両手バックハンドの持ち方はどっちを選ぶ?薄いグリップと厚いグリップ

フォアハンドでは握り方に悩むことが多くあると思いますが、バックハンドでどのように決めていますか?

フォアハンドと同じように、握り方によって特徴があります。

今回は、両手バックハンドの持ち方による特徴を紹介したいと思います。

目次

薄いグリップと厚いグリップ

薄いグリップと厚いグリップ

フォアハンドと同じくバックハンドもグリップの握り方には種類があります。

両手でラケットを持ちますが、主に左手の持ち方によってストロークの性質が変わってきます。

あなたはどんな握り方ですか?

薄いグリップと厚いグリップの説明をします。

薄いグリップの特徴

  • 初心者でも打ちやすい
  • 上級者にも選ばれている
  • ラケット面を作りやすい
  • 右手と左手のバランスがいい

初心者から上級者まで使いやすい

薄いグリップはレベルに関係なく、どんなプレーヤーにも使いやすいのが特徴です。

その理由はラケット面の作りやすさにあって、まだ面が安定していない初心者にも優しいから。

また、右手と左手のバランスが取りやすいので、スイングもしやすいんですね。

上級者だったら、スイングのしやすさからスイングスピードを上げることができるといったメリットがあります。

私も両手バックハンドを打ち始めた時から、薄いグリップで握っていますが、スイングがしやすくて気に入っています。

まずは薄いグリップが基本になるので、しっくりきていない人は薄く持って打ってみよう。

>>インパクトを理解してショットの精度を上げよう!!

厚いグリップの特徴

  • スピンをかけやすい
  • 初心者には難しい
  • 左手のフォアハンドに似ている

レベルの高い技術が求められる

厚いグリップで持つメリットはトップスピンをかけやすいこと。

ラケットを上下させやすい厚グリップでは、ラケット面が安定しないので初心者には難しいです。

感覚として左手でフォアハンドを打つイメージなので、薄いグリップよりも筋力が必要です。

よりトップスピンで攻めていきたい人は、厚いグリップがおすすめ。

>>両手バックハンドでスピンを打ってナダルのような展開に!

[cc id=2483 title=”広告 記事中”]

薄いグリップの打ち方

ゴルフのような振り子をイメージ

薄いグリップだと下から上に振り上げるスイングではなく、前に押し出すようにします。

両手の力のバランスがよくなり、どちらの腕も窮屈になりません。

そこで、お手本にしたいのがゴルフのようなスイング。

両腕の形をキープしてシンクロさせてまっすぐボールを打ちます。

薄いグリップの打ち方の基本となるスイングなので覚えておきましょう。

ゴルフみたいな振り子スイング

シンクロさせる感覚の覚え方

薄いグリップの基本は両腕をシンクロさせてスイングすること。

しかし、このシンクロがわからない人も少なくありません。

私も悪いクセがついたりして基本であるシンクロスイングができていない時はいいストロークが打てません。

では、シンクロスイングを身につけるための簡単な方法を説明します。

基本の動かし方

ラケットを持たずに両手を前に出して手のひらを合わせてください。

そのまま左右に体を回すだけで腕がシンクロしているのがわかります。

メディシンボールを投げる

ドッヂボールの重いバージョンだと思ってください。

これを遠くに投げる練習をします。

重いので、両手がバラバラの動きをしていたり、シンクロしていないと投げることができません。

メディシンボールを投げる動作は薄いグリップのシンクロスイングに似ているので、わからない人でも簡単に感覚を身につけることができます。

後ろから前に体重移動する

シンクロスイングはラケット面が動きづらくなるため、安定感は抜群ですが球威を出すことができません。

そこで大切なのが体重移動を使うこと。

体重移動を使えば、シンクロスイングを崩さずにパワーを出すことができます。

もし体重移動を使わずにパワーを伝えようとすれば、腕の筋肉に頼ってしまいシンクロしません。

ラケット面の安定が持ち味の薄いグリップの長所を消すことになります。

シンクロスイングを崩さないためにも下半身を使いましょう。

厚いグリップの打ち方

体を回転させて打つ

薄いグリップの時みたいにゴルフ打ちじゃダメなの?

って思う人もいるでしょう。

薄いグリップでは、腕の振りと体重移動でパワーを生み出していました。

しかし、厚いグリップではスピンをかけるため、腕の振りが前にでません。

そのため、体を回転させるとこで推進力をあげています。

腕をシンクロさせないから、パワーが伝わりやすく、スピンをかけるために鋭く振っていく必要があるから、厚いグリップでは回転運動を使います。

回転運動を高める方法

1.テイクバックで重心を後ろ足に股関節を入れる

2.後ろ足に重心を残したまま下半身→上半身の順番にひねってスイング

この2つができれば、ひねる力を最大限に伝えることができて、力の入りにくいバックハンドでも鋭く回転して打つことができます。

>>軸を使った両手バックハンドストローク

ワイパースイングでスピンを強調

厚いグリップで前にスイングしようとすると、窮屈に感じませんか?

厚いグリップはトップスピンに適した持ち方なので、前に出していくスイングだとラケットヘッドが立たないので鋭くスイングできません。

ラケットヘッドを立てるにはワイパースイングをすること。

インパクト後にワイパースイングをすることで、振り抜きがスムーズになりスイングが加速します。

さらにグリップエンドからスイングを始めれば、ワイパースイングを導きやすくなるので、もっと加速します。

>>ワイパースイングとは?相手のバックを狙うときにおすすめ

まとめ

薄いグリップと厚いグリップには適した打ち方があり、それぞれに違ったメリットがあります。

あなたはどっちのグリップにしますか?

自分のプレースタイルに合わせた自分だけの握り方を見つけましょう。

[keni-linkcard url=”https://tennis-bob.com/backhand-utikata/”]

▼テニスラケットのおすすめ記事一覧

▼ラケットに迷ったら参考にしてみて!
【2024年最新が選べる】おすすめのテニスラケット10選

▼YouTubeをチャンネル登録で応援してね!
🎾ぼぶのテニスTV






ぼぶ
ブロガー
こんにちは、ぼぶです。
テニス歴は13年です。
年間300本のガットを張っています。
最高成績は学生の頃、関東大会本戦選手に勝ったことです。市民大会ではオープンクラス優勝経験あり。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次