どんなことでも思い込みによって、いい結果になったり悪い結果になったりすると思います。
苦手だなと思うと、やっぱりうまくいかないことのほうが多いのではないですか?
今回は心理面がもたらす効果について紹介したいと思います。
ピグマリオン効果
あなたはピグマリオン効果って言葉を聞いたことはありますか?
ピグマリオン効果とは心理学の言葉で、別名、教師期待効果、ローゼンタル効果などと呼ばれることもあります。
さて、これが心理的にどんな効果が得られるのかというと、教師の期待で生徒の成績が変わってくるというものです。
人間は自分に期待された通りの結果を出すことができるのです。人生においても同じで、人間本気でやろうと思ったことなんでもできてしまうんですね。
面白い実験と結果
ある実験では、テストを行い、成績のいいクラスと悪いクラスでわけました。
成績のいいクラスには「出来の悪いクラス」、悪いクラスには「出来のいいクラス」と、それぞれに反対のことを伝え、授業をします。
生徒に嘘をついて実験したということです。
その結果は、
成績がよかったクラスはテストの出来が悪く、成績の悪かったクラスはテストの出来がよくなりました。
この結果から、先生の思い込みからくる期待値と非期待値は、生徒の成績に影響するものだということがわかりました。
人間は期待されると、その通りの結果になることが証明されたということです。
子供が親に褒められることで、どんどん成長していくのも、きっと同じように期待されていることを感じているからなのでしょう。
[cc id=2483 title=”広告レク 記事中”]テニスにも活用できる
テニスにおいても、自分自信に期待したり、励ますことによって、メンタルへの効果が十分に期待できます。
目標に向けて行動し、少しでもいい点があったら、自分を褒めてあげることです。
苦手なショットが1回でもよかったら、「ナイスショット!自分は絶対に打てるようにる!」と、そんなふうに思うことが大切です。
うまくいってない時は、ネガティブに思わず、うまくいくまでやれば絶対にできるはずです。うまくできた時にどんな行動をとるかで結果が変わってくるということなんですね。
ネガティブになったところで、結果は悪くなるばかりで、前に進むことができません。
自分の期待値を大きくする
自分に期待できるようになると、パフォーマンスが向上します。逆に、期待しなければ下がります。
プレーの質を上げたければ、とにかく期待することが必要です。
しかし、自分に期待するのは簡単なことではありません。テニスだったら、行動と努力で期待できるか変わってきます。
期待するとはいえ、それだけの努力とかをしていないと納得できず、心から思い込むのは難しいでしょう。
まとめ
メンタルの部分を変えたい人は次の記事をおすすめします。
人間は期待されるほど大きな結果を生み出せることはわかっていただけましたね?
努力というのは、簡単に言えることではないことは心でわかっています。
まずは、小さなことから前向きに「自分にはできる!」と言い聞かせることが大切だということを覚えておきましょう。
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