基本的な体力トレーニングとしてランニングをやりますよね。
もっと他にテニスに特化した心肺機能向上のメニューがあるのに、なぜランニングを毎日コツコツやる必要があるのか?
疑問に思う方は多いと思うので、ここで解説していきます。
ランニングをしても強くはならない
ランニングの動作の中にはテニスの動作がない
ランニングの動作の中にはテニスに使える動作はありません。そのため、いくらランニングをしたからと言って技術的にうまくなるわけではないのです。
強いて言うなら、右腕を出した時に左手を出すという、どんな動きにもある簡単な動作くらいですかね。
効率よくテニスがうまくなるようにとランニングしているなら、少しトレーニングとして間違えてるので変更しましょう。
やるならもっと瞬発的なことを繰り返しやるトレーニングがおすすめです。
心肺機能の使い方もテニスとは全く違う
ランニングは少しの体力を継続して使うため、心配には常に同じ負荷がかかり続けています。
テニスは瞬発的なダッシュを繰り返し行うため、ランニングとはまるで違った体力の使い方をします。
そのためランニングをしても体力が持つようになるだけ、テニスをすれば疲労度は軽減されるものの疲れはいつも通り感じるでしょう。
もしテニスで疲れないための心肺機能を作ることを目標にするなら、10秒程度の高負荷と20秒の休憩を繰り返して行う方がずっと効率的になります。
[cc id=2483 title=”広告レク 記事中”]ランニングは間接的なメリットがたくさんある
テニスの動作には何の関係もないランニングですが、間接的にたくさんのメリットがあります。
メリットを知ればランニングをしようと思えるはず。
体幹を持続して鍛えられる
体幹に力を入れて生活するのって難しいですよね。気づくと猫背になってることは多いです。
体幹トレーニングもそんなに長い時間トレーニングすることはできないですよね。
ランニングなら姿勢よく走っていればその間は体幹に力が入ってるから、30分~1時間はトレーニングされてるってことです。
それに体幹に力を入れながらの動作は難しいですが、ランニング中は体幹に力が入りながら手足を動かしているわけですから、これもなかなかの注目ポイントです。
地面を蹴る衝撃に強くなる
足の裏を鍛えるって意外にも盲点ですよね。
足を鍛えるのはすごく大切で、しかも2つの方向から鍛える必要があります。
- 筋肉の伸縮を強化する
- 衝撃に耐える力をつける
テニスはダッシュ&ストップを繰り返すから足の裏の伸縮は激しくなるため、筋力自体を鍛えることが大切です。
そしてもう1つの大事なのは、強く走って止まることで足の裏への衝撃は強くなるんですよね。
ハードコートでプレーをすると衝撃の強さを理解しやすいと思いますが、他のコートも例外ではなく衝撃はかなりあります。
これが足底筋膜炎とかにもつながっているんですよね。
衝撃に強くなれば試合の後半でもキック力が保たれるため、走るスピード、ストロークの精度は落ちません。
練習メニューを最後までしっかりこなすことができる
これ結構重要なポイントで、練習ってだいたい2時間くらいやると思うんですけど、追い込み系の時には最後の方はフォームはバラバラ、足は動かないといったことになりますよね。
練習時間があるのに非常にもったいない。
とくにサーブ練習は練習の最後の方にやるパターンが多いと思いますが、1番体力が使うサーブの時にゼーゼーしてたら練習になりません。
ランニングをしとけば基礎て体力はつくため、疲れても足は動くようになります。
今までと同じ練習メニューだとしても、自分がしっかり動くことができれば内容は濃くなるので、そのためにランニングを行うのもありです。
トレーニングとしては続きやすい
そしてトレーニングで最も重要なのが継続すること。
ランニングは比較的負荷の少ないトレーニングになるため、継続しやすいといったメリットがあります。
スポーツをしている人もしていない人も外で走ってるのを見かけるのでその証拠ですね。
ペース配分とかを気にする方もいると思いますが、どのペースでもOKで無理なく続けられるのがベストです。
テニスはタイムを競うスポーツじゃないから、ランニングの時は気にしなくていいです。
もしスピードを磨きたいなら10m走とかを別メニューでこなしましょう。
自主練としてなら取り入れるべき
自主練で何をやろうか迷っている際には、ぜひランニングを取り入れてください。
部活とかサークルの場合は、ランニングではなくテニスのためにラインタッチなどの短距離走をメインにやりましょう。
ダッシュとかは速い方がいいため、競う相手がいた方が効率よくモチベーションも高くなります。
ランニングは自分のペースでやればいいから、1人の時こそ最適なトレーニングとなります。
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