選手が増えてきたのかというと、フォアハンドでスピンをかけるのが当たり前になってきているからです。

テイクバックで面を伏せると、スイングに向けて腕がねじられてインパクトで地面と垂直になります。

この図がすごく参考になります。


引用:レッスン テニス365

このように自然と正しい面が作れるのもそうなんですけど、ボールに対してラケットが下から入るスイング軌道になっていることがわかりますよね。

面を伏せることによって、

  • 正しい面の向きになる
  • スイング軌道が下から上になる
  • プロネーションがしやすくスピンがかかる

このようなメリットもあるので、プロテニスの世界では常識となっているテイクバックの方法です。

【フォアハンド】テイクバックで面を伏せやすくする方法

テイクバックで面を伏せやすくするポイントは3つあります。

  • 腕だけでラケットを引かない
  • 肘からラケットを引く
  • ひじは体から少し遠いいところに準備する

矛盾しているようなポイントですが、大事なので説明します。

1.腕だけでラケットを引かない

腕だけでラケット引かないというのは、しっかり体を回してラケットを引くという意味です。

腕をメインにテイクバックをすると、面が横を向くと思います。

それに対して、テイクバックをするときに、腕はあまり引かず体でターンすれば、テイクバックの形の時にも面は伏せた状態を保つことができます。

腕がメインになる=面が横を向く

体がメインになる=面は下を向く

という結果になると思うので、動画で撮って確認してみてください。

2.肘からラケットを引く

肘からラケットを引くというのは、テイクバックが作れた形に肘を1番最初に持っていくことです。

そうすると後からラケットがついていき、面が伏せた状態でテイクバックが完了。

これはスピンをかけるかけないの問題ではなく、運動連鎖の問題になってくると思いますが、ひじ先行で引くことで面は下を向いてくれます。

ひじ先行でないと、テイクバックをどうする改善の問題なるので、ひじから引くことは当たり前にしてほしいです。

こちらのフォアハンドは骨盤をセットするだけのテイクバックでOKです。も参考にしてください。

3.ひじは体から少し遠いいところに準備する

ひじが体に近い位置にあると、なかなか面は下に向きません。

それでもスイングすることはできますが、今回は面を伏せやすくする方法というのがポイントなので、この説明は必須になります。

ひじを遠い位置にすることで脱力していれば、自然とラケットの重さで面は下を向いてくるとはずです。

素振りからでいいので、まずは脱力してテイクバックしてみてください。

フォアハンドのテイクバックでは面を伏せましょう

フォアハンドのテイクバックでは面を伏せるについて解説してきました。

スピンを使っても使わなくても、このテイクバックしとけばスピンをかける準備はできているので、面は伏せるようにテイクバックするのがおすすめです。

テニス雑誌に載っている、プロの連続写真をみるとわかりやすいかもしれませんね。

あとは力まないことも大切なので、そこも意識してやっていただけたらと思います。

また、フォアハンドのコツについては、フォアハンドの打ち方を超わかりやすく解説!【初心者もOK】で解説しています。

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ぼぶ
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こんにちは、ぼぶです。
テニス歴は13年です。
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最高成績は学生の頃、関東大会本戦選手に勝ったことです。市民大会ではオープンクラス優勝経験あり。
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