ボレーで力負けしないコツとして、ラケットヘッドを立てるというテクニックがありますよね。
あなたはラケットヘッドを立ててボレーしていますか?
そんなラケットヘッドを立てるというテクニックですが、力負けしないだけで実はパワーが出づらかったりするんです。
ラケットヘッドを立てることで、逆にパワーロスになるかもしれないことを知ってもらいたいと思っています。
ラケットヘッドの立てすぎはパワーロスになる
力負けしないボレーのテクニックとして、ラケットヘッドを立てる技術がありますが、たしかにその通りだと思います。
ラケットヘッドを立ててインパクトすれば、ラケットは弾かれにくく、しっかりブロックできている感覚がありますよね。
ですが、力負けしていないだけでボールに対しては、それほど強い力は伝わっていないんです!
力負けしないってことは力は伝わってるんじゃないの?
と思う方がほとんどだと思いますが、力負けしない程度の力が入っているだけで、攻めたりする時にはあまり使えません。
>>ボレーする時に力負けする方へ、インパクト時の体の向きを知ろう
ラケットヘッドを立てると手首に力が入りすぎてしまい、スイングしづらくなります。
力みというのはスイングする上で邪魔になるんですね。肩より高い打点のボレーではとくに。
高い打点でボレーができる時には、やっぱり決めにいくと思うので、力の入りすぎはスイングが難しくなり、パワーロスになってしまいます。
そのため、ラケットヘッドを立てるにも気をつけなければならないってことなんです。
ラケットヘッドを立てる目安としては、手首に力が入りすぎず、伸びすぎない角度ということで、45度を1つの基準にしましょう。
これよりラケットヘッドが立つとパワーロスし、手首が伸びるとパワー負けします。
適度な角度を保つためには、ある程度打点から距離をとって、ゆとりをもつくらい打点を遠くにすることです。
>>ボレーを安定させるラケットワーク!ミスする人とうまい人の違い
まとめ
ラケットヘッドを立てすぎのボレーは、力負けしないけどパワーロスしてしまうでした。
せっかくのチャンスでパワーロスしていたら、決められるもんも決まりませんので、ラケットの角度は腕に対して45度ということだけは覚えておいてください。
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