
ソフトテニス経験者というと、すでにテニスは経験されていて、テニスの初心者ではありません。
そこで、硬式テニスを始めるにあたって、気をつけてほしいことを紹介したいと思います。
ラケットの選び方
フレーム厚が少し薄めのモデルを選ぼう
フレーム厚は通常22mmが標準な厚みです。
初心者だったら、24mm以上の厚めのラケットがおすすめですが、ソフトテニスを経験していると、スイングがしっかりしているので、飛びすぎてしまいます。
プレーヤーの好みによっても、違和感がでることもありますが、最初は22mmとか、21mmから選ぶと違和感なくプレーできるでしょう。
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少し小さい面で軽めを選ぼう
ソフトテニスのラケットは硬式のラケットで言ったら、かなり面が小さいです。100インチが標準なので、100インチか少し小さめのサイズがいいですね。
重さも300gが標準なので、300gから少し軽いモデルを選ぶと似た感覚でスイングできます。
最近では、軽量化とパワーがラケットの特徴となっているので、該当するモデルも多く、好きなものが見つかるはずです。
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グリップサイズ
グリップは2か3を選びましょう。
1があるモデルもありますが、ボールが重いので、細いと力負けします。手の大きさにもよりますが2か3をおすすめします。
これからラケットを買う人は、知らなきゃヤバい!実はグリップの太さが上達に関わっていた!?を参考にしてください。
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ストリング
ソフトテニスを経験していると、ハードヒッターになることが多いので、ポリを使いたくなると思いますが、最初はナイロンにして、テンションも50pから始めましょう。
違和感があるようなら、そこから少しずつ調整していってください。よりショップに通うと思うので、店員さんと仲良くなっておくと、いろいろ情報交換できたりしますよ♪
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プレーの仕方
ソフトテニスを経験しているとスイングもある程度できているので、少し変えるだけで上手くなります。
また、ソフトテニスで覚えた技術も十分使えるので、応用しましょう。
フォアハンド
大きく違う点は2つあります。
- 下からラケットを引かない
- フォロースルーで首に巻かない
ソフトテニス経験者が硬式テニスをすると、フラットでボールが飛びすぎてしまうことが多いです。
まずは上からラケットを引いて、フォロースルーで体に巻きつける8の字を描くようにスイングするのが硬式テニスの基本です。
ソフトテニスを経験して、力強く打つことはできるので、そのままスピンをかけましょう。
ボールの飛びすぎを抑えることができて安定すると思います。
またソフトテニスのスイングでやると、シュート回転になりやすいのも注意が必要です。
下記の動画で解説しているので参考にしてください。
フォアハンドは、フォアハンドの打ち方を超わかりやすく解説!【初心者もOK】で解説しています。
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片手バックハンド
ソフトテニスから、そのまま片手で打つ人もいます。
大きく違う点は2つあります。
- 手の甲側で打つ
- 体全体をコンパクトに打つ
ソフトテニスでは、手のひら側を相手に向けて打つのが、普通だったと思いますが、硬式テニスでは、手の甲側で打ちます。
ソフトテニスでは、ボールが柔らかいので、引っぱたくように打つと潰れますが、硬式テニスのボールは同じように打つと、潰れずにコントロールが難しくなります。
コントロールが難しいので、丁寧にコンパクトに打つことが大切です。ボールが重い分、体全体を使って、力負けしないようにしましょう。
力負けしない方法は、片手バックハンドでも両手に対抗できる方法を解説!で解説しています。
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両手バックハンド
ソフトテニスにはない両手で打つショットです。硬式テニスと言ったら、両手と思う人もいるでしょう。
両手で打つポイントは2つあります。
- 体を回して打つ
- 大きくスイングする
ソフトテニスでは、片手で打っていたので、体を回して打つのが難しいと思いますが、パワーを出すためには必要な動作です。
両手で打つと、思っているより力が入りにくくなるので、ボールが飛ばないと思います。
本来ならコンパクトなスイングで打つのがベストですが、最初は力を伝えるために、大きくスイングしてボールを飛ばす感覚を覚えましょう。
両手バックのコツは、バックハンドの打ち方をわかりやすく解説【両手がおすすめ】で解説しています。
ボレー
ソフトテニスではどこに来ても、すべて同じ面で打っていたボレーですが、硬式テニスではフォアとバックで使う面が違います。
大きく違う点は2つあります。
- スイングをしない
- 足を使ってパワーを出す
ソフトテニスと違う部分は、ボールが硬いので、飛びすぎてしまうことです。そのため、スイングをしないのが基本です。
じゃあどのようにパワーを出していくのか?
と思う人もいますよね。
足を使ってパワーを出します。ラケットをセットしたら、足の踏み込みでボールに当てていくイメージです。
まず持ち方が違うのが1番びっくりするところですね。
ボレーボレーをゆっくりして、面の向きや飛ぶ方向を確認しながらやると上達も早くなります。
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サーブ
ソフトテニスでは、レシーブをキープするのに対して、硬式テニスでは、サービスキープが基本です。
大きく違う点は3つあります。
- 持ち方
- 打ち方
- 回転のかけ方
最初は違和感しかないと思いますが、サーブの持ち方は薄くしましょう。薄く持つことで、さまざまな球種のサーブを打つことができます。
ソフトテニスのように厚く握ると、ほとんどフラット以外を打つことはできません。
薄くすると、強く打てないと思うかもしれませんが、慣れてくると強く、速いボールが打てます。
ボールを打つ瞬間にラケット面を返すように打ちます。慣れるまではコントロールが難しいですが、慣れてくると、さまざまな回転をかけられます。
回転をかけかたは、スイング方向で決まります。ラケットを出していくとその方向に回転がかかります。
回転をかけるときは、よりしっかりとスイングすることが大切ですね。
サーブのコツに関しては、サーブの打ち方をわかりやすく解説【身長が低くてもOK】で解説しています。
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ポーチのやり方
ソフトテニスでは、ポジションが前になっているため、ロブには弱いが攻撃的なポジションだと言えます。
相手にとってはプレッシャーになるので、そのポジションのまま攻撃的なダブルスをしましょう。
ソフトテニスの積極的なポジションは、かなり役立つはずです。
ポーチはこちらダブルスに必須なポーチボレーを成功させるための方法!を参考にしてください。
ライジングで攻めよう
ソフトテニスではライジングで打つことが多いので、その感覚を最大限いかしましょう。
ダブルスではストローク力で押し込むことができるので、ポイントを取る形を作れます。
前衛にとってはポーチに出やすくなるので、攻撃力の高いダブルスになりそうですね。
ライジングのコツは、フォアハンドのライジングの打ち方!簡単に打つコツがあったを参考にしてください。
どんどん回りこもう
ソフトテニスでは、回り込んで打つことが多いが、これは硬式テニスでもかなりの強みです。
フォアに回り込むことで相手にプレッシャーを与えられるので、ソフトテニスで身につけたフットワークをいかしましょう。
回り込みは、フォアハンドの回り込み逆クロスを使う理由と打ち方!を参考にしてください。
まとめ
以上がソフトテニス経験者が硬式テニスに切り替えるにあたってできることです。
ソフトテニスと硬式テニスはまったく違うスポーツ。
しかし、ソフトテニスも経験をそのまま生かせるものも多くあります。
ソフトテニス経験者でも十分に始めることができるので、ぜひ参考にしてみてください。
まずはフォアハンドからの習得をおすすめします↓
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