インパクトへの理解でショットの精度は上がる!詳しい説明と正確にインパクトできるコツ

あなたはインパクトについて、詳しく知ろうとしていますか?

インパクトはボールの回転や飛びなど、すべてを決めるといってもいいくらい大事です。

ストロークからボレー、サーブ、またはフォアハンドからバックハンドまで、すべてのショットでインパクトには大切な意味があります。

今回は、ショットの質ち関係のあるインパクトについて紹介したいと思います。

目次

インパクトまでしっかりボールを見よう

インパクトの瞬間は見えない!?

「打つ瞬間にボールを見ることが大切」と言いたいですが、インパクトの瞬間を見ることは不可能です。

人間の動体視力には限界があり、見てから行動起こすまでに、優れている人でも0.2秒かかると言われています。

それに対してインパクトしている時間は0.005秒

そう考えると、インパクトの瞬間を目で追うことが不可能と言うことがわかります。

しかし、インパクトの瞬間は見えなくてもボールをしっかり追うことは大切です。

よく飛んできたボールに対して、速いわけでもないのに、手元で早くなったと感じることがあると思いますが、それは遠くにある間前後の動きに見えるのでボールの変化が少なく遅く感じるんですね。

そんな遅く感じるボールが、近くまで来ると前後の動きから横の動きに変わるので、急に速くなったと感じます。

初心者やブランクがある人が振り遅れてしまうのには、こういった原因があります。

インパクトの瞬間を見るのが不可能でもプロの選手はしっかり見ています。

打つたびに、インパクトを見る意識を持つことで、少しずつ見えてくるのかもしれません。

目のトレーニングについては「たった10分でテニスがうまくなる!?ヒントは目にあった」をご覧ください。

打つ瞬間もボールを凝視する

先程の説明で、インパクトの瞬間を見る事は不可能と言いましたが。見ると言う意識を持つことは大切です。

最後までボールを見ることで顔がしっかりと残り、体の開きを抑えるなど、正しいフォームになります

人間の首の神経は、全身とつながっているので、首の筋肉が動けば他の筋肉も動くようになっているんですね。

なので、頭が動いてしまうと他の筋肉もスイングに集中できなくなってしまいます。

頭が動かなければ、ボールをしっかり見ることができ、インパクトの精度が高くなります。

また、筋肉も打つことに集中できるので、コントロールの精度も上がります。

インパクトの一瞬でこんなことが起きています。

これだけボールをつぶすことができれば、コントロール抜群のショットが打てます。

ボールが離れる時のラケット面の向きで、飛ぶ方向が決まるのも納得できます。

正確にインパクトするためにできる4つのポイント

ラケット面は地面に対して垂直

ボールを正確にインパクトするには、ラケット面を地面に対して垂直にすることが大切です。

そうすれば来たボールに対して、面が広い状態で迎えることができるからです。

これに対し、面が寝てしまうとボールから見たラケット面の面積が小さく見えるので、正確にインパクトしづらくなります。

なので正確にインパクトしたければ、ラケット面が1番広くなる状態でボールを迎えてあげることが大切です。

ストライクゾーンを長くする

インパクトの時間は0.005秒と短い時間しかありません。

ボールをしっかり見ることができても、インパクト付近では実際に見ることはできないので、感覚次第と言うことになります。

びっくりすることに、この短い時間の中でラケット面とボールが触れている距離は最大で30cmとも言われています。

一瞬の短い時間の中でそんな長い距離接しているなんて意外ですよね!

ということは、インパクト付近の30cmはまっすぐにスイングしたほうが、ボールをコントロールしやすくなります。

さらに、まっすぐスイングすることで、インパクトの精度を高めることができ、狙ったところにまっすぐコントロールしやすくなります。

テイクバックとインパクトで手首の角度は同じ

インパクトが安定していない人は、テイクバックした時の手首の形と、インパクトの手首の形が違うことが原因です。

それでは、インパクトを迎えるまでに形を修正しなくてはいけないので、正しい形を作れない場合があります。

そこで、テイクバックする時にはすでに手首の形をインパクトの時と同じにしましょう。

このようにすると、手首の形をキープした状態でインパクトできるため、正確に安定したインパクトができます。

フォアハンドの手首の使い方については「フォアハンドの手首の正しい使い方についてはこちら」をご覧ください。

ラケット面の真ん中に当てる

正確なインパクトはコントロールの精度を高めるために必要です。

コントロールするためには、ラケット面の真ん中に当てることも大切です。

ラケット面にボールが当たることでガットがたわむのですが、真ん中に当てることで、このたわみが均等になってコントロールしやすくなるんですね。

一方で、真ん中に当たらないと、たわみがバラバラになるので、コントロールしづらく、狙ったところにいかなくなります。

まとめ

正確なインパクトは、コントロールを高めるためには必要なことです。

インパクトの瞬間を見ることはできませんが、最後までしっかり見る意識は大切です。

インパクトでボールの飛びや質が変わるので、打つたびに意識するくらいの気持ちでプレーしましょう。

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ぼぶ
ブロガー
こんにちは、ぼぶです。
テニス歴は13年です。
年間300本のガットを張っています。
最高成績は学生の頃、関東大会本戦選手に勝ったことです。市民大会ではオープンクラス優勝経験あり。
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